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調布市のKAZの"VNHCレヴォーグ STI Sport#" [スバル レヴォーグ]

整備手帳

作業日:2024年11月8日

[フロント車高アップ] その9・最終話(かさ上げワッシャによるフロント車高アップの効果検証)

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 3時間以内
1
既報の整備手帳:「[フロント車高アップ] その8・作業編(純正低頭ナットの流用締結&合いマーク付加)」→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/3465748/8023321/note.aspx からの続きです。

3~4mm程度のフロント車高アップを狙って、ストラットマウントとボディパネル(ストラットハウジング)の間に「かさ上げワッシャ」を挿入したことによる効果(車高の変化量)を実測します。

ちなみに、ジャッキアップ開始から「かさ上げワッシャ」を挿入し、最後にジャッキダウンするまでの実質的な所要時間は、おおよそ2時間。
途中、デジカメ撮影記録や合いマーク付加、使用した工具類の後片付け…など諸々の作業を含めて、ちょうど3時間といったところです。
2
こちらは、変更前のフロント右側のホイール周りの全景です。

フェンダーとタイヤ上端とのクリアランスを把握しやすくするため、次の画像で寄ってみます。
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フロント右側のフェンダークリアランスの様子(近接画像)。
日の光が当たって分かりにくいですが、目視上のクリアランスはこんな感じです。

次にフロント左側の様子を確認します。
4
こちらは、変更前のフロント左側のホイール周りの全景です。

フェンダーとタイヤ上端とのクリアランスを把握しやすくするため、右側の場合と同様、次の画像で寄ってみます。
5
フロント左側のフェンダークリアランスの様子(近接画像)。
目視上のクリアランス(車高変更前)はこんな感じです。
6
ここから先の画像は、「かさ上げワッシャ」を挿入したあとの状態になります。

左の画像は、車高変更後のフロント右側のホイール周りの全景です。

全体の様子はつかめますが、この画像だけですと「果たして車高が本当に上がっているのか?」分かりにくいため、次の画像で寄って、フェンダーとタイヤ上端とのクリアランスの近接画像を記録します。
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フロント右側のフェンダークリアランスの様子(変更後)。

目視上では、何となくクリアランスは拡大しているかのように思えます。
(※後ほど、サスペンションになじみを与えてから数値を計測します。)
8
車高変更後のフロント左側のホイール周りの全景です。

次の画像で寄って、フェンダーとタイヤ上端とのクリアランスの近接画像を記録します。
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フロント左側のフェンダークリアランスの様子。

おおぉ、目視上ではクリアランスは拡大していますね。
(※後ほど、サスペンションになじみを与えてから数値を計測します。)
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フロントの車高変更前後(「かさ上げワッシャ」の挿入前後)での比較。
変更前後で撮影アングルがほぼ同等な左側で、比較しています。

4分割画像の「左半分は変更前」、「右半分は変更後」、「上段は全景、下段は近接画像」となります。特に下段同士で見較べてみると、変更前後で確かにフェンダークリアランスが増加していることが分かります。
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その後、フロントサスペンション周りをなじませるため、約半月で200km超を走行しました。フロントの車高上げ(「かさ上げワッシャ」挿入)前後でのホイールアーチハイト(※1)の変化量を、以下に記します。
なおフェンダー頂点での計測ポイントは、車両にマーカーを付けている点(※2)になります。

(※1)ホイールアーチハイト: Wheel Arch Top to Ground と定義。
(※2)[自作] 車高計測用 ホイールアーチハイト基準マーカーの貼り付け→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/3465748/7533934/note.aspx

<フロント車高を上げる前(ワッシャ挿入前)>
 Front LH: 673mm  Front RH: 680mm
 Rear LH: 735mm  Rear RH: 738mm
<フロント車高を上げた後(ワッシャ挿入し、約200km走行後)>
 Front LH: 676mm  Front RH: 683mm
 Rear LH: 735mm  Rear RH: 738mm
<フロント車高の変化量(参考値)>
 Front LH:  +3mm  Front RH:  +3mm
 Rear LH: ±0mm  Rear RH: ±0mm

フロントに厚みt=約3.2mmのワッシャの挿入により、なじみ後の車高も、もくろみ通り約3mmアップする効果が確かめられました。
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ちなみに、車高計測時の車両条件は次の通りです(変更前後で極力、条件を合わせています)。

<ホイールアーチハイト計測時の諸条件>
・自宅玄関前の駐車スペース(不変)
・ルーフボックス積載(車両左側 寄り)
・ガソリン(ほぼ満タン)
・タイヤ空気圧(調整)
・荷室の荷物(同等)

車高アップ後、観光先にて急坂に出くわしましたが(例:斜度10°の下り。小田原のみかん狩りにて)、結果としてフロントリップを破損させることなく通過できています(→ 詳細は下記関連情報URLに示したブログにて)。

今後、帰省先の札幌などで雪道を走行する機会もありますが、わずか2~3mmの車高差でリップ破損の有無が左右されるシーンは十分に考えられます。「定員乗車&フル積載」状態での雪道走破性を考慮すれば、もっと車高アップを狙いたいところですが、あくまで「電制ダンパーを活かしつつ、部品には一切の加工を加えない」という方針の下では、ここまでが「一応の」最適解かつ限界だと考えています。

車高アップシリーズは長編化しましたが、飽きずにお読み(&イイね!を付けて)下さった方々に、この場を借りてお礼申し上げます。
 ↓
2024-12-10(Tue.) : 続編を更新
[フロント車高アップPart2] その1・ワンオフスペーサーのDIY設計(電制ダンパーは無加工維持)→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/3465748/8040582/note.aspx をアップしました。

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「[整備] #CBR250FOURフォア [CBR250Four] ヒューズボックスの黒色塗装(白ボケした無塗装樹脂をリフレッシュ) https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/8334385/note.aspx
何シテル?   08/16 00:00
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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