初めてのクルマ選びでお勧めしたいモデルはどれ? 週2、3回趣味レベルで使う男性編

2020年8月3日

クルマ 男性 週2、3回

初めてクルマを買うときに何をポイントにすればいいのか? まったくもってわからない人も多いことと思います。そこで、クルマの利用パターン別に、お勧めのクルマや選ぶポイントを紹介していきます。第3回目は週に3回程度クルマを使う男性編です。

独身時代だからこそ2シーターに乗ってみよう

2シーターのスポーツモデルというのはどの世代でも乗れるものではありません。ヨーロッパなどでは、まずはコンパクトモデルに乗り、結婚したら家族で使えるクルマに替え、子供が独り立ちしたら2シーターのスポーツカーに乗るというパターンが多いようです。でも、クルマ選びの自由度が高い、若い独身時代に2シーターに乗っておくというのもいいものです。


クルマ ロードスター

幸い、日本には マツダ ロードスターという素晴らしい2シーターオープンカーが存在しています。新車のロードスターは300万円前後のクルマですから手が出せないと思う方も多いでしょう。それなら中古車です。誕生から30年も経つロードスターには格安モデルも多数存在しています。安いクルマには低年式など、それなりの理由があるものですが、それを十分に理解したうえで、苦労を共にするというのもカーライフの醍醐味のひとつではないでしょうか。

維持費が安い軽自動車でも、人とは違う個性的なモデルを探したい

維持費の安さでいえば軽自動車がダントツですが、その軽自動車にもダイハツ コペンホンダ S660という2シーターオープンが存在します。この2台はそこそこ価格は高いのですが、リセールバリューもあります。また、2シーターやオープンカーではありませんが、本格クロカンモデルの スズキ ジムニーも個性と魅力の詰まった一台でしょう。ただ、ジムニーは2020年6月現在で納車までに1年オーバーというとハードルがあります。

コペン S660




コンパクトさやスポーティな走りを重視するなら スズキ アルトワークスなども見逃せません。 ホンダ N-BOXスラッシュ 三菱eK クロスもアピール度が高いモデルです。

モデルによってはスポーツカーや輸入車も選択肢になる

クルマ好きなら一度はスポーツカーや輸入車に乗ってみたいという気持ちはあるでしょう。国産のスポーツカーで若い世代でどうにか手が届くイメージがあるのが、 トヨタ 86 スバル BRZです。といっても300万円前後のモデルなので安いとはいえません。しかし、中古も視野に入れたりリセールを考えたりすれば、意外に現実的な選択となる可能性はあります。


一方、輸入車は昔は割高というイメージでしたが、今はかなりその傾向が緩和されています。たとえばCセグメント・ハッチバックの VW ゴルフなら261万9000円から、同じカテゴリーの シトロエン C3なら229万円からの価格設定となっていますので、国産車と大きな差はありません。


加えて輸入車はローンで購入する際の金利が非常に低くなっていることがよくあります。昔はキャンペーンなどで低くしていたのですが、最近は年がら年中キャンペーンです。こうした低金利を利用すると、じつは総支払い額は予想外に抑えられることもあります。ただし、新車購入時にはメンテナンスパックなどをプラスしておくことをおすすめします。輸入車は意外なほど部品が高価だったり、維持費にお金がかかったりする場合が多いので、メンテナンスパックが有効な期間だけ乗るような使い方が賢いとされています。

諸星陽一
  • 諸星陽一
  • 日本自動車ジャーナリスト協会(外部リンク)
  • 自動車ジャーナリストとして専門誌やライフ誌での執筆活動をはじめ、安全運転のインストラクターも務める。1992年~99年まで富士スピードウェイにてRX-7のレースに参戦。セルフメンテナンス記事も得意分野。福祉車両の数少ない専門家の一人でもある。

関連するユーザー投稿

乗るに戻る

マイページでカーライフを便利に楽しく!!

ログインするとお気に入りの保存や燃費記録など様々な管理が出来るようになります

まずは会員登録をしてはじめよう

注目タグ

最近見た車

最近見たクルマはありません。

ニュース