[CBR250Four] 経年32年のマフラーをリフレッシュ(1.分解&排気カーボンの除去)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
過去に実施したDIY作業を備忘録としてアップします(ブログには上げていましたが、整備手帳には未登録だったため、改めて編集して載せます)。
# この記事のアップ:2020年11月19日
1986年に新車で購入したMC14型CBR250Fourも、2018年時点ですでに32年以上の年月が経過しました。この時点で、外観上の劣化が激しい部品は排気系。特にエキマニ部分のサビがかなり「きています」。
2
高温にさらされる排気系は、一度サビ始めたら腐食の進行速度は速い。このまま放置すれば、板厚を貫通してしまうのも時間の問題…だと懸念されます。
そこで重い腰を上げて、車両全体のリフレッシュを敢行することにしました。その第一弾がこのマフラー。CBRの排気系は「エキマニ~集合部(4 into 1)~リヤマフラー」まで一体構造ですので、まずはこれを取り外します。
3
排気系は、エキマニ部分(#1~#4の各排気ポート)がフランジを介してシリンダヘッドに固定されているほかは、画像に示すリヤマフラー(サイレンサー)部分の締結ボルトのみで固定されています。
・EXマニ部分:M6ナットが各気筒2箇所ずつ×4気筒=8箇所の締結点
・マフラー部分:ピリオンステップホルダー下部に、ステーを介してM8ボルト&ナットで締結
4
5
シリンダヘッドの排気ポート。経年32年間でカーボンが堆積しています。
マフラーをメンテするつもりでしたが、この状態を見てしまったからには、排気ポートも「カーボン落とし」してクリーン化を図らなければならないでしょう!
排気ポートに堆積したカーボンは、多少なりとも通路断面積を縮小(抵抗増大)しているので、もともと流速の速い排気ガスの流れにも影響を与えているかもしれません。
6
ペーパータオルとパーツクリーナーを使って、ハンド作業で各排気ポートを清掃していきます。
ここで「耐水ペーパー」や「やすりの類」を使わなかった理由は、切粉や砥石くずが燃焼室側に入り込んでしまうことを避けるためです。異物混入はトラブルの元です。
バキューム装置(掃除機の類)を使いながらリューターでポート壁面を削る…ということもできなくはないですが、得られるメリットよりもリスク増大の懸念の方が大きいと判断して、行いませんでした。
7
こちらは、取り外したエキマニ側の内壁面の様子。
やはり各ブランチ(#1~#4のエキパイ)の内壁面にはカーボンが堆積しています。せっかく車体から切り離したので、エキマニ内壁面のカーボンも除去します。作業自体は地味な工程ですが、こうした機会でしか目に触れる(点検できる)ことがないので、できることはできるうちにやっておきます。
8
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( マフラー の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク