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調布市のKAZの"モンキーR改(2種登録)" [ホンダ モンキーR]

整備手帳

作業日:2025年6月4日

[モンキーR改] 路上復帰への道47_「浸漬8日間、スプレー+ブラシ掛け、やすりで全研磨」の巻

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 12時間以上
1
既報の整備手帳46: 「排気系サビ取り状況確認(タンククリーナー浸漬1日後)の巻」(→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28696/8278765/note.aspx )からの続きです。

モンキーR の純正排気系部品を 花咲かG・タンククリーナー(再使用液) に浸漬(漬け置き)した日数は、結局のところ、1週間強を数えました。画像は、浸漬8日目に取り出したときの状況です。
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タンククリーナーは再使用液(バージン液ではない)だったためか、主なサビこそ除去できたものの、ガンコなサビは依然として残ったままの状態です。

特に、画像に示す 「遮熱カバーのUの字(Jの字)」 部分…熱害や被水など、使用環境上で厳しいと考えられる部位…のサビが、残ってしまっています。
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その他、同時に浸漬させたバンドクランプやボルト類は、何となく 「そこそこサビは除去できたかな…」 という程度には回復させることができました。
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改めて、エキパイ遮熱カバー、マフラーステー&M8ボルト、バンドクランプ&ボルト、遮熱カバー用M6ボルトなど…を並べてみた状態です。

一番サビが落ちてほしかった遮熱カバーの内側に、茶色のサビが残っています。タンククリーナーの再利用液によるサビ取り効果は、このへんが限界ですね。
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そこで、遮熱カバーの内側(サビが残っている部位)については、まずは金属ブラシ(※)で追加のブラシ掛けをすることにしました。画像は、ブラシ掛けをする前の状態です。

(※)ご参考: CBR250Four のパーツレビュー
コーナン商事(株) LIFELEX ワイヤーブラシ&ステンレスチャンネルブラシ(サビ落とし用)→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/13493308/parts.aspx
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こちらは、金属ブラシでブラシ掛けしたあとの画像です。
ブラシを構成するワイヤー(素線)が引っ掛かりやすい(掻き出しやすい)部位は、サビを除去することができましたが、プレス成型部の隅R部など、ワイヤーが掛かりにくい部位にサビがまだ残ってしまっています。

そのため、次は 「スプレータイプのサビ取り剤(※)」 を併用することにします。

(※)スプレータイプのサビ取り剤: パーツレビューで既報
呉工業(株) SUPERサビ取りリキッドジェル(即効性強力サビ取り剤)→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28696/13513762/parts.aspx
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左の画像は、KURE の 「SUPERサビ取りリキッドジェル」 を当該部に噴霧したうえで、ワイヤーブラシ掛けをしている様子。

酸塩の効果により、残っていたサビ落としが効果的に進んだものの、「ここまで来たら」 「どうせだったら」 遮熱カバー全体の 「純正塗装の残り」 も一斉に除去することにしました。
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一通りの水洗後、再度、遮熱カバー(裏側)の全体に サビ取りジェル を噴霧します。

サビと反応する部分は紫色に変わるので、その部分に再度のブラシ掛けをしつつ、塗装残りについてもブラシ掛けをして、遮熱カバーの金属素地を露出させます。

最終的には耐熱塗装(黒色スプレー)を施す予定なので、遮熱カバーの表面性状はなるべくクリーンな状態にしておきたいところ。
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既存のガンコなサビについては、そのほとんどを除去したところ。
サビ取りジェルを流すべく、水洗いを進めます(→ 次の画像へ )。
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十分に水洗いをしたつもりでしたが、作業日は外気温度が高め(約27℃)だったこともあり、表面が乾燥する頃には、遮熱カバーの表面に 「うっすらと、新たなサビが発生」 しつつあるように思えます。

このへんが 「酸成分によるサビ除去時の難しさ(要注意点)」 ですね。すぐに新たなサビの進行を防ぐ必要があります。
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そこで次なる手は、少々ベーシックながら確実性のある 「ペーパーやすり」または「リューターの砥石」で、遮熱カバー表面の 「追い込み削り」 をすることにしました。

画像はその作業の様子です。粗め(番手は#100~#240くらい)のペーパーで全体をやすり掛け(オリジナルの純正塗装残りも完全に除去)します。さらにボルト座面やプレス部の隅Rについては、リューターの砥石で研磨します。
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結局、エキパイ遮熱カバーは表側も、画像に示す通り全研磨しました。
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こちらは遮熱カバーの裏面です。後日、よく脱脂したあと、耐熱塗装(黒色スプレー)を塗布して仕上げに入る予定です。それまでは取り置き保管しておきます。

「路上復帰への道48」 に続く。
 ↓
2025-06-29(Sun.) : 更新
[モンキーR改] 路上復帰への道48_マフラーカバーその2(スプレー&ブラシによるサビ落とし)の巻→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28696/8281847/note.aspx をアップしました。

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