ＭＩＮＩ COOPER CLUBMAN　試乗記

ネギちゃんと早朝から１時間程の桜撮影を終えて、
おなじみの店でモーニングしてから向かったのがＢＭＷ。
用件は、愛車に不具合のあったネギちゃん号のほう。
だけど僕も立ち寄ったからには担当の営業さんにご挨拶。

半年後の話をしたら、担当さんは今でも
『僕がなんとかしますよ！』
とは言ってくれてはいるものの、僕でもクリアできる条件で
BMWに乗れるほど甘くはないって事はさすがに重々承知。

というわけで、BMWを出た後は、せっかくネギちゃんも一緒だし、
このあたりは車のディーラーも多いことだし、次期愛車候補を物色する旅に出たのです。

まず向かったのは、同じBMW系列のMINI。

家族４人で使うことを考えたら普通のMINIはコンパクト過ぎるし、
クロスオーバーは、いわゆるゴーカートフィーリングとは遠い乗り味で候補から外れる。
となれば自ずと残るモデルはクラブマンしかない。

まずは声のめっちゃ甘いサブマネージャーさんに事情を説明して試乗させてもらいます。
お目当てのモデルは来月にもデビューするというディーゼルだけど、
今回は３気筒１５００ｃｃターボのクーパー。
やはりベースとも言うべきこっちの感覚を知っておかないとね。

乗り込んでみると、相変わらずMINIはオシャレです。
しかも、現行モデルはエンジンのスイッチからしてオシャレ。
赤いイルミが息づくようにジワ～っと明滅して、エンジンの始動を誘います。

実際に走り出してみると、ターボ付きとはいえ３気筒で１５００ｃｃのエンジンとは思えないほど
スムースでパワフル！しかも成人男性３人と子供１人が乗ってコレですよ！！
もうコレでじゅうぶんなんじゃ・・？って思えるほど。

そして指示された通りのルートでいくつかコーナーを曲がります。
うん♪うん♪これだよ！この横Gのストレスから開放されたようなコーナリング！！
やっぱりBMWやMINIはコレじゃなくちゃね＼(^o^)／

走行中も、センターにあるモニターを囲む大きな丸いベゼルがイルミになってて、
停車時には緑、走行時にはタコメーターのようにオレンジの光が踊る。
当然BMWにはこんな演出ないし、国産車でコレをやるとチャラいイメージしか抱けない。
この走り、この演出こそがMINIの醍醐味と言っても過言ではないと思う。

ボディサイズも３シリーズに較べてややコンパクトながら、車内に窮屈さは感じられず、
ラゲッジは少し積載量がダウンしちゃうだろうけど、電動の観音扉はなんとなくワクワクする。

ただ、MINIは自分好みにカスタマイズするのも大きな魅力とはいえ、
やはり装備品の少ない素体に、多様すぎるオプションやパッケージの面倒な選択、
それに、そのオプション込みの価格になると結構な加算を強いられる事だけがネックだ。

とはいえディーゼルモデルの登場と試乗が今から非常に待ち遠しい。


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　桜　２０１６