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2019年08月18日

リアスプリング・アンダーレイ・ラバーリーテーナーの交換(左側)

リアスプリング・アンダーレイ・ラバーリーテーナーの交換(左側)

暑さ厳しい中”W113 250SL"さんのモンキー改良計画実行に触発されまして残していました左側のリアスプリング・アンダーレイ・ラバーリーテーナーの交換を実施しました。  もちろん汗を大量に吹き出しながらの作業でした。  (◎_◎;)

一応再度リアのタイヤハウスまでの高さを計測しておきました。  さてどうなるか??





前回の経験値が有りますので作業は全部で2時間で終わりました。  まずは道具をそろえて、やる気を高めます。 alt
この段階で大汗が出ての作業の始まりでした。  

まずはホイールキャップを外し車載のジャッキで左側タイヤを外します。
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ここからは作業が早かったです。

左タイヤを外してリアスプリングを見ますと・・・ギョ!!
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スプリング・アンダーレイ・ラバーはちぎれて一部は落下しそうです!  驚いた!!  ゴムはちょうど粘り気の無い干しイモの様な状態でとてもゴムとは呼べない代物に変化しておりました。

前回の右側交換時に”猫なべ”さんから提案を頂きましたショックアブゾーバーの下側を外すのを試してみました。 上部も確りネジ止めですので下側ネジを外すだけではショックは横にずれてくれず正攻法で外しました。
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で・・・・大正解でした。  スプリングが外れるほどにリアサスのスプリングリンクが下がってくれました。  スプリングコンプレッサーが無くともゴムの交換が出来ます!! ”猫なべ”さん、ありがとうございます。  助かりました!!


ちょいとリアスプリングリンクを更に下へ押しますとこんなに下がってくれました。
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スプリングを下から持ち上げれば簡単に大部分の古いリテーナー・ゴムが取れましたが・・・・


ただ古いゴムがスプリングの一番下に少々固着してましてドライバーでこじった位では取り切りませんでした。

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スプリングを回して気長に取るかと思案しましたが・・・


なのでスプリングコンプレッサーッサーの1本だけを使いスプリングを外してみました。
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これで簡単にスプリングも清掃できまして再装着です。 


その前にスプリングシート部分も綺麗にします。

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ここです。  清掃前ですので汚いです。


せっかくスプリングを外しましたのでアッパー・ラバーも点検しました。 

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これ自体が下部の物と比べて太く丈夫そうで場所的に風雨の影響が少ないので形はまともですが触るとやはり硬化が進んでいました。  これで交換の方法が判りましたので次回の楽しみに取っておきます。


各部の点検をしておりましたらサスのボトムストッパーに隙間が有りガタガタでしたのでボルト締めを行いました。

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ボディレストア後にストッパーの本締めを忘れたような感じでした。  右はOKでした。


各部点検・清掃後スプリングの上下を間違わずに入れまして所定の位置に新しいラバーを入れまして・・・・・
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でスプリングシートの下辺りに馬をかまして少し車体を下げます。  実際はラバーをこのように置いておくのではなく前回同様にスプリングに沿わして付けておき・・・・・

これでボディを少しずつ下げてゆくと綺麗にはまります。  ラバー・プロテクタントを潤滑油代わりにスプレーしておくとするッと入ってくれました。
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でこのサスが有る程度縮んだ状態でショックを取付ると簡単に再装着できました。

この後はタイヤを戻し規定値でボルトを締めホイール・カバーを装着して完了でした。
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前回同様に真っ新の軍手を使いましたが作業後は腕も含めて真っ黒で汗をぬぐったのか顔にも汚れが付着しておりました。  男前になれたでしょうか?  


