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2013年05月12日

渋谷系オヤジと昭和40年男

渋谷系オヤジと昭和40年男 この半年を超える充電時間に、さまざまな実験や
迷いに取り組んでみた。

昨日の記事のような新しいトライアルをすると、
読まない人は全く反応がないし、新しい読者も
読んでくれているのが、嬉しい。

何よりも忘れかけていた、自分の原点を大分取り戻す
良いきっかけになりつつある。



私はもともと、格好良くてきれいなものが好きだった。
それも通でイキなことが好きで、世俗にまみれるのは、嫌いだった。

サラリーマンといってもマスコミで、結婚して子供の父といっても、
ピアノを弾いたり、誰も乗らない時代から、古い外国製の自動車に
乗ったりしていた。

服のデザイナーだった妻には、多くの男が言い寄っていたが、
私は特に努力もしなかったが、ハートを難なく射止めるのに、成功した。

物語は、まだ続いていたはずなのに、私はすっかり、耀きを失って
しまっている。

でもレコードを聴いていると、私は感受性の深さと、人一倍強い読解力の
持ち主だったことを、取り戻しつつある。

こだわりの強いマニア体質の人間だけど、時代と生活に翻弄されて、
壊れかけてしまっていたなあと思う。



ところで、タイトルの半分、「昭和40年男」には、笑いました。

同タイトルの雑誌の出現、気持ちはわかる。だが、なんでお前と俺は
同じにならないと、イケないのだろう(笑)。

それはボクはいちばん抵抗のあることなのだけど、スーパーカー世代って、
童心を失わないというより、「子供のまま」じゃないか。

6歳下の学年って、そんな分かりやすい共通目標だけで、走って来た
のだろうか。


確かに奥田民生の音楽は、好きだが、あのフィーリングは都会的でなく
地方出身者の郷愁を感じる。

僕より若いが、おじさんぽい体質が、あり、そこが奥田の魅力だなぁと
思います。

でもあれは、広島という土地の臭いだけでなく、「40年生まれ」の体臭
なんだろうか。
何度も思うが、「40年生まれ」って切り口で、文章は書けるが、みんな束にして、
くくってしまって良いものだろうか?

裏返すと、すごくダサイことで、そこに入って行ける人は「おじさん」だと思う。
好きな外車に乗っていても『ココロは「ランボルギーニカウンタック」』で、
それって長い人生で、出会ったものが、外になかったの?と、聞きたくなる。

聴く音楽も同じだったからと、着地点も一緒なのだろうか。



僕らは、勉強からすべて競争だったから、自分の得意なことで、他人に
差をつけないと、埋没する危険があった。

お洒落でも、音楽も、クルマも、珍しいものに走りすぎると、浮いてしまう。

ある程度の共通解を残しながら、どうだ、面白いだろうということを編み出し
たり、見つけて来たりすることが、生き甲斐だった。


今朝はこんな話を、書いてみました。

これから淡路島を渡り鳴門まで、行って来ます。

高雄は今月も休みますので、よろしくお願いします。
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Posted at 2013/05/12 05:16:03

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この記事へのコメント

2013年5月12日 7:44
おはようございます。

実は、『ゴルゴ13』で有名な、さいとうたかを氏が新聞に書いていたコメントを思い出しました。なにかのインタビュー記事だったかと思いますが、記事の方は忘れていて、氏のコメントの一部だけ覚えています。

氏が子供の頃、漫画の懸賞に応募したそうです。その際、審査員だった手塚治虫氏から、『子供らしくない』と手ひどく酷評された、と語ってました。

『○○らしさ』なんぞより、独自性の方が大事ですよね。

「ア○ム」もイイですが、「ゴルゴ」はもっとオモシロイ…。
コメントへの返答
2013年5月13日 9:49
いつもコメントありがとうございます。

ゴルゴのさいとう氏、一生食べて行けるコンテンツをたくさんお持ちです。
最近は、コンビニに置いてある「鬼平犯科帳」のシリーズにはまっています。

人の人情と感情の機微、それとお色気の部分が、濃厚ではないが、情がよく描かれています。

手塚さんを超えた部分は「性」の表現の上手さかなあと思います。

手塚さんは、ジェンダーな部分は不問にされて、もっぱら子供向きの作品が、上手かった。

最初にさいとうさんは叱られて、個の部分を磨かれて大成されたのだと思います。
2013年5月12日 12:17
わたしもまさに昭和40年生まれですが、クルマに限らず物事、人生のどの段階でそれに目覚めたかで嗜好がある程度決まるのかもしれませんね。

いわゆるバブル世代に入ると思うのですが、ハイエンドなものへの、憧れというより抵抗のなさが、例えば女性のブランド志向の強さなども他の世代とは違うのかもしれないな、と感じることもあります。

