
ガレージジオラマ、3つ作る予定の
②つ目です。
②は、
「Dr.hのアジトの雰囲気を再現しようプロジェクト」。
最近色んなモノコトに時間を使っているので、ちょっと作業ペースが落ちていますが、
ある程度進んで形になってくると自分でもテンション上がってモチベーションも出てきます。
(と下書きしたのが5月下旬。休み休みですが制作期間約2か月でした)
前回のおさらい部分として…
段ボールの片面を剥いてトタン板にしました。
(…今気付いたけど、この写真で下に敷いてるAmazonの包装パックの方が波目が小さくてより縮尺に忠実やないかw しかも剥かなくて良いw けど、もう剥いた段ボールを壁に固定してしまったので後の祭りw)
再現元、実際の現場はこんな感じ。


先ずは建屋、壁からやっていきましょうかねと。
ガレージキットを2つ連結。
壁は、右の長い面はグレー、左奥の短い面はグリーンです。
茶色の鉄柱フレームをプラ棒で作ります。
縦を3mm角棒、横を2mm角棒、斜めの筋交いを1mm角棒で。
(筋交いは実際は丸棒なんですが、接着面の強度を考えて角棒にしました。パッと見わからんしw)
地面との固定L字金具は、L字プラ棒をカットして使用。
横軸の高さ間隔は、ドアと比較して組みました。

続いて床を塗ります。
実際の色はコンクリートの明るいグレーほぼ1色なんですが、ジオラマでは多少デフォルメしてグラデーションした方が見栄えが良いと思い…
テクスチャーペイントの濃いグレー(アスファルト色)→薄いグレー(コンクリート色)をムラに塗り、ウェザリングカラーのホワイトをバシャバシャと。
オイル汚れとペンキ汚れを描き足して…
一気に雰囲気出たべ♪(・∀・)
これで俄然ヤル気アップw
続いて、膨大な数の小物を順番にヤッていきます。
まずは…この↓左奥の
緑色の棚。
キットにも棚は有るんですが、奥行きが狭くて全然足りない。
ので、
四隅の支柱の部分はキットを使い、棚板はプラ板をカットして使用。

写真は既に接着・塗装後ですが。(^_^;)
支柱の肉抜き穴の部分を黒でスミ入れ→ハミ出し部を溶剤で拭き取るの図。
…しかし、こんな広い面積×4段も何で埋めりゃエエんやw
個人的にこういう情景に外せないアイテムと思っているけど、市販キットには存在しない
タイヤチェンジャー。
ダメ元でそのものズバリ「1/24 タイヤチェンジャー」で検索したら、サードパーティのレジンキットが有りました。

コレだけで3,000円以上します(爆)。
ホビーデザインという、1/24のカープラモアフターパーツを多数出している個人?小規模メーカー?の品で、その筋(カープラモ界隈)では有名なブランド。
主にジオラマ用途で「コレ有ったら良いのに」なカユイ所を見事に叶えてくれるアイテムが多く、今回他にも小物を幾つか購入しました。
ちなみに、このタイヤチェンジャーの箱には小さく「上級者向」なんて書いてありますw
実際、組み立て説明書は無く、「箱の写真だけ見りゃわかるだろ」的なw
だし、こんなモン欲しがるヤツはそもそも実物を良く見て構造解ってるだろって?w
同じブランドから、ホイールバランサー、キャリパー、タービンも購入。

Bremboのロゴがエッチングパーツ(細微な金属パーツ)だからしっかりクッキリ塗り分け出来る、素晴らしい!
で。
当初は「形状がややこしいから無視スルーで…」と思っていたコイツ。
そーいや
悪魔蟹ズゴックで使わなかって余ってる
スクリューあったな…と…( ゚д゚)
思い立ったがナントヤラ。

少し前に買っていた
サークルカッター(コンパスの片側がカッター刃になってる)のデビュー戦。
曲がってるランナーもあるし、意外と手数少なく出来るかも、と。
今から外壁をくり抜くのは手間が掛かるし、たぶん綺麗には出来ないので、換気扇は
止まった状態にして、換気のフタ?も閉まった状態で作成。

しかし、この圧倒的
コレじゃない感w
曲線ランナーが太過ぎるw
ので、0.5mm真鍮線で作り直し。

断然ソレっぽいぢゃーん(・∀・)
…ちょびーっとプロペラ小さいけど…w
あとは…ひたすら…小物をセコセコ作る…
オイル缶にデカールを貼るのも、
なかなか使いたいイマドキのブランドロゴが乏しく、結構妥協のチョイスw
BPはともかく、Valvolineなんかシランガナw
ワタクシお気に入りのオイル、A.S.Hの1L缶は手描きで再現…
ほんで、次は、
煩雑な整備工場には無数に転がってるアレ、パーツクリーナーを作る。

