レクサス NX

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レクサス

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同じプラットフォームからどういった車が出来たか?という観点で言うと、NXは走りに磨きをかけSUVとしては小型にした。ハリアーは静粛性を徹底的に向上し、 - NX

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同じプラットフォームからどういった車が出来たか?…

おすすめ度: 5

満足している点
国産のSUVとしては今まで存在しなかった類稀な車体剛性があり、それにより乗り心地、静粛性、操縦安定性等様々な面で良い結果が出て、それが運転の楽しさにつながっている。まずは頑丈な箱があれば良い車に仕上がるという設計思想にこのクルマの存在価値があると思う。
NAVI AI-AVSの減衰力最大となるSPORT S+モードでも車体が音を上げず、乗り心地として好ましく感じる。良くまとまっている。
今後の年次改良で更にしっとりなめらかになって来れば文句無し。

ダウンサイジングターボの恩恵としてコーナリング特性の気持ち良さが挙げられる。ステアリングを切った時それに即呼応してノーズがある方向にピタッと向くので、狙ったラインに乗りやすいと感じる。

2.0Lターボエンジンは過給器の存在を感じさせず、中低速全域で発生する最大トルクにより乗りやすい。従来のV6の代替えとして考えると、十分にその役割を果たしている。

ATを多段化せず6速である事は不評であるが、エンジンのトルクバンドがあまりにも広い為、逆に8速になるとエンジン特性を引き出せない様に感じる。
不満な点
タイヤの空気圧に対して乗り心地が変化しやすいところ。指定の220kPaでは乗り心地が勝り、タイヤ規格上限の240kPaでは操安性が良くなるが微振動を拾いやすくなる。落とし所として230kPa当たりが良いと考えるが、日常の空気圧管理をシビアに行う為には自宅にコンプレッサー環境が無いと難しい。

軽量ホイール(BBS、トータル23kg)との組み合わせだとホイールが動き過ぎる傾向があり、その結果低速時に微振動を拾いやすくなる。あまりに顕著なので今は純正に戻している。

インテリアはアグレッシブな攻めのデザインだと感じるが、パネルやボタン、ツマミまではコストが掛けられなかったようで質感が低いのは残念。ここで10点満点を付けられなかった。
総評
同じプラットフォームからどういった車が出来たか?という観点で言うと、NXは走りに磨きをかけSUVとしては小型にした。ハリアーは静粛性を徹底的に向上し、乗り心地・走りをすべて捨てた。言わばNXは大きさを退化させ、ハリアーは初代に退化した。

ハリアーの開発責任者は「一生の伴侶を得るためにこの車を使って欲しい」と言い、NXの責任者は「磨いた走りを是非楽しんでもらいたい」と言う。
このメッセージの違いが、国内専売車と世界標準車との差として表れている。だが、どちらもニーズに合わせた商品として成り立っていると感じる。
おすすめポイント

ターゲット

ヤング向け、シニア向け

スタイル

スポーティ、迫力がある

ドライビング

スポーティ、運転が楽しい、キビキビ感がある、乗り心地がいい

インテリア

快適装備が充実、安全装備が充実

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