わたし自身は小学校高学年のスーパーカーブーム以前に、絵本や図鑑、周りの実用車や父の持っていた自動車雑誌などで低学年から「洗礼」を受けていたので、カウンタック/BB/ヨーロッパ/930ターボへ発展する前、或いは実用品の自動車以外の、大量報道に載らないクルマの情報を漁るように求めるようになっていきました。

わたしの世代なら女子でも知っていたカウンタックは時代のアイコンなのだろうと思います。
最近になってやっと、BBやカウンタックを冷静に前向きに評価できるようになりました。
コメントへの返答
2013年5月13日 10:13
今回の原稿は半分くらいしか、言いたいことが書き切れていないのですが、物質的に一番恵まれていたエイジが、今不満をかこつている。

でも全共闘世代のような、革命幻想も無く、淡々と仕事して、家庭でお父さんして、そろそろ干されかけている。
それこそ奥田の描く歌の主人公たち。
だからといって、子供の頃のヒーローで、良いんだろうかというのが、私の疑問点でした。

もちろん雑誌をこの時代に売って行くことは、何か共通の「刺さる」テーマが要るのでしょうが、そう、クリエート(創造)する部分が薄くて、共通感情だけで、あと30年の人生、いいのかな?という気持ちでした。

でもスーパーカーを、憧れから、飼い馴らして行く人も、次第に増えて行きました。

今の日本の経済力は、やはり憧れの国でしょう。

またご感想をお待ちしています。
有り難うございます。



2013年5月12日 18:20
「昭和40年男」なんて雑誌があったとは知りませんでした。さっそく立ち読みしてきましたが19号も続いているとは大したものです。
私も40年生まれなのですが、同窓会でクラスメートの話を聞いて「そんなのあったなぁ or あったっけ?」と相槌を打ち、自分の得意分野に限っては饒舌に口を挟みたくなるような本でした。
仮面ライダーの悪役の記事があったのですが、「昭和40年男」は「(ショッカーの怪人)○○男」というネーミングのノリだそうです(笑)

音楽に限って言えば、私は日本の流行歌を殆ど聴いていないので話を聞いても文で読んでもサッパリです。人生の着地点から外れてしまったのはそれが原因なのか?(笑)
コメントへの返答
2013年5月13日 10:23
情報に聡いシロさんも、近年は雑誌メディアには、縁遠かったですか。

なるほど、ショッカーの何とか男のノリでしたか。
森高千里のハエ男でしょうか(笑)。

何か体育会系的な、清原番長な男の偶像が、今求められているような気がいたします。

渋谷系の音楽は、最近はからかいのネタ的に使われていまして、有り難がって聴くより、ぜひDMCという漫画を一度読んでください。(笑)。

あの中で軟弱な音楽として、徹底的にからかわれているけれど、作者も実は、好きだったりする。不思議な価値観です。

2013年5月18日 22:56
DMCはマンガ喫茶で途中まで読んでいたのですが、なぜか中断しています。 素顔の主人公が本当にやりたいけど全くウケが悪いオシャレな音楽が「渋谷系」なのですね。

その昔、NAVI誌にジャーマン・プログレを聴くオーナーが載っていたことがあったのですが、私が持っているCDはドイツのミュージシャンのが一番多いです(たぶん)。
「女の子を乗せてユーミンや渋谷系を聴きながらベイエリアをナイトクルージング」なんて事はできませんでした(笑)
コメントへの返答
2013年5月19日 23:52
こんばんは。
渋谷系の価値観って、もう一つ前の80年代的「贅沢は素敵」なところがあり、今の時代の人が聞くと(レイシストなど)、張り倒したくなるようなことを、平気で歌っているのです。

DMCの面白さは、田舎から見た都会への憧れ。その実際とのギャップなのではないでしょうか。

ジャーマン・プログレというと、私は「ニナ・ハーゲン」バンドを思い出しますね。

ユーミンの架かるクルマでクルージングっていっても、80年代車は、中途半端でっせ。
2代目プレリュードは、あの時代だからモテた車であり、今の50になったデブのおばちゃん(当時のワンレンボディコンガール)でも、今ならよう乗らんと思います(笑)。

プロフィール

「やっぱり。言わんこっちゃない。「トヨタ、センチュリーを独立ブランドに クーペ開発でラグジュアリー市場拡大」https://x.com/i/trending/1977788758218219921
何シテル?   10/14 09:32
車は殆ど処分して、1971年登録のフィアット850クーペに 1987年以来、乗り続けています。 住居は昭和4年築の、古い日本家屋に、現状で住んでいます。
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