現在のコンパクトカーではベストデザイン - ノート e-POWER

家族所有

現在のコンパクトカーではベストデザイン

Kazn
日産 / ノート e-POWER
X(1.2) (2023年)
- レビュー日：2024年2月24日
- 乗車人数：５人
- 使用目的：レジャー

おすすめ度： 4

デザイン：5
走行性能：5
乗り心地：4
積載性：4
燃費：4
価格：4

満足している点: デザインが一番のお気に入りです。
E-powerの燃費もまずまず👌。
不満な点: ・もう少し安ければ・・・
・E-powerでラフに運転しても燃費がそこそこなのは良いのですが、意図しない時にエンジンがかかるのは慣れません。特に徐行とか低速での定速走行中とかで、突然のエンジン音はちょっと驚きます。
・プロパイロットはもう少し熟成が必要かな。
後日気がつきましたが、雨の日にwarningが点灯します。カメラでの制御がフロントウィンドウの雨粒で不安定になる為と思われますが、これはちょっといただけませんね。
・電子ミラーは、昼間はいいですが、夜はカメラ性能が低くてダメダメです。後続車のライトが映ると全体が白くなってほとんど見えません。中華製の1万円くらいのドライブレコーダー機能付きの電子ミラーの方がよほどよく見えます。
総評: 現行コンパクトカーの中では推しですね。　でも価格が高い。

デザイン: 5; 寄木細工風の前期フロントデザインが良いです。
後期も実物はそれほど悪くは無いのでしょうが、写真映りは今ひとつに感じました。
走行性能: 5; 基本の走行性能に不満はないです。
1ペダル走行も、トヨタのPDAに慣れているのでその感覚と一緒で、特に違和感無く便利に使えます。
問題はプロパイロットですね。　停車までのブレーキングが滑らかでなく、2回ほど息継ぎがある感じです。また、最後の停止に至るブレーキが少しカックンブレーキになります。　車線の認識も10秒くらいかかりますし、消えかけの車線表示は認識してくれません。
この辺りはトヨタが一枚上手で、ブレーキングも自然ですし、車線も1秒くらいで認識、消えかけ車線表示にも、車線表示のない路肩にも反応します。
まあ、一般道で使わない限りは、高速道路では差はないのでしょうね。
ただ、雨の日にwarningが点灯して、安心して使えないのはダメですね。カメラだけの制御で頑張っているエンジニアには拍手ですが、ユーザーとしては、雨の日にも安心して使いたいところです。
乗り心地: 4; コンパクトカーとしては良いのではないでしょうか。
積載性: 4; ゴルフバッグが横に積めないのは残念ですが、このクラスとしては仕方ないですね。
燃費: 4; シリーズハイブリッドのE-powerとトヨタのパラレルハイブリッドを比べると、普通に運転するとE-powerの方が燃費が良いでしょうね。一方で、頑張って頑張って運転するとトヨタハイブリッドは驚異的な燃費が出ます(かなりの忍耐力と微妙なアクセルワークが必須。)省エネ運転マニアとしては、トヨタハイブリッドのエンジンのかかるタイミングがある程度コントロールできる方が好きなのですが、E-powerの、いつエンジンがかかるか気にせずともそこそこの燃費が出る、という方が万人向きですね。
価格: 4; プロパイロットのオプションパックを付けると、とにかく高いです。300万円有れば、シエンタハイブリッド最上位も買えてしまう。