普通車並みと評された軽自動車 - ライフ

マイカー

普通車並みと評された軽自動車

満賀
ホンダ / ライフ
Fターボ(AT_0.66) (2005年)
- レビュー日：2025年1月12日
- 乗車人数：１人
- 使用目的：通勤通学

おすすめ度： 4

デザイン：4
走行性能：4
乗り心地：3
積載性：2
燃費：4
価格：無

満足している点: 全体的にどっしり感、しっかり感があって街乗りから高速道路まで普通にこなせる感じ。
良くも悪くも「普通」で突出した部分はないけど軽自動車で懸念されるような不安定感もないと思います。

純正状態ではそうでもないけど下記の「三種の神器」でコーナリングのフィーリングが激変して気持ち良くなりました。

・アンダーブレース（タナベ）
イチオシ。
ズリズリ外に開いていくアンダー感がなくなりクルッと回るようになります。

・リアピラーバー（ラルグス）
好みは分かれるかもしれないパーツ。
アンダーブレースによるクルッと感はやや弱くなる反面、オン・ザ・レール的安定感が出ます。
また曲がり終わりでハンドル戻した時のリアの収まりが良くなります。
凸凹した路面で体が左右に揺すられる感がなくなるのも良い。

・ローファースポーツキット（KYB）
ショートダンパーとローダウンスプリングのセット。
ライフは純正の乗り心地がゴツゴツしているのでこれに変えても乗り心地に大差は出ません。
純正からユラユラ感をなくしたような締まった感じになります。

・ゼスト（スポーツ？）用スタビライザー（ホンダ純正）
ゼスト用だったかゼストスポーツ用だったか忘れたけど大昔から定番らしい純正流用チューン。
効果のほどはよくわかりませんがコーナリングにどっしり感が出るという評判。

上記全部実施して10万円くらいでしょうか。
それで普通に走ってて気持ち良い感じになりましたのでコスパ良いと思います。

エンジン音が心地良いのも好きだったポイント。
3気筒ですが振動も不快な感じではなくむしろ元気の良さを感じられるエンジンでしたね。
サウンドは軽やかでスポーティな感じ。
高速道路でも煩くなく会話やラジオの聞き取りに支障はなかったです。

ロードノイズやエアコンの送風音もそこそこ抑えられているんじゃないでしょうか。
今乗っている車よりだいぶマシだった気が。

内装の質感も悪くないと思います。
ドアトリムにフェルトが貼られてたりするし。
手に触れて操作する部分もそれなりにしっかりしてる感があります。
今乗っている車は百均の商品みたいな感触ですが。
不満な点: エンジンが非力というかトルク感がないというか。
端的に言えば上り坂に弱い。
総評: デビューは2003年。
軽自動車の作り方を知らないホンダは軽自動車をサイズの小さい普通車として作っていたという話があります。
昔のホンダは普通車でも紙とか飴で出来ているなんて言われていたようですが。
そんなホンダが一念発起してボディ剛性に力を入れるようになり、普通車が普通車並みになると共に軽自動車も普通車並みになった。
そんな車。

デザイン: 4; 外装はあまり世のトレンドとか気にしてないような感じで独特なものがあるんじゃないでしょうか。
デビュー当時は「可愛すぎて男は恥ずかしくて乗れない」なんて評もあったようです。
今はおっさんしか乗ってない気もします。
ドラえもんの秘密道具である「ゴルゴンの首」に似てるような気もしていたけどそんなことはなかった。
走行性能: 4; コーナリングは安定していて良いと思います。
パワー感はあまりない。
ターボでもアクセル踏み始めから「グイッ」とくる感じではない。
良く言えば自然なフィーリング。
上り坂に弱い。
コーナリングは良い。
乗り心地: 3; 硬めでゴツゴツします。
個人的にはフワフワより好もしいですけども。
積載性: 2; 後部座席をダイブダウンさせればそれなりに広い荷室スペースにはなります。
ただそのためには前席をだいぶ前に出さなければならないので窮屈になります。
どうしても必要な時だけ使う機能。
燃費: 4; 止まらずに走ればかなり燃費が伸びます。
まあどんな車もそうか。
軽自動車は高速道路で燃費が伸びないと言われますがライフは燃費伸びます。
故障経験: オートエアコンの吹き出し口切り替えが壊れた。