今回もガレージジャッキを使わずに車載ジャッキを使いましたが足もとに木っ端を置いて使えば十分に作業用の道具として使えました。 少しずつの上げ下げはこちらの方が使い易かったです。


で、最後に左右の旧ラバーの残骸を映してみましたが・・・
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実にボロボロでした。  


ガソリンスタンドなどで歩道段差を乗り越える様な時にはこのようにゴムの切れた部分が沢山有りましたのでサス・マウントとスプリングの金属部分同士が直接こすれるのか何時もながらキクキクと結構大きな嫌な音を立てていました。  恐らくはこれが原因かと思われます。  


後日に実走行で段差の乗り越え等を行って確かめてみます。  それと左右の車高の変化をラバーが落ち着いた辺りに再計測してみます。  楽しみです。  今回の結果ですが私の様な”ど素人”でも安全に注意すれば標準的な工具だけでW113のリアスプリングとそのサポートゴムは割と簡単に交換できますね。 日々勉強です。  




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Posted at 2019/08/18 18:02:25

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この記事へのコメント

2019年8月18日 18:56
ジャッキアップでの作業お疲れ様です。
本来ならリフトアップしてインパクトレンチでの作業なのに倍以上手間が掛かりますよね。
でもガレージ内でこれだけの作業ができるスペースがあるのが羨ましいです。
コメントへの返答
2019年8月18日 20:50
ありがとうございます。  リフトアップはしたいですができる訳も有りませんのでガレージジャッキと車載ジャッキと馬とプラ・スロープを使って上げ下げしております。 工夫すれば何とかなる物ですね。 地下ガレージは有難いです。 夏涼しく冬温かいので除湿器さえ入れれば結構快適だったりします。 あと、音楽をガンガン掛けれますのですべてのCDは地下車庫入りです。
2019年8月18日 19:16
としさん、こんばんは。
私もこういった内容のブログを上げたいです。せっかく買った工具は未だ開封されず、トランク内で段差のたびに賑やかな音を立てるだけの役立たず道具と化しています。なんせとしさんのお宅の様な立派なガレージがないもので。
としさん、私の記憶違いでなければ東京にいらっしゃった時は晴海の駐車場で整備されてましたよね、確か。私もどこか場所を見つけなきゃです。
コメントへの返答
2019年8月18日 21:04
今晩は。 場所さえ見つかれば車庫が私の様な場所で無くとも日曜整備は出来ると思います。 私も東京に居ります時は全部の工具を車載してましたのでガチャガチャ走行をしておりました。 そうなんです、晴海と言うよりもお台場でした。  料金は掛かりますが広い潮風公園と小さいですが全く無料の暁ふ頭公園をいつも使っていました。  コンビニおにぎりとお茶を持って行きバーベキューの匂いを嗅ぎながら整備をしていました。  暁ふ頭公園は整備メニューが沢山有るときはお台場なのに一日ロハですのでお勧めですよ。 ここなら直ぐに家族ずれで込み合いますので早くゆかれベストポジションを取るようにされてください。 KANANEさんのご近所なら沢山良い場所が有るかもですね。
2019年8月18日 21:19
今晩は。
暑い中、お疲れさまでした。

やはり2回目の作業は早いようですね。
内容をこうして記録しておけば、次回の同様な作業時に役立ちますよね。
ウチの作業内容も、紹介と言うよりも自分のための忘備録ですね。
コメントへの返答
2019年8月18日 21:23
今晩は。 はい、少し大変でしたが何とか午前中で終わらせました。

2回目は勝手がわかっていますのであっけない感じでした。 なので外さなくてよいスプリングを外してしまいました。  仰る通りで皆さんに見て頂くのも有りますが自分の記録の為と言うのが大きな理由だったりしますよね。 
2019年8月18日 21:54
暑い中整備お疲れ様でした

サスのブッシュヘタリで ちょっとした段差でガッチャーンと音が出るの精神衛生にもよくないですよね。

しかし皆さんご自分でやっつけてしまわれるのが凄いです。
コメントへの返答
2019年8月18日 23:06
ありがとうございます。 ほんと、暑かったです。  今日は水飲み爺でした。

