ホンダ(純正) ダイヤフラムプレート(フロントディスクブレーキマスター用、45518-MB4-671)
・2023年02月13日: 店頭注文
・2023年02月15日: 受け取り
・純正部番: 45518-MB4-671
■概要
フロント・ダブルディスクブレーキのマスターシリンダー構成部品です。マスターシリンダーキャップの直下に位置し、ブレーキフルードが漏れないようにシールする樹脂部品です。
■特徴
白色の樹脂部品です。材質は不明ですが(材料表記が見当たらないため)、ブレーキフルードに対する耐薬品性(→ 軟化など変質せず、膨潤しないなどの変形耐力を持ち、耐浸透性に優れるなどの性質)を有する材質のはずです。
プレートの内側には、土手を形成する仕切りが周囲に設けられており、「そり(反り返り)」に対する強度的な配慮がされているように見受けられます。また、中央の(X字型の)クロスリブは、プレートの下部に位置するダイヤフラムの姿勢を保たせる役割があるように思われます。
■経緯
フロントブレーキレバーのタッチが次第にスポンジーとなった(軟化)ことから点検開始。ブレーキレバー根元のピストンを覆うシールブーツ(正式名称不明)が経年劣化により破損し、そこからブレーキフルードが徐々に漏れ出していることを発見。
急きょシールブーツの交換が必要となり、当該部品(マスターシリンダーセット)を緊急手配した際に同時手配したものです。
■インプレッション
まず、1986年式のCBR250Four用の部品在庫がメーカー内のパーツセンターにあって、発注からわずか2日後に入手可能だった点に驚き。また、ダイヤフラムプレートの天面中央に呼吸穴?とおぼしき穴が設けられている点も予想外でした。必然性があるので設けられているのでしょう。
さて、新品に交換する気で購入したこのダイヤフラムプレートですが、実際にCBRのブレーキマスターシリンダーを分解してみたところ、ライン装着品(経年37年品)は意外なほどカッチリしており、またシール機能も保たれていることから継続使用が可能と判断。結局、交換はしないで今後の予備パーツとして新品を取り置き保管することにしました。
◎関連ブログ: [CBR250Four] ブレーキマスターシリンダーその3・修理完了&完全復活の巻
→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/blog/46795293/
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パッケージは紙を使わないビニール梱包で、部番が印刷された表面に対し、裏面はHONDAのロゴが印刷。
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開梱したところ。こちらはプレート内側(下側)でダイヤフラムと向かい合う面。厚みに対してリブ高さあり。
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こちらは天面(キャップと接する側)。中央に呼吸穴?があります。良く見ると円環にも前後にスリットあり。
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周囲を囲む土手は、本体の補剛を兼ねたリブのように思えます。2023年時点で購入可能→製造継続中かな。
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中央のクロスリブ。プレート単品だと分かりにくいですが、ちょうどここが相手部品のダイヤフラムを支える。
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うーん。フルードが高温になったときの呼吸穴?ブリーザーホール?なのだろうか…。想像の域を出ませんが。
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パーツリストより。構成としては図の11番が当該プレート。記載の価格は平成1年1月当時の参考価格。
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DIYメンテの際に、キャップを外して「ご対面ー」。あれ?思ったよりも白色樹脂の変色が少ないなぁ。
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経年37年!でも目立った変形は認められず、またシール機能も保たれていることから、継続使用可能と判断。
定価 | 594 円 |
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購入価格 | 594 円 |
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入手ルート | 実店舗 ※購入価格は2023年02月時点での単品価格(税込み)。 |
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