• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2014年12月03日

CCFin神宮外苑前2014 ステージ2『雨に佇む国産車達』

CCFin神宮外苑前2014 ステージ2『雨に佇む国産車達』



前回に続きクラシックカーフェスタin神宮外苑前2014の様子をお届けします。

今回はステージ2、雨の中の国産車達の様子。
この手のイベントではとかく派手なスポーツカーやロールスロイスのような超弩級のクラシックカーに目が行きがちですが、今回は本当に昔近所で見かけた車がたくさん登場しますよ。心の琴線にさわさわ触れられちゃってください。

それでははじまりはじまり~♪


■■■

まずは日産シルビア 初代 67年式から


日産のスポーツモデルはプリンスの系譜が強いが、こちらは純然たる日産モデル。
クリスプカットと称される優れたデザイン! ・・ですが高価格だったことと同時期にフェアレディ、スカイラインというビッグネームが成功していたためその陰となり、わずか554台しか製造されなかった車。 でも、本当綺麗です。


この手のイベントではもはやお馴染み117クーペ 75年式
117の世代は大きくハンドメイド→量産型丸目→量産型角目 と3つに別れます。その量産丸目モデルですね。


で、この量産型丸目ということにちょっと感激なのです。それはぼくが乗っていたものと同じモデルってこと!まさにこのXCのMTの白でした。
18歳のあの頃、あの夏を鮮烈に思い出すなぁ。1年持たなかったけど(;´Д`) ハンドメイドでも最上級のXEでもないこのモデル(おまけに錆びやすい!)を大事に乗り継いでらっしゃることに感謝!


さて、実は117やシルビアが置かれていたのはなぜか舶来ゾーン。デザインが欧風だからですかね。今回、国産勢は絵画館建物前に集められていました。



えっ、こんな車が!? と思ったのがこちら。日産ホーミー ロング 80年式
未だに地方の温泉の送迎で使われてそうですよね。


時代の雰囲気を感じる室内。10人乗り・・・なんですけど、6人くらいで乗ると本当に快適そう! こういう車で馬鹿騒ぎしながらの旅って憧れます!




ダットサン セダン 210 58年式
だいぶ簡素なイメージ。冷戦時代の東欧の車のよう。
太平洋戦争の終戦からわずか13年と思えばさもありなんと思いますが、それでもアメリカに輸出され、安さと頑丈さからそれなりに売れたそう。


50年代のアメリカ車なんて最も華美を誇った頃でしょうに、こうしたチープなアジアの車も受け入れる懐の深さはたいした物だなと思うのです。


プリンスグロリア6ワゴン 66年式
高級車=アメ車の名残を感じます。いわゆるコルセアラインを5ナンバーにうまく消化していますね。


こちらはそのセダン グロリアスーパー6  66年式
磨きがいがありそうな面構え! 洗車して過ごす一日も楽しそう。


プリンススカイライン 63年式の初代ですね。
グロリアもそうですけど、当時のアメ車コンプレックスの強さがうかがい知れます。
ターコイズブルーっぽい色は素敵。



ホンダZ 73年式  ZにNと往年の名車の車名をリバイバルさせているホンダ。
オリジナリティ溢れたこのフロントマスクは大好きでした。


でもリヤエンドのオリジナル要素はイマイチだったかも。フロントに金かけ過ぎてリヤには板ガラスを使わざるを得なかったのかな?


こちらオペルマークが付いていますが・・いすゞ ジェミニ 79年式


当時はなんとまあ日本車離れした車だろうと感心して見ていたものですが、オペルカデットと兄弟車と言うことを知ったのはずいぶん後。そりゃ日本車離れもするわな。でも逆スラントノーズといい、今でも通用する良デザインですね。

本来はフェンダーミラーですがやっぱりドアミラーがこの車には合う。



日野コンテッサ 1300 71年式


この車、なんと左ハンドルなのです! RRでMT、もうポルシェですよ。


オーナーさんと話させてもらったのですが、やはり発進時のトラクションの掛かりは良いとのことでした。コーナーで尻が出るようなことは噂には聞くが自分は感じないと。
いつか乗ってみたい車の1台です!


サバンナRX-7  79年式
そう、かつてはサバンナときてRXと続くのでした。今じゃ八木か高橋ですが。


トヨペットコロナ 1500デラックス  64年製
去年もお見かけし車。今年も凝った内装ディスプレイで登場されていました。


パブリカ コンバーチブル 67年式 


こんな立派な車だっけ?と感心したのが79年式カローラレビン。
ちょっと大人びてて良いですよね。


さあ今回のトリを務めるのはトヨタ2000GT   69年式
この造形! なぜサーキットの狼じゃ悪役だったのか今もって謎です。



白い車を撮るなら


露出抑えめ、コントラスト強め。今回もその手法ですよ!