そうなんです、音が出るのは精神安定状良くないです。  サス辺りから出るのは大きく不安になってしまいます。  ギコッ、キクッ、カキーンてな感じでした。

自分で整備するのは昔取った杵柄で金欠病を少しは解消するためでも有ります。 実は一番近いヤ〇セで軽整備も断られたのも有ります。  アッセー交換で修理しないと儲からないのでしょうか?
2019年8月19日 0:21
こんばんは。
 暑い中、無事作業完了されて何よりです。また、愚説が多少なりともお役に立てたようで、私も非常に嬉しく思っております。実は、今回このような推察を致しましたのは、W113のリアサスペンションがスウィングアクスルであることに端を発しておりました。釈迦に説法で恐縮ですが、スイングアクスルはジオメトリー変化により、ステア特性の急変という特性(失礼ながら一般的には、これはデメリットと考えられましょう)を持っておりますが、そのような特性を完璧を求めるメルセデスが容認(黙認?)する筈は有ろうともなく、さすれば、スイングアクスルという条件下で何を求めるかと考えてみました。で、私の至った結論は、ジオメトリー変化を最小にするためには、サスペンションアームを極力長くし、ホイールのバンプ幅より長大なスイング幅の極中心部分のジオメトリー変化の小さい部分のみを使うようにしたのではなかろうか。ということでして、ホイールのバンプ側はバンプラバーが受け持つとして、リバンプ側はダンパーストロークで制限しているのではないかと? よって、ダンパーをフリーにすれば、サスペンションアームはより沈下するのでは、という理窟でした。
 それにしても、”とし”様の実行力の凄さと、お持ちの諸条件の中である種極大値を求められ達成される技術力には、毎度驚愕しております。
長文失礼いたしました。
暑いですので、くれぐれもご自愛ください。
コメントへの返答
2019年8月19日 17:26
今日は。  お助けコメント本当にありがとうございました。 ほんと、助かりました。
  
良く考えれば猫なべさんの仰る通りでショックが伸びた時に反対に一定しか無いストロークが邪魔してアクスルの降下を止めていたのでやはり外すべきでした。 後の祭りですが右側も外せばよかったです。 ダンパーは縮側に働くのが当たり前と思っておりましたが伸びる側にも制限を掛けているのですね。  ジオメトリーなどの仰るような難しい理論はチンプンカンプンな私ですが最後にはこのスイングアクスルサスがこんな簡単にずぶの素人によってスプリングを外せてしまって良いのかと大いに疑問になってしまいました。 これを整備性が良いと呼ぶのでしょうか?  この小さい車のために必要最低限で最大の効果を出すための設計がこの当時考えられたと思っておくことにしました。
お褒め頂いて恐縮ですが無謀なだけかもしれません。 知恵を授けてくださり助けてくださる方々が周りに居られますのでビクビクながらやってみようとなっております。 再度ですがありがとうございました。  猫なべさんこそ、まだまだ暑さが続く様子ですのでお体ご自愛ください。 ではでは!
2019年8月19日 14:25
やはりリアスプリング・アンダーレイ・ラバーリーテーナーの交換には サス・マウントとスプリングの金属部分同士が干渉するのでリアスプリング・アンダーレイ・ラバーリーテーナーがどうしてもアッパー・ラバーのスプリングコンプレッサーッサーの1本だけを使えばいいわけですね。
大変勉強になりました。
コメントへの返答
2019年8月19日 17:43
実はショックを外しますとサスマウントがかなり下がりましたが更にグイッと押し下げるともう一段下がったのですがスプリングを外せるほどで無く(恐らくは危険なのでサスが大きく伸び側にストロークしてもただでは外れないような設計などだと思います)ほんの少し縮めれば外れそうだったのと両側に掛けるとその取り付けたコンプレッション工具の長さが邪魔で簡単に出そうも無かったので1本掛けとしました。  結果、購入した箱に2本入りのコンプレッション工具は試しにスプリング外しにトライした以外はあまり必要性が無かったです。 しかもです。 1本だけで良いなんて・・・整備マニュアルにもNetに有るUSのSL Clubの整備詳細にもどこにも書いていませんでした。 (@_@)
2019年8月19日 17:45
はい、よくわかりました。
コメントへの返答
2019年8月19日 22:21
やってやれない事は無い、やらずに出来るはずも無い・・・・・

でもやっても出来ない事も有る・・をまたまた実感しました。 ハハ

何時もながらコメをありがとうございます。   

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