
昨日「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」を観たあとに続けて観た映画です。
2013年、NSA(米国国家安全保障局)職員だったスノーデンがアメリカ政府が構築した国際的な監視プログラムの存在を暴露した実話の映画化です。
9.11の同時多発テロに危機感を抱いた若者スノーデンは軍に志願入隊するも訓練中のケガで除隊を余儀なくされるが、その後CIAに採用され、コンピュータの知識を認められスイス、ジュネーブの国連代表部に派遣される。
ソコで彼が見たのは、一般市民のメール、チャット、SNSなどあらゆる情報を収集するNSAの極秘検査システムだった~っみたいなハナシです。
コレは面白かったです。
イマドキの監視社会、ダレがドコでナニしてるか~っくらいは割れてるのも架空のハナシじゃないと思ってましたけど、コレはホントにリアルでしたね。
先日観た映画「虐殺器官」は、プライバシー捨てて管理されるかわりに平和を得る世界でしたけど、コレは民の意思に関係なく管理する~ってゆう、しかもソレが現実に行われているってゆうコワさがありました。
さらに、インフラも、イザとなったらコントロールされるとゆう。
メリケン、ナンでもアリかい~って感じでした。
まあ、ハナシはソコじゃなくて、ソレに疑問を感じた青年スノーデンの命懸けの告発なんですけどね。
映画としては、緊迫感があってハナシもなかなか丁寧に描かれていて面白いです。
で、スノーデン氏が英雄か犯罪者かってのは正直わからないですね。
同意なく監視されるのはイイ気分じゃないし法律(ドコの国のかにもよりますけど)的にもたいていは認められてないと思います。
が、ソレによって、かなりの確率でテロとか犯罪が防がれていたのならば、ソレを告発して無にして、モトの無法地帯にしてしまうのはどうなの?って思っちゃうんですね。
あまり掘り下げると目を付けられそうなのでやめておきますけど、イロイロ考えさせられる、でも面白い映画でした。
世界の現実を知る~って意味でも、価値のある映画だと思いますし、オススメ度は高いとじぶん的には思いました。
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Posted at
2017/02/23 20:45:37