フォグランプが小さいので後期モデル。どちらも好きですね。


以上、クラシックカーフェスタin神宮外苑前 国産車部門でした。
苦労してコントラスとなどいじってますがやっぱり雨の絵は光を描けないので単調になりますね~。

しかし。この後奇跡的に晴れ間が訪れるのでした!
というわけでシリーズ最後は初冬の夕暮れに照らされるクラシックカー。逆光でガンガン行きますよ~(^.^)v
ブログ一覧 | イベント | 日記
Posted at 2014/12/03 23:54:00

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

STAGEX高島
空のジュウザさん

【 演 出 】
ステッチ♪さん

日米のテストレポート記述の違い
kazoo zzさん

晴れ(結局猛暑日じゃん)
らんさまさん

CRUISEシステム要点検 その後②
yagisetuさん

愛車と出会って8年!
キャニオンゴールドさん

この記事へのコメント

2014年12月4日 6:11
懐かしいですね
それにしても当時以上のコンディション
苦労が目に浮かびます(^^)

117クーペ乗ってたんですね
最近はほとんど目にする機会無いので
久々に見るとオッとなりますね
そういえばピアッザなんかも好きでした
ちなみに最初の車は写真のSA22C
凄く昔を思い出しました(^^;;
コメントへの返答
2014年12月4日 12:43
そうなでんですよ、昔見た車より綺麗な状態で今見られるというのが凄いなと、つくづく思うのです。塗料やメッキの技術が向上しているとしても、並々ならぬ苦労があるのでしょうね。

そう、乗ってました117。
18才の時に18年オチもの(^_^;
だから片っ端から壊れるは、直す金は無いわで
半年持たず廃車となったのです。でも今も良い思い出ですよ。
SA22C乗られてましたか! 同じNAロータリーのRX8は低速トルクの無さに泣かされましたが、軽量のSA22Cはまた違うのかな。また話聞かせてください!
2014年12月4日 6:15
おはようございます(^o^)v

シルビアと177クーペ綺麗な流線型ですね♪
旧ジャガーXJと同じで現在では後方からの衝突安全基準でできないデザインでしょうね。

オペルのワールド戦略の一翼を担ったジェミニも懐かしいですね!

実は大好きだったサバンナGtの後期型が登場するかな~と淡い期待を抱いていましたが出展されてはいませんでしたね。
コメントへの返答
2014年12月4日 12:49
こんにちは(^.^)

この手のイベントはよく訪れますが初代シルビアと117、日野コンテッサ、コスモスポーツの4台は並べて置かれることが多いですね。

固定為替レートで欧州車が天文額的な存在だった頃、頑張った人へのご褒美車はこれら眉目秀麗なクーペだったのでしょう。並べてみているとどこかうきうきしてくるのです(^.^)

ジェミニはFFが派手なCMで有名になりましたが、ぼくはこのFRジェミニが好きでしたね~だってもろ外車! 外車ってだけで偉い時代を知る最期の世代でしょうかねぼくらは(^_^;
2014年12月4日 6:39
日本の旧車たち。独特の世界観ですね。

写真の中で私の一番はサバンナRX-7です。昔は近所のヤンチャなお兄ちゃん達が乗ってました。個人的にはRX-3、12Aペリ・エンジンのギュルルル〜という音が好きでした。

昔のマツダはルーチェって車も作ってましたね(笑)。
コメントへの返答
2014年12月4日 13:00
ここに紹介した日本車は1950年から80年の30年分の世代があるのですが、アメ車寄りだったりドイツ車よりだったり。まだまだ追いかける立場だったことが見てとれるのが興味深いですよね。でも、オリジナリティ云々と偉そうなことを言うまでも無い幼少期、グロリアスーパー6なんてある家はとんでもない金持ちのイメージでした。

サバンナRX-7は日本のスポーツカーデザインを2世代飛び越えた印象です。よくぞリトラクタブルを、よくぞグラスハッチバックをと。低速トルクの細い12Aですが、RX3くらい軽いと速かったのでしょうね~。

