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調布市のKAZの"VNHCレヴォーグ STI Sport#" [スバル レヴォーグ]

整備手帳

作業日:2024年6月7日

[実験君] レイバック純正部品の流用でレヴォーグの車高は上がるか?(その1・車両準備&作業着手編)

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 6時間以内
1
レイバックのリヤサブフレーム周りの純正部品をレヴォーグ(STI Sport#)に移植することにより、車高がアップするかどうか? を実際に確かめます。

※この [実験君] を行うに至った経緯については、関連パーツレビュー(前編/後編)をご覧ください。

まず始めに、レヴォーグの現状の車高を計測します。当方は車高を計測するための基準マーカーをフェンダー頂上に貼り付けているので(※)、マーカーとホイール中心軸とを通る垂線で車高(Wheel Arch Top to Ground)を計測します。

(※)整備手帳:
[自作] 車高計測用 ホイールアーチハイト基準マーカーの貼り付け → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/3465748/7533934/note.aspx
2
当方の自宅前駐車スペースにて、
 ・ルーフボックス積載(車両左寄り)
 ・ガソリン1/3状態
での車高(Wheel Arch Top to Ground、一つ前の画像参照)計測結果は、次の通り。

・Front LH:674mm ・Front RH:678mm
・Rear LH:673mm ・Rear RH 677mm

この数値が、レイバック純正部品のスワップ前の基準値(比較ベース)となります。

次に、車両を地下ピット(※)にセットします。グレーチングと組立式鉄骨を分解します。

(※)整備手帳(再掲):
自宅ガレージ・地下ピットの設置 → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/29544/26856/note.aspx
3
作業工程上、後輪をジャッキアップさせるので、Pレンジシフト+パーキングブレーキに加え、左右前輪に輪留め(物理ストッパー)を入れておきます。
4
左図は、レヴォーグのリヤサブフレーム&リヤサスペンション周りの構成図。

サブフレームを締結しているフランジボルト4本のうち、STI Sport# では前側2本は専用強化品(部番:ST20159V2000)が標準装備されています。図の青色部分。

後ろ側2本(赤色部分)は STI Sport# も他グレードも標準品(部番:20058FL020)が入っています。
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実車で示すと、左画像の通り。

フランジボルトの位置を良く確認しておきつつ、後ほど左右の樹脂製アンダーカバーを取り外します(後述します)。
6
サブフレームを締結しているフランジボルトのうち、後ろ側の2本(標準品)へのアクセスは障害物も無いため、そのまま緩めることが可能です。
7
サブフレームを締結しているフランジボルトのうち、前側の2本を緩めて「サポート,サブフレーム」を取り外すためには、先に樹脂製のアンダーカバーを取り外す必要があります。
(電動パーキングブレーキのハーネス固定ボルトを緩める必要があるため。)

左の画像は、上段が固定クリップを取り外すところで、下段が樹脂製アンダーカバーを取り外したあとの下周りの様子です。
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取り外した樹脂製アンダーカバー。

左右で固定クリップの数が異なることに注意。
9
改めて、樹脂アンダーカバーを取り外したあとの下周りの全景。
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この段階(まだジャッキアップしておらず、四輪が接地している状態)で、サブフレーム締結ボルトを軽く緩めます。

※まだ取り外しはしません。

締結状態から「緩めトルク」を印加させて、初めてボルトが緩み始めるとき(静止摩擦から動摩擦に転じるとき)の荷重が最も大きいので、「車両が安定している接地状態で」初動トルクを安全に与えられるよう、注意します。
11
作業スペース確保(作業性アップ)のためと、サスペンションのばね下荷重の低減のため、左右後輪を同時にジャッキアップさせたのち、タイヤ&ホイールを取り外しておきます。

※緩めたフランジボルトを次に締めるとき、タイヤ&ホイールの重さが掛かっていない方が締めやすいため。

※万が一の地震に備え、取り外したタイヤ&ホイールはサイドシルの下に挿入しておきます(ウマを掛けると なお良し)。
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画像で青色で囲んだ部分が、サブフレーム締結フランジボルトの前側。

ここに、レイバック純正部品の「ストッパー(かさ上げスペーサー)」を置換します。

※(ご参考)ジャッキアップの関連パーツレビュー:
KYB互換 KYBのシザースジャッキ用オーバーホールキット(作動油付き) → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1516859/11742726/parts.aspx
13
もしもサブフレーム締結フランジボルトを4本とも、すべて抜き取ってしまったら → サブフレームが丸ごと下方に脱落してしまいます。

そのため、どこか1ヶ所だけ「ストッパー(かさ上げスペーサー)」を置換する部位を決めておき、他の3箇所のフランジボルトは脱落しない程度に緩めるに留めます。

要するに、かさ上げスペーサーが入り込むだけの最低限の隙間が空くように、他の3本のボルトを少しずつ、順に緩めるだけにします。
14
こちらは、サブフレームの後ろ側の締結フランジボルトの位置。
15
一つ前の画像をアングルを変えて、より近づいて撮影したショット。

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前述の要領で、いよいよサブフレームの右前側を最初の置換ターゲットに定め、レイバック用のかさ上げスペーサーを入れます。

画像は、「サポート,サブフレームRH」を取り外すため、ボディ側のボルト2本を緩めているところ。

途中に見えている茶色のハーネス固定ステーのボルトも、取り外しておきます。

「その2」に続く。
 ↓
https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/3465748/7833822/note.aspx

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調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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