【新しいドライブの形】フェリーで広がる旅のバリエーション

2019年8月28日

フェリーに乗り込む

クルマでのドライブ旅行は楽しいものですが、そこにカーフェリーをプラスすることでバリエーションはグッと広がります。しかし意外とフェリーを使ったことがない人は多く、どうやって使うかを知らない人も多いようです。今回はフェリーに関する初歩の初歩のお話です。

カーフェリーの料金は?

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一般的にカーフェリーはクルマ1台と旅客1名の基本料金となります。もちろんクルマなしで乗船する事もできますし、料金を追加することで複数名での乗船も可能です。クルマはサイズによって料金が異なります。多くの場合、乗船手続きを行う際には車検証を確認して料金が請求されますので、車検証を持って窓口に行くようにしましょう。

基本的には予約をした方がいいですが、近距離フェリーの場合は予約ができないこともあります。インターネット予約割引き、学割、JAF割引きなどさまざまな割引制度がありますので、それらを上手に使うことで費用を抑えることができます。

上手な使い方は?

船旅そのものを楽しみたいのであれば、昼間に航海するフェリーをチョイスするのがオススメです。デッキで海を見るだけでもその眺望にはビックリすることでしょう。
フェリーの設備として映画館やライブ施設が備えられていることもあるので、そうした施設を楽しむのもフェリーの旅のひとつの楽しみ方です。

また、効率よくフェリーを使いたいという人もいることでしょう。そうした方は夜行フェリーを使用すると効率アップします。たとえば、仙台→苫小牧のフェリーは19時40分発、翌日11時着ですからホテルで1泊しているうちに北海道に着く感覚です。苫小牧→仙台も19時発、翌10時着なのでやはり同じ感覚です。

フェリーで快適に過ごすコツは?

通常フェリーに乗船した場合の部屋は、カーペット敷きや和室などでのいわゆるザコ寝の部屋が一般的です。少し料金をプラスして、カプセルホテルのような部屋やマットなどが敷かれて個人の寝る場所が確保されている部屋などにアップグレードすれば、より快適でしょう。一人の時はなんとなく不安なのでアップグレードするのもいいですが、逆に数人いるときはザコ寝部屋でも意外と平気だったりします。もちろん、ちょっと贅沢して個室を選択するのも決して悪くないことです。

私はフェリーに乗ったらまず第一にやることを決めています。それは、お風呂に入ることです。長距離フェリーの場合、風呂付きは珍しくはありません。もちろん、風呂付きの個室を使うなら好きなタイミングで入ればいいのですが、展望風呂などの大きな風呂に入る時は、一番風呂に入ります。お湯がキレイなので快適な入浴ができます。

また、風呂場はもちろんですが、さまざまなタイミングでほかの乗船客と話しをするようにしています。ここで得られる情報はビックリするくらいに役に立ちます。とくに長距離トラックの運転手さんなどからは、レアなお店情報や道路状況などのすぐに役立つ情報が手に入る傾向があります。こういった点もフェリーならではの楽しみ方と言えるでしょう。


(諸星陽一)

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