ルーチェ、ひそかに期待していたのにありませんでした(^_^; 今週末の谷保天満宮にかけます!
2014年12月4日 7:10
おはようございます
初代117クーペとシルビアは確かジュージアローデザインだったかな
昔は結構外国のデザイナーを使っていたんだと
コメントへの返答
2014年12月4日 13:07
こんちには!
どこかの国みたいに安易な模倣にはしらず、きちんと海外のカーデザインを発注した姿勢はいいですよね。

117は駆け出しデザイナーだったジウジアーロが手掛けたものですが、あまりにもよくできたデザインに所属するギア車が提示を惜しんだとも言われています。シルビアはアドバイザーにこそドイツ人デザイナーを登用したそうですが日本人デザイナーの作なのだそうですよ。凄いですね~。
2014年12月4日 12:27
sonusさん、こんにちは( ´ ▽ ` )ノ

やっぱりこの目で見たかったです〜。
こうして名車を眺めていると、当時のクルマ創りへの意気込みがひしひしと伝わってくる気がしますね。

そして、現在のオーナーさんたちのご尽力にも感謝です(^○^)
来年は晴れてくれるかな(笑)
コメントへの返答
2014年12月4日 13:42
kai3butsuさんこんにちは!

そう、写真で伝わらないものがやっぱりありますよね。大きさとか。
日産ホーミーは10人乗りですけど5ナンバーですよ。狭い温泉街や作業現場など、これじゃなきゃダメというニーズは多いと思うのです。

次にUPする分でようやく日射しが現れます。やっぱり光量があるのは良いですよ~。
2014年12月4日 12:47
茨、埼、群のシングルに感動します。
シルビア、なんで売れなかったんでしょうね。
とても良いスタイルなのに。

サバンナ、私も乗ってました。
もさーっとしたステアフィールにが自分に合わなくて、永く続かなかったなー。
コメントへの返答
2014年12月4日 13:51
あら、ヒルマンインプに乗られている方から!
わざわざありがとうございます(^.^)

そう、ナンバープレートって物語が詰まってますよね。なのでクラックカーイベントはそのまま掲載させてもらうことにしています。
コロナ1500の色あせ具合もドラマを感じますが、もっとすごいのはダットサン210 なんと地域表示無し。1962年(昭和37年)まで、東京ではナンバーに地域表示が無かったのです。
サバンナ乗られていましたか。ステアフィール意外です。小型軽量のメリットをまだ生かし切れていなかったのですかね~。
2014年12月4日 21:19
こんにちは。
117クーペ乗ってたのですね!同じグレードで同じ色ってことは乗っていた個体だったりして。(^ ^)
やはり白が好きなんですね。
エンブレムの獅子がメイドインジャパンを主張していて素敵です(^з^)

コメントへの返答
2014年12月4日 23:37
こんにちは!
そうなんです、1986年大学1年のぼくは生意気に117クーペに乗っていました。

ただ、その頃は17~18年落ち、いかな名車とはいえクラックカーになりきれない一番厳しい時期だったかも知れません。単なる中古車の時期ですね。新車のFFジェミニなんて買ってた同級生になにそのポンコツと良く笑われましたよ(^_^; 唐獅子も演歌かと。
子供にゃ無理な車ですが、優れた製品の価値観は不変だなとこうしたイベントでつくづく思うのです。


2014年12月5日 22:53
シルビアはこれが初代で
みんなが知ってる180SXとかは5代目で
サニーベースの2代目、ガゼールもある3代目があるのよねー
4代目がリトラヘッドだったと思う。
ホンダZは兄貴が乗ってて
後ろ姿は水中メガネだったw

チラっとブルーバードか初代ローレルが
見えるねー
コメントへの返答
2014年12月6日 14:56
さすがお詳しいですね~!
そしてそういえばガぜールの後継が180SXなのでした。あのころのシルビアと180SXは売れに売れたという印象ですね。若者がまだ車を欲しがった最後の時代でしょうか。

水中メガネに擬態しているホンダZはジャンボーグ9にも変身するんですよね。このネタを絡めた展示は未だ見たことが無いのですけどマイナーヒーローだからかな(^_^; あまり格好良くないし。 

あ、正解。ダットサンブルーバード、輸出仕様ですよ!
2014年12月6日 13:14
懐かしいですな~,我が青春時代の憧れの車達。
レビンはフロントマスクが輸出モデルからの流用だったような覚えがあります。

117,コンテッサ,ダットサンなど,あの頃の車に有った勢いは何処に行ってしまったんでしょうかと・・・。

安全,空力,コストダウン,生産性