すみっこの空さん　6巻

マンガです。

大きな世界のすみっこで、小学一年生（もう二年生になりましたが）の空さんが、ギリシャリクガメのプラトンと日常を哲学する物語りの6巻です。
8月9日発売でした。

空さんが小学生になって2度目の夏休みのオハナシです。
空さんたちが、花火で遊んだりスイカを食べたり歯医者さんに行ったりお祭りで金魚すくいをしたりします。
まあ、日常の風景なんですけど、ソレを哲学しちゃってます。

もう、毎度おなじコト書いてますけど、ホントにスゴイ感性とゆうか、ナンでもないコトをそんなふうに見るコトができるんだ～って感じです。
哲学とゆうか、ロマンですね。

じぶん的には、同居を始めたばかりの父と息子夫婦のハナシで、父がいつも食べきれないのにスイカを1個丸ごと買ってきて、息子はいつも冷蔵庫にビールを2本冷やしていて、スイカがあまって冷蔵庫をふさぐからビールが2本冷やせなくてケンカになっちゃう～ってのが良かったです。
まあ、コレだけじゃあワケわかんないでしょうけど、スイカを丸ごと買ってくるのは、一緒に分け合って食べるヒトがいるってコトで、ビール2本冷やしているのは父親と二人で飲みたいからじゃないの～って空さんや神さま（空さんの近所のおにいさん）に言われて、それぞれの想いに気付く～みたいな感じです。

ナンとゆうか、しみじみとイイハナシです。

1巻の最初は、新しい試みっぽいけど、どうなのかな？っとか思ったモンですけど、もはやおなじみな感じで、なかなかの名作マンガだと思います。

サラッと読めて、けっこうココロに染み入るマンガだと思います。