果たして現代にスペアタイヤは、必要なのか!?

2020年9月17日

スペアタイヤ 必要? 不要?

最近の新車ではスペアタイヤがどんどん廃止されています。そのことからもわかるように今やもうスペアタイヤをクルマに積むことが義務ではなくなっていることがわかります。では、なぜスペアタイヤはなくなったのでしょうか? そしてスペアタイヤがないクルマでパンクをしたらどうすればいいのでしょうか? 

スペアタイヤはなぜなくなったのか? そしてパンクしたらどうするのか?

クルマの環境問題を語るときに「トランクにある余計な荷物は下ろしましょう」という話がよく出ます。これと同じで、スペアタイヤとそれに伴うジャッキやタイヤレンチなどの工具はまさに「余計な荷物」と見なされるようになったのです。道路の整備が進んだ日本ではパンクはもはや珍しい現象となったというわけです。

スペアタイヤ自体も使われることなく廃棄されることが多く、そうした資源やエネルギーの面でもスペアタイヤをレス化することが望ましいとされる風潮となったのが大きな理由です。ですので、現在は車検時にスペアタイヤが積まれていなくても車検は合格します。

スペアタイヤレスはパンクにどうやって対応するか?

スペアタイヤ

スペアタイヤレスのクルマは一般的な場合は応急パンク修理剤とエアコンプレッサーが積んであり、パンクをした際には応急パンク修理剤を注入後、エアコンプレッサーで空気を充填します。この応急パンク修理剤を使ったタイヤは基本的にはタイヤ交換することになります。また、ランフラットタイヤと呼ばれる空気が抜けても一定の距離を走ることができるタイヤが存在します。ランフラットタイヤも空気が抜けたあとに走行した場合はタイヤ交換が必須となっています。

基本は空気が抜けたままでは走らないこと

普通のタイヤのパンクもランフラットタイヤのパンクも、空気がある程度抜ける前に空気を足しながら走って、ガソリンスタンドやタイヤショップにたどりついて、パンク修理をすればそのタイヤがまだ使える可能性があります。そのためにも、クルマのフィーリングをきちんと感じるスキルが必要です。また、ランフラットタイヤは各輪の空気圧を知らせるセンサーが付いていますので、その情報をもとに空気圧が減ってきたら空気を入れるようにするといいでしょう。

空気圧センサーはランフラット仕様車には装着が義務づけられています。一般タイヤには義務ではありませんが、装着することは可能なので装着するのもいいと思います。空気圧不足がわかりますし、サーキット走行などではタイヤの温まり具合などもチェックすることができます。

応急パンク修理剤が純正で積んであるクルマならエアコンプレッサーも積んであるはずですが、そうでないクルマの場合はコンプレッサーを購入する必要があります。コンパクトカーならコンプレッサーでなくても、手押しの空気入れ(自転車用のやつで補助タンク付きのものがベスト)でも十分に空気は入れられます。

諸星陽一
  • 諸星陽一
  • 日本自動車ジャーナリスト協会(外部リンク)
  • 自動車ジャーナリストとして専門誌やライフ誌での執筆活動をはじめ、安全運転のインストラクターも務める。1992年~99年まで富士スピードウェイにてRX-7のレースに参戦。セルフメンテナンス記事も得意分野。福祉車両の数少ない専門家の一人でもある。

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