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glasurit2のブログ一覧

2025年12月06日 イイね!

最後の戦いPart3!


今週修理工場からクルマが直りましたので取りに来て下さい、と連絡がありましたので引取りに行きました。11月の初旬に持って行き、出来たのが12月初旬なので約1ヶ月の作業を要しました。今回も作業をして行くと色々な箇所に問題がある事になってしまい、更なる時間とお金が予想以上に掛かってしまい実に大変なことになってしまいました。

依頼した箇所は完璧に治して頂きあの酷い状態から新車に生まれ変わりました。自分はお金が無いのでどうしても一度には作業を出来ないので、この様に何十年も掛かって修理をすることになってしまいます。左側ドアからリアまでの大修理は7年前にやってますがその時に比べれば作業的には小規模だったかと思います。でも大変でした。

この箇所は10年以上前から怪しいと思ってはいました。しかし自分ではどうすることも出来ずプロに修理を依頼するしか手はありません。しかしプロと言っても手を抜いたり変な作業をされてしまうと逆に大変面倒な事になります。なので依頼をするべきShopがきちんと信頼のおけるところで無いと頼むことは出来ません。

表も下側も全く問題はありません、今回も実に綺麗に仕上げてくれました。このShopのポリシーとして、基本的に使うパーツは余程のことが無い限り純正パーツを使用します。なので、高いですがそれらのパーツを使えば上手くいくことも承知の上です。こうすることによって生まれた時の55年前の姿に戻ってくれるわけです。

このホーングリルの中側ですがきちんとブラックで塗装をされています。自分が昔この911を買った時はここはホワイトのままでした。多分アメリカで再塗装をされたと思われます。と言う様な訳で十分な知識を持った人によって細かなところまで手を抜かずに作業をしてくれます。
こちら側のフェンダー内側ですが、以前事故って修理した際きちんと錆止め作業をしていなかったので所々錆が出ていましたが、今回ここもきちんと錆止め作業をして頂き内側からの錆の対応も図ってくれました。右側もドアに近い箇所のシーリング塗装が剥がれていたので同じ様に処理をして貰いました。
一応念願のほぼ1周に渡るボディのサビやら手抜きの作業箇所など今回で23年掛け終了となりました。買った時からの挑戦といっても良いでしょう。大概の人はやらないでしょうが自分は馬鹿なので敢えてやってみました。でも毎回良くなる度に、乗るの少しが怖くなってきます。ボロだと気にしませんが良くなっていくと当てたりしたりと少し気にはなります。でも自分は乗る方なので地獄の夏以外は乗りますね。
この後、修理はボディから他の箇所へと発展してしまいました!
Posted at 2025/12/06 12:16:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年11月14日 イイね!

最後の戦いPart2!


先週ボディの板金修理の為、工場へ入庫をして来ましたが今後の作業状況を確認するため再び工場まで行って来ました。今回は前側の腐ったパネルを交換する作業ですが、その為にはまずはフロントのサスを全部外しリアもエンジンを下ろすことになります。なぜかと言えばZIGに載せての作業となります、でまずはバラして頂きZIGに載せると以前どこかで誰かが事故った後が発見されてしまいました。

このようにズレていてZIGに入りません。左側をぶつけてモノコックのフレームがズレていたわけです、買ってからずっとこの状態でした20年以上。
なのでまずは、このズレている箇所を正常の位置に戻す作業を行なって貰いました。というか、私が見に行った時には既に作業は終わり正規の位置に戻っていました。

この様に油圧式のフレームマシンで引っ張り出して元の位置に戻すわけです。車修理のyoutube番組でよく見ますがまさか自分の911がこうなるとは思ってもいませんでした。修理担当の凄腕氏はこれくらいは想定内なので、どうってこと無いですよと言ってくれました。

修正後はこの様にきちんと正規の数字にセットされ、フレームは正しく修正をされ元の新車状態に復活されました。この写真は横からですが正面と反対側もセットされる仕掛けになっています。社長さん曰く3次元でフレーム調整を出来るZIGだそうです。100発100中数字は嘘をつかない、この状態で組めばズレは出て来ません。

フレームを修正しこれでようやく本来の作業に進みます。そして懸案の錆びて駄目になったパネルを一部分をカットしてみると錆で全てボロボロです。更に大量の砂も出て来ました。両サイドのパネルも腐食していて一番端の箇所は穴が空いていました。

パネル以外では左側のバッテリーBOX、これも錆で下側に大きな穴が空いていました。最初は交換かなと思っていましたが凄腕氏が丁寧に穴の空いた箇所に合うサイズの鉄板をカットして溶接作業で綺麗に修理して頂きました。

この様に綺麗に修正を施して頂きました。反対側も気になっていましたがどうやら大丈夫状態で助かりました。これくらいの腐食であれば鉄板カット溶接で結果オーライとなり新品BOX付け替え作業より安上がりで助かりました。