2mm丸棒と1mm丸棒を使い…
更に1mmの方に0.5mmの穴を空けて真鍮線を挿す。
The 老眼キラーなまぁまぁキモい工作しとるなと我ながら思うw
まだなんとか裸眼で出来てますw
いよいよ終盤、小物類を接着固定していきます。
というか、ここから実質、完成写真です。
ツールボックスの中にスパナやメガネレンチを入れ、
パーツクリーナー、オイルで汚れたウェスを置き、
(メルカリで買った)大量のタイヤを接着してタワーにし、
緑の棚はパーツ置き場。
(この辺りは現実とは違うし、置いてる物もフィクション要素が含まれますw)
最下段:ウマ、バッテリー、十字レンチ
2段目:キャリパー、タービン、段ボールに入った車高調
3段目:キャブw、スプリング、仮ナンバー、作業灯、万力
最上段:なんか大事そうなタービンw、段ボール箱
いやー、楽しい(・∀・)
「Anazonの箱」は、ジオラマのテクニック解説本の付録です。
それを真似して自分で作ったのが隣の。
緩衝材入りで保管されているタービンは「とっつぁんが隠し持ってる大当たりのF1タービン」のオマージュw
個人的にかなり熱を込めた拘りポイントは
仮ナンバーですw
コレでグッと雰囲気出るw
……ぇ、何のって?←
場末の工場には必ず1セットは有るでしょ?w
バケツの一つを缶ゴミ入れにしてみたw
(実際のDr.hはこんなお行儀悪いことはしていませんw)
湯沸かしポットは3Dプリント品を購入。
これも整備工場には高確率で有るアイテム。
本来の用途で使う所もありますが、サーモセンサーの確認用とか冬場に雑巾洗う用とかが多い感じ。
ツールキャビネットと診断機。
いや、こんな上等の診断機はディーラーでも有るトコ無いトコありますが。
雰囲気的にはECU現車合わせのコンピュータと思って見た方が楽しめるかと。
パーツクリーナーやウェスの置き方にはかなり拘ってます。
下の抽斗には色んなモノをゴチャゴチャ突っ込んでますが、実際はこんな事にはなってません。
整備士って、業務効率的にも「有るべき物が在るべき場所に無いとイラーッとする」タイプが多いので基本的には整理整頓されてますよね。
あくまで模型ジオラマとしての見栄えというか作り込みアピールというか(爆)でゴチャつかせてます。
タイヤチェンジャー&バランサー。
この2つだけは床に穴空けて1.5mm真鍮線で固定してます。
他の棚とかタイヤとかは模様替えして遊んだら良いかなと思うけど、この2つは何となくこの場所って気がして。
タイヤの山。
それぞれ少しずつ高さ(タイヤの幅)が違うのが良い♪
積んだタイヤの上にウィングやらバンパーを置いてるのは、
実際にやってますw
オイル置き場。
棚に乗ってる物は全て固定、床のペール缶は動かせます。
棚の上段右側にチマチマ並んでる茶色い正方形はオイルフィルターの箱です。
2mm角棒を四角く切って塗りました。
…ちょーっと小さい気はするw でも3mm角だとデカいんだよな…
でもそれを言ったらパーツクリーナーだって2.5mmが欲しかった。
引きの全景。
床のオイル汚れも追加。
リフトは固定してません。
後は透明の天板を付けて埃対策したら完成かなぁ。
これをクルマに乗せてDr.hの所まで運搬するのが最大の難関…w
で。
この写真をプラモの先輩(お山仲間)に送ったら
「展示会に出せるレベル!」との評を頂きました。Σ(゚Д゚)
彼も似た様な整備工場に出入りする走り屋エンスーであり、このベースのガレージキットの内容・仕様もよく知っているので、
ワタクシが仕込んだ細かい拘りポイントをことごとく拾ってくれて、製作者冥利に尽きる。(∩´∀`)∩
チリの合ってない赤インプをモデルに使うのはあまり気乗りせず
そーいや同スケールのミニカー1つあったなと思い、引っ張り出してきました。
クンタッシェ♪(・∀・)
整備士のおねーさんはレジンキット。
ツナギの陰影塗り分けと、オイル汚れと砂汚れをば。

もっとリアル系の小さい目にしたかったけど、片方の白目が思ったよりハミだしてしまったので左右大きさ合わせたら結局アニメ顔に…
このサイズの顔描くのマジムズい…
でもちょっと楠みちはる画風になってるくね?w
やっぱやりたい事詰め込んだらこのサイズは要る。
キット単品だとこの半分だからね…
むしろクルマ置く場所無くなりそうだったからこれでも少し作り込み減らしました←
しかし自分でも納得の出来。
当初やろうと思っていた内容より少しステップアップ出来ました。
展示会、という話もちょっと興味はあるけど、あーいうのって大抵土日2日開催で金曜夜搬入とかでしょ…
そんな纏まった自由時間無いですよw
…最後の仕上げに
猫足そうか…(笑)