初めてのクルマ購入 何をすればいいか?

2019年6月10日

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クルマを初めて購入するというのはものすごく大きなイベントです。購入する時期や価格、新車なのか中古車なのか? によっていろいろ変わりますが、それでもやっぱり大きな出来事です。たとえば軽自動車であっても三ケタ万円の支払いが必要ですので、生まれて初めての大きな買い物となる人も多いことでしょう。

まずは印鑑登録をしないといけないんです

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軽自動車以外のクルマを購入して自分の名義にするときは「実印」が必要です。「実印」というのは市区町村長に届け出てある印鑑のことです。実印というと手彫りの立派な印鑑でサイズも大きめ、ケースや袋も立派なものでないとダメだと思っている人がいますが、スタンプ式の印鑑(いわゆるシャチハタ)でなければ100円ショップのものでも大丈夫です。しかし、どこでも手に入る印鑑はあまりに危険。三文判でもいいので、手彫りのものにしましょう。

立派な印鑑を持っていてもそれが登録されていないと役に立ちません。登録は市区町村役場で行います。登録するとカードが発行されますので、そのカードを使って印鑑証明を発行します。実印は印鑑証明とともに提出して始めて実印としての効力を発揮します。保管時は実印とカードを同じ場所に保管しないこと、余分な印鑑証明を発行し、それを自宅に保管したりしないなど、取り扱いには細心の注意が必要です。でも、実印を作ると、「さあ、クルマ買うぞ!」という気持ちが高まります。

乗り回そう 飾ったクルマを見るのは年寄りでもできる

小学校高学年から中学生にかけてスーパーカーブームにどっぷりと浸った筆者は、最初に買う予定だったクルマはランボルギーニ・カウンタックだったのですが、ちょっと(どころではありませんが)無理だったので、いろいろと悩むことになりました。クルマは買ったあとにもお金がかかるものです。

これからクルマを買う方にはぜひ、乗るためにクルマを買ってもらいたいのです。ですから、背伸びして維持費のかかるクルマを買うよりは、現実を見つめて維持費があまり負担にならないクルマを選んでほしいのです。ガレージに飾ったクルマを見ることは年寄りになってからでもできます。若いうちはとにかく乗り回すことが、クルマを楽しむことで大切なことなのです。

初めてのクルマ選びは消去法がおすすめ

最初のクルマはおそらく何であっても楽しいです。生まれて初めて自分のものになるクルマなのですから、そりゃあそれだけで楽しいものです。でも、どうせなら、自分のほしい理想のクルマに近づけたいものです。そこで、やって欲しいのがリストを作って○×をつけることです。つまり消去法です。セダン、5ドア、ミニバン、SUV……というように並べて、それを○×でチェック。×がついたクルマは考えないというやり方です。

たとえば、新車だけを考えるとスポーツカーはあまりありませんが、中古車や輸入車を含めるとかなりの数が存在します。そうした中で絞り込んでいくにはこうした方法がもっとも簡単で、確実にクルマを絞れます。

その中には税金や燃費などの項目も入れて下さい。そして、消耗品などの価格も含めます。タイヤは大きく、扁平率が低いほど高いものとなります。だいたいの整備費用なども、車種ごとにネットで調べられます。そうして無理のない予算のクルマを選ぶことで、クルマを実際に乗って楽しむことができるでしょう。


(諸星陽一)

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