クルマを買ったらすぐにでも常備するべき便利グッズをまとめて紹介!

2021年10月28日

便利グッズ

クルマを快適に使うためには、さまざまなグッズ類を上手に利用することが大切です。買ったばかりのクルマというのは意外といろいろなものが足りなかったりするものです。そこで今回はクルマのなかで役立つグッズやアクセサリーを紹介するとともに、使うときの注意点なども伝授します。

ラゲッジルームや室内の荷物整理に便利な収納グッズ

クルマのラゲッジルームはガランとしたスペースで、小物などを入れておくとあちこちに転がって困ることがあります。そんなときはクルマ用の収納ボックスを使うと上手に荷物を整理できます。

ソフトタイプで折りたためるものやハードタイプがありますが、選ぶ際のポイントはラゲッジルーム内で収納ボックスが動かないこと。どうしても動いてしまう場合、ベルクロテープ(マジックテープ)を貼り付けると動かなくなります。ベルクロテープテープはオス・メスの組で販売されていて、通常はオス・メス両方を貼り付けて使いますが、ラゲッジルームの内張りはメスと似た構造(表面)が多く、オス側を対象物に貼り付ければ固定できる場合もあります。

運転席や助手席の背もたれに引っかける収納グッズも便利です。後付けのシートバックポケットと考えればいいでしょう。なかには後席用のテーブルになるものもありますが、後席に人を乗せる場合はあまりおすすめできません。衝突時にシートバックに固いものが存在していると危険だからです。同じ理由でシートバックに収納グッズを装着する場合、硬い物は入れないように気をつけましょう。釣りのロッドなどを車内のルーフ付近に収納することも安全の観点からはおすすめできません。クルマは万が一のことを考えて使うべきです。

いまや必需品のUSB端子が備わらない場合はアダプターが便利

便利グッズ

USBスロットを備えたクルマが当たり前になってきましたが、中古車などは付いていないか、あってもスロットの数が足りない場合があります。そんなときの必需品がアクセサリーソケットに差し込んでUSB電源を確保するアダプターで、100円ショップでも売っています。

輸入車の場合はアクセサリーソケットのサイズが若干異なる場合があり、国産車用のアダプターではグラグラしてしまうので、ディーラーなどでサイズを確認することもお忘れなく。またアクセサリーソケットの位置によってはサイズや形状の問題で取り付けできないこともあるので、この点もチェックしましょう。

一般的なUSB用アダプターは出力が1Aとなっています。スマホの充電の場合だと1Aでも充電が可能ですが、タブレットなどの場合はもっと大きな電流量が必要なこともあります。そのため、出力電流の確認が大切です。気をつけたいのが“1ポート当たり何Aか、合計何Aか?”です。4ポートタイプで1ポート2Aならば、4つの機材をつないでもすべてのポートから2Aを出力しますが、2ポートで合計3.2Aの場合は片方に2A出力している場合はもう片方には1.2Aしか出力できません。

最近はQuick Charge(クイックチャージ)3.0という規格もあり、さらに早く充電できるUSBアダプターも存在しています。また、製品によっては表示の性能を満たしていないものもあるようなので、口コミなどもチェックしましょう。

スマホホルダー、窓ふきグッズ、脱出ハンマーも常備しよう

スマホホルダーを装着したいと考える人も多いでしょう。Apple CarPlayやAndroid Autoで車載モニターと連動させることも可能ですが、スマホ側で見たいというニーズもあります。スマホホルダーはその取り付け方法が、吸盤式、エアコンルーバー挟み込み式などさまざまな種類があります。どのタイプが使いやすいかは車種によっても異なります。スマホをホルダーに固定する方式は挟み込みかマグネットが一般的です。脱着でホルダーに大きな力が掛かると、ホルダー本体がダッシュボードから外れやすく、脱着が楽に行えるタイプは本体の固定力が弱いというデメリットがあります。電源が取れるのであれば、スマホをホルダーに固定する際の挟み込みが電動で行われるものがしっかりと固定でき、なおかつホルダーが脱落しにくくなります。

ウインドウを拭くためのグッズも基本です。雨の日に空調を入れたらウインドウが曇った、朝日や西日でウインドウの汚れが乱反射して良く見えない、といったシーンはしばしばあるもの。もっともシンプルなグッズは乾いたクロスで、クロスはウインドウ専用にしましょう。ほかの部分を拭くと油分やシリコン成分がクロスに付いてしまい、かえってウインドウを汚してしまう可能性があります。

ウインドウが大きく拭きにくい場合はアームが付いたワイパーなども役に立ちます。また、汚れが取れにくいときは内窓用スプレーを使うといいでしょう。

万が一の備えも大切です。クルマが水没するなどしてパワーウインドウが開かなくなったときの必需品が、脱出ハンマーです。
クルマのサイドウインドウは強化ガラスが使われていて、手や足で割るのは困難ですが、ガラスは1点に集中して力が掛かると一気に全体が崩壊する性質をもっています。脱出ハンマーなどの商品名で売られているものは、ハンマーの先端が鋭利な形状で、非力な女性などでも容易にガラスを割ることができます。ただし、フロントウインドウは合わせガラスが使われているため、脱出ハンマーでキズをつけても崩壊しません。

脱出ハンマーにはシートベルトを切断するためのカッターが備わるものもあります。横転時などはシートベルトが締まりきった状態でロックすることがあり、解除ボタンを押しても外れないことがあります。こうしたときにはベルトを切断して脱出します。

諸星陽一
  • 諸星陽一
  • 日本自動車ジャーナリスト協会(外部リンク)
  • 自動車ジャーナリストとして専門誌やライフ誌での執筆活動をはじめ、安全運転のインストラクターも務める。1992年~99年まで富士スピードウェイにてRX-7のレースに参戦。セルフメンテナンス記事も得意分野。福祉車両の数少ない専門家の一人でもある。

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