たそがれたかこ　1～2巻

マンガです。

「BE LOVE」掲載で、じぶん的には名作「杯気分！肴姫」で好きになった作者さんの新刊です。
2巻が5月13日発売でした。

たかこは、母と暮らすバツイチ45歳。
深川から自転車で新大橋を渡り、社員食堂のパートに通う。
とくに大きな原因はない。
逆にすべてが原因でイヤになっているのだろうかー。
みたいな、意味深なあらすじが裏表紙にあります。

人生のたそがれ時を迎えつつある主人公が、深夜ラジオでたまたま聞いた若いロック歌手に恋したり、近所の小料理屋のオジサンに声かけられたのがきっかけで、そのお店に行くようになったり、別れたダンナのほうにいたヒトリ娘が、突然金髪にしたりします。

ま～あ、まだコレから～って感じですけど、まったく同世代のじぶんには、かなり共感できるトコもあったりして、わかるわかる～って感じで読めるマンガです。

じぶんも、じぶん的にはけっこう好き勝手やってて、このトシになってマンガやらアニメにハマって、声優さんとかアニソンにハマってたりするので、余計にわかるな～って気がします。
さらに、コドモのコトで心配が尽きないのも共感しちゃうんですね。

そんな感じで、じぶんが若い頃に読んだ「杯気分！肴姫」はある意味、あこがれみたいなハナシだったんですけど、コレは、いま、まさに現在進行形～って感じで読める、そんなマンガです。

たぶん、若いヒトにはなかなか受け入れられないだろうし、ダレにでもオススメ～っとは言えないんですけど、表紙の雰囲気でいいかも～って思えたヒトならば、読んでみて後悔はしないマンガだと思います。
もともと、この作者さんのファンならば、まあ、間違いないですしね。