青森 三内丸山遺跡 その② 室内展示編
投稿日 : 2016年09月10日
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前回ご紹介したのは実物大の野外展示品でしたが、今度は屋内展示品をご案内していきます。
なおここの展示品撮影は、博物館では珍しいのですが、フラッシュを焚かなければ許可されていることを申し添えておきます。もちろん手持ちです。
シグマのフォビオンのカメラでは、暗い照明になっている各種展示品の撮影にはかなり苦労しました。今回は残念ながら一脚を買っていなかったせいで、仕方なくほぼ手持ちで撮影。
一眼レフみたいに重くないのでなんとか手持ちで撮影できましたが、かなりたくさんの枚数を撮影してしまいました。
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ここの展示品は多数ありましたが、ここの掲載スペースの関係上、主なものだけを掲載いたします。
まず現代人には、未だに何に使っていたのか分かっていない土偶です。
ちなみにここの展示品では、割られていない出土品があったのか、完全な状態で展示されていました。
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こちらも本物の土偶、大型板状土偶というそうですが真正の出土品だそうです。大型というだけあって、この土偶はかなり大きかったですよ。
ちなみにこの土偶は、縄文中期のもので今から約4500年前のものだという説明が付けられていました。。
また特にこの展示品は照明がかなり暗くて、暗部に弱いDP1メリルでの手持ち撮影ではほとほと苦労しました。
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こちらはヒスイです。こちらもかなり大きかったです。
正確には銘板より 「ヒスイ製大珠」 と言うそうですが。今から約5000年前の縄文中期のものだそうです。
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こちらは出土した当時の人骨、つまり縄文人の骨。
撮影条件からパンスキャン撮影とならず、写真の端っこのほうはかなりボケぎみで撮影されてしまいました。まあここの掲載画素数ではよく分かりませんが。
カラーノイズを減らすため、あえてISO100で撮ったためにF値が上がらず、パンスキャン写真にしようと思ったが、手持ちでの限界20分の1秒撮影ではちょっと無理でした。
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縄文当時の人が着用していた服だそうです。
この写真でも分かるように試着できるようになっています。
博物館内なのでさすがに三脚を使うことが出来ず、しかも一人旅のため服を着用しての写真撮影は今回は断念。
またこの写真も明るく画像処理をしていますが、本当は撮影場所が暗くて撮影にはかなり苦労しました。よってそのうち撮影用の1脚を用意したいと思います。
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こちらは出土した数々の大量の土器。
よく破損もせずに何千年も残っていましたね。私はこんなにたくさんの本物の土器を見たのは初めてです。
ちなみに係員さんに聞きますと、これ全部、本物だと言っていました。レプリカじゃないそうです。
そのため、なんとか手ブレを出さずに手持ちで、しかもISO100でこれら土器の写真を高画質で撮ることに苦戦。おかげでたくさん撮影してしまいましたが、何とか無事撮れました。
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おまけ
屋内に展示されていました本物のねぶたです。
左下の黄色の説明板を読みますと、このねぶたは 「こどもねぶた」 と呼ばれる小型のもので、主に町内会とかで使われるそうです。
またここの三内丸山遺跡、元々は県営野球場建設のために事前に発掘調査をしていた時に、大規模な縄文時代の遺跡が見つかったようです。
そして当時の聡明なる知事の決断で、すでに一部を着工していた県営野球場は、建設を中止して別の場所に建設することにし、遺跡を丸ごとを保存することにしたそうですよ。
縄文時代の遺跡なんて非常に地味ですが、何もない平日にも関わらず訪問者も結構いました。因みに入場は無料です。
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