そして、錆びた箇所は全て取り除かれ新しいパネルがこの様にセットされます。今回パーツは全て純正品で行われます。リプロ品だとどうしても上手く合わないそうです。
リプロだと自分の年式の911のパネルが有るのですが、残念ながらそれらのリプロ品だとピッタリとはいかず付けるためには更なる苦労が必要となるそうです。ただし、純正と言っても自分のこのパーツは930用の物で、多少修正をする必要があると言ってました。

下側は既に牽引フックも溶接が済んでキッチリと取り付けられていました。これなら安心して牽引が出来そうです。以前はもげそうで怖かったですね、この下側辺りをドラバーで刺して穴が開くかはやりませんでした。

こちらは右側、この下回りを少し剥がして新品パーツとセットして行きます。ここら辺も錆が気になっていましたが綺麗で助かりました。前部の腐った箇所が他と比べて酷いのは何故なのか?あそこの箇所だけが他より何故酷くなったのか自分には判断が出来ません。55年も経っていますので錆が出るのは当たり前ですがそれにしても酷い状態でした。構造上あの辺りは湿気を呼び込み定番の錆の箇所と言われました。
と言うことで、いつもすんなりとは行きませんが55年も前のスポーツカー、やはり皆様どこかでぶつけたりしているんですね。
錆と凹みで流石にへこみましたが最後の戦いは、これでもう終わりとしたいもんです。
Posted at 2025/11/14 18:09:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年11月04日 イイね!

最後の戦い!


苦節23年、実に長い間ボディの錆と戦って来ましたがいよいよ最終コーナーに入り、ぐるりとほぼ1周しました。最後の錆の修正箇所は、フロント・トランクの前側のガソリンタンクをサポートしているパネルです。ここら辺が錆でやられてしまっています。下側に小さな穴が空いている箇所が2箇所在り、そこら辺を叩くと錆と砂がバカスカ出て来ました。
先週、板金屋さんから連絡が在り、おクルマをお持ち下さいと言われましたので本日の午前中に工場まで持って行きました。


このパーツが上下で構成されています。この内側が錆でやられてしまっています、この箇所は錆の定番箇所と言われているそうです。youtubeでも下側から腐っているのを見たことがあります。自分のはあそこまでは酷くはありませんが、そうなるのも時間の問題かと思われました。


これは左右セットで、パネルサイドを固定するパーツになります。後ろ側はカットするそうです。工場でパネルをセットした状態を見せて貰いました。パーツは全て純正を使用します。純正だと楽にきちんとハマってくれるそうです、他のメーカーのもありますが純正の方が修正に係る時間が短く、パーツ代は高くても工賃が安く済むので結局トータル費用はそうは変わらなくなるそうです。


後は牽引フックのパーツも付け替え、更に左側のバッテリーBOXも錆びて先端部分に穴が開いてしまい駄目なので交換をして貰います。反対側も錆がどこまで来ているかを見てもらうことになっています。場合によってはこちら側も交換になるかもしれません。
という様な訳で、パーツ代が激急騰中で結構な費用が発生してしまいますがなんせ50年以上も前のクルマ、錆なしオリジナル塗装と言うわけには行きませんでした。
願うは、これが最後の板金作業としたいのですが果たしてその願いが通じるのか?
祈るしか手はありません。
来週以降でShopから連絡をもらい途中の作業を見に行くことになっています。今日工場までの道のり、第三京浜での快適走行が本当に気持ち良しでした。この季節空冷には最高ですね改めてこのエンジンの気持ち良さに感銘を受けました。wonderfulです!
Posted at 2025/11/04 17:52:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年10月12日 イイね!

空冷の季節!


嬉しいですね!ようやくあの地獄の季節が終わり、いつでも乗れる季節になりました。本日たまたま早く起きたので近くを軽く流して来ました。気分良しですクルマも快調です。早朝の気温は20度以下だったと思われます、なので空冷エンジンには涼しい空気がバンバン入って来るので空気で冷やし熱は即外へ逃げてくれます。夏だとこうはいきません、溜まった熱気が室内に背後から襲って来るのでたまったものではありません。油温も上がるのでオイルの熱も加わりエンジン・ミッション・排気系と合わせて後方からの熱で凄い事になります。来年も恐ろしい!

