今年のGWは10連休 ロングドライブの簡単メンテ

2019年4月17日

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かつてないほど長いゴールデンウィークが訪れようとしている今年。この休みを使ってロングドライブを予定している人もきっといることでしょう。今のクルマはなかなかトラブルがないといわれますが、それでもキッチリメンテしておきたい項目はあるものです。

トラブルが起きやすいのはタイヤと液体 そしてバッテリー

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まずは基本中の基本のメンテだけはしておきましょう。まず第一にチェックしておきたいのがタイヤです。タイヤのトラブルは大きな事故などに通じることがありますから、しっかりとみておきたいのです。一般的にタイヤはスリップサインが出るまで使えると思われがちですが、それはかなり危険な状態です。新品タイヤの溝の深さは約8mmで、それが半分の4mmくらいになったらもう限界と考えたほうがいいでしょう。スリップサインが現れるのは残り1.6mmです。

エンジンオイルやミッションオイル、パワステオイルなどは量を気にしましょう。見た目で質をチェックするのはまず無理です。状態のいいオイルでも規定量より少ないのは明らかにトラブルの元です。まずは量ですからこれを基本にして下さい。また、冷却水やウォッシャー液などの液体関係もチェックしておきましょう。

トラブルの多いバッテリー

JAFロードサービスの出動件数がもっとも多いのがバッテリートラブルだと言われています。その原因はライトの消し忘れだと言います。どんなに元気なバッテリーでも一晩もライトを消し忘れてしまったら、もう限界でしょう。とはいえやっぱりバッテリーはきちんとメンテしておきたいものです。まずチェックしたいのがバッテリー液はちゃんと入っているか? です。これはバッテリーを見ながらちょっとクルマを揺らしたりすれば、バッテリー内部の液が波立つのでわかります。バッテリーそのものの劣化は、チェッカーなどが付いているバッテリーなどはそれが目安になります。そうでないバッテリーの場合はなかなか判断が難しいものとなります。バッテリーテスターという計測機もあるのですが、これはバッテリーの販促に使われることも多く、テストにいけばまずは交換しましょうと言われることでしょう。ですので、心配ならば交換してしまった方が賢明です。交換するのはもったいない……というなら、自分で充電するのもひとつの手。また、ジャンピングコードを車載しておくことも大切です。

今の時代ならではのトラブルもある

多くの人が使っているETCですが、カードの使用期限が過ぎていると作動しません。ETCカードは普通のクレジットカードと違ってクルマに入れっぱなしの人も多いので、使用期限に気づいていない人も多いようです。クレジットカードの期限は月末設定なので、有効期限が04/19……つまり2019年4月までの人はとくに注意が必要。往路はETCでいけても復路で使えない、なんてことが起きる可能性があります。

逆にあまりETCを使っていない人も要注意です。ETCは車載器にETCカードを差し込んで使いますが、そこの接点が汚れている場合など読み込み不良が起きます。ETCカードを入れたのに確認音がしない、確認ランプが点かないなどの場合は専用のカードクリーナーを使って清掃するといいでしょう。それでも復活しない場合は、販売店などでの点検をおすすめします。

最後に、スマホは自動的に地図が更新されますが、ナビの場合は地図更新を手動で行う機種もあります。地図は新しいほど抜け道などが使いやすいですし、高速道路の新しいインターチェンジなども反映されています。長距離ドライブに行く前はナビの更新をしておいたほうが何かといいでしょう。


(諸星陽一)

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