黒いアルミケースのリアクターを作成しました

アルミケース入りのリアクターを作成しました。作成時の傷防止のためテープで保護しています。
エンジンルーム内の装着予定場所の写真を拝見し、大きさやケース材質のご要望を伺いながら仕様を決めて作成しました。

ケースは内側の高さが35ミリ程度あります。

コーナーガード付きの防水アルミケース
https://www.monotaro.com/p/5507/7776/

ゴムで防水する構造になっています。灰色のフタ部分は樹脂製。

金属板は7✖️5センチに決めてハサミで切り出していきました。

アルミプレートを皿状に曲げてネオジム磁石やテラヘルツ鉱石をシリコン樹脂で固めました。磁石は裏側から別の磁石で向きや位置を決めています。ケースに組み込んだ際に反発しあうよう向きを合わせています。
テラヘルツ鉱石からは微量の放射線が出ています。

銅とアルミを交互に合計85枚使いました。
銅は0.1ミリ厚、アルミは0.2ミリ厚。全国のコーナンで巻物状の材料が販売されています。

穴あけ
この機械以外にもバンドドリルも使いました。万力に挟んでゴリゴリ穴開けしました怪我に注意⚠️

万力で固定しネジ締めします。

仮に組んでみて収まりを確認。

端子用の穴ひとつ（向こう側）は銅だけにするためアルミ板の穴をパンチで広げ、手前の穴2個は銅の穴をパンチして広げます。

間にモノを挟むのでスタッドが少しはみ出すぐらいが後でちょうど良い感じになります。

2種類の放射性物質を金属板の間に組み込み。それぞれ約0.4マイクロシーベルト毎時ぐらいの線量があります。

端子を銅の中央あたりに組み込んで締めます。

組み込んでしまえば日常浴びても大丈夫な感じの線量になります。

積層の側面からも放射線を当てます。

周りを全部アルミプレートで囲みます。

上下からもお手製の放射線シートを挟んで反発しあう磁力線も積層板に当てます。

何度も入り具合を確認。

現物合わせでケーブルを通す穴を開けます。

ケーブルを圧着。

アルミホイルを巻いて、端子部に導電性アルミテープで接続。少し瞬発パワーが得られます。
シリコンシートを周囲に巻いて緩衝と放射線の遮蔽。

テープを巻いてサイズを調整。キツいと後日樹脂製のフタが割れることがあります。

８箇所ネジ締めします。

重量は約600グラム。

外に漏れる放射線量は平均0.17マイクロシーベルト毎時となりました。エンジンルームに装着予定なので問題ありません。
ご依頼いただきまして誠にありがとうございました！

このリアクターはランドマスターという会社の特許を参考にして作成しています。そちらからですともっと完成度の高い商品をすぐにご購入いただくことが可能です。純銀製丸型端子も魅力的。
https://www.landmaster.co.jp/contents/category/orbitron/