イノサン　２巻

マンガです。

フランス革命で、国王ルイ１６世の首を刎ねた死刑執行人 シャルルアンリ・サンソン の物語り、２巻です。
９月１９日発売でした。
１巻のラストで、父に代り初の死刑執行　死刑囚は陰謀によって死刑囚となった、初めてココロを通わせた友人　に向かったシャルルの続きです。

震える手では一発で首を刎ねるコトができずに何度も剣を振り下ろし、死刑囚に余計な苦しみを与え、さらに残酷すぎる死刑執行に民衆の反発を買い、大変なコトになる。
そんな シャルル が、ある出来事をきっかけに、見た目の上ではミスをしたりするコトのない、一人前の死刑執行人に成長していき～みたいなハナシです。

１巻に続き、面白い～ってゆう内容ではないんですけど圧倒的な絵力でイッキに読ませられちゃいました。
表紙の絵が、リアルとゆうか緻密だな～って感じなんですけど、中身もそのまんま、とゆうか、もっと緻密ですので。
コレを週刊誌でやってるってのはとんでもないコトだな～って思います。
ハナシ的には、史実に基づいているんでしょうけど、フランス革命前後のコトなので、「ベルバラ」でちょっと知ってる程度の知識でナンとかついていってます。
残酷な場面も当然多いんですけど、人間の内面の物語りとしてはやっぱり面白いです。

コレ読んでると、ヒトの手でヒトの首を刎ねる死刑って、死刑囚にも、死刑執行人にもキツイよな～って思っちゃいます。
ギロチンって、そゆ意味でも画期的な発明だったんだな～って。

ナンにしても、現代の日本に生まれて良かったな～って、１巻読んだときも思いましたけど、２巻読んで改めて思いました。