気持ち良く走った後は?今日は何気なくボディを触るとザラリとした箇所があったのでボンネットとルーフ更に左側をWAXで磨きました。使用するは、Soft99キズ消し・鏡面WAXこれで磨きます。WAXをかける前にグラスターゾルで汚れを軽く拭き取り後は塗り込み磨いていくだけです。手で触っていくと先程のザラつきは無くなりつるりとなって行きます。

前回いつ頃やったか忘れましたが乗らなくてもボディに汚れは自然に溜まるもんですね。ルーフも半分やってみるとWAXで磨いた箇所とやっていない箇所では触ってみるとその違いが良くわかります。このWAX細かな傷が確かに目立たなくなり自分は気に入っています。出来れば小まめにWAXを掛けてやるのが効果的な気がします。

フロント廻りもつるりんとなりました、この状態が長持ちしてくれると良いのですが走れば汚れは付くので綺麗にしてやるしかありません。以前ボンネットに細かな拭き取り傷が目に付き、傷取りで良いのがないかとNETで探してみて今はこのWAXにしています。確か今年の春に買ったかと、友人に964を持っている奴がいて彼にこの話をしたら彼も即買いました。彼の964はダークメタリック系ですがその効果は?今度聞いてみます。

先日タイヤのエアーを測ろうとしてタイヤゲージを使うとホースから空気が漏れてしまいこれは駄目だと思い交換用ホースを買うことにしたら。安いのはすぐに駄目になるとコメントがあり、良いのは結構な値段がしてタイヤゲージと対して値段が変わりません。

なので、タイヤゲージを購入しました。安い値段で不安でしたがきちんと計れます、空気圧を調整するボタンも付いているので以前のに比べ楽に作業が出来ます。と良かったわけですが?今日扇風機を収納庫に仕舞いに行った時、探しても見つからなかった予備のタイヤゲージが出て来ました。この前探した時には見つからなかったのに今日は出て来た。よくある事ですね。

兎に角長い地獄の季節が過ぎ去り今は天国状態大好きな秋の季節。短い秋ですが食べ物も美味しい季節となるわけです。そして、始まった空冷の季節大いに楽しみたいのですが来週あたりかな?最後の板金修理が始まろうとしています。なので、良い季節なのに乗れない日々となるわけです。
Posted at 2025/10/12 17:06:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年09月28日 イイね!

右側ヘッドライト・バラシ作業


再度、完璧では無い状態の右側ヘッドライトを外してバラすことにしました。ヘッドライトのガラスの周りにあるゴムがズレてはみ出している状態です。親切にも、みん友の方が適切なアドバイスをしてくれたおかげもあります。まずは外して部屋に持ち帰りバラすことにしました。

バラすのは8年振りになります。8年前はリフレクターが駄目になっていて、Hella製のパーツを購入して取り付けました。Bosch製を探しましたが有りませんでした。それ以来の作業となります。バラすのは簡単です2個あるネジを外して、さらにスプリングを外せば、ヘッドライト本体とガラス面を支えるパーツと後は寸胴のシルバーのパーツとに分かれます。

これがリムになります、裏側を見るとざらついていたり変形箇所などが有り決して良い状態とは言えません。ブラックの塗装箇所も剥げた所があり先ずはメタルプライマーをはげた箇所に塗りその後ラッカーで加筆しておきました。ざらついている箇所はサンドペーパーで磨き傷をおさえておきました。新品パーツがありますが、片方だけでは多分輝きが違うので両方交換となるわけですがURO製でも1個18000円近くするので今は我慢することにします。

ガラスのパーツとライト本体を支えるのがこの6本セットのスプリング、左右で12本になりますが、これを組むのも頭の箇所を横にしないで縦にして入れ込んで行く様にしないとボディ面と接触してヘッドライトが入りません。初めて組んだ時スプリングの入れ方を間違えボディにハマらなかったことを思い出しました。

一度出来たのをよく見てみると、左右のスプリングの位置が並行になっていないので、片方を外して再度スプリングの位置を直しました。その際スプリングが飛んで行ってしまい焦りました。もしも外でやっていたら探すのにさぞ苦労をしたことでしょう。そして、無事完成ガラス面を囲むゴムのパーツはきちんと嵌り奥の見えない位置に鎮座しています。組む前にガラスの内側も綺麗に磨いておきました、昔は結構汚れが目に付きましたが今回はそれほど汚れは目立ちませんでした。

そして最後はヘッドライトの装着ですが、ここで先日みん友のMr.T様より貴重なアドバイスを頂きました。そのやり方とは、最初に下側のネジを止めてから上側の箇所を(リムの辺りですが)此処を手で叩けばハマるというやり方です!なのでその通りにやってみると、見事一発大成功!あっという間に装着完了でした。
今までは上側をはめてからヘッドライト本体を少しずつ回して下側のネジの箇所の穴の位置まで持って来てねじを止めてましたが、これが結構時間が掛かり苦労をしていました。しかもこのやり方だと、たまにハマったかと思っていても上を動かすと外れてしまうこともありました。本当に貴重なアドバイスに感謝しています。みんカラやってて良かったと言う感じですね。
サー次は何処かですが先日板金屋さんからソロソロ修理の準備が出来てきました。という連絡を頂きましたので最後の?板金修理になりそうです。サーお金が大変!
Posted at 2025/09/28 17:05:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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911を所有して21年、修理の連続でお金が持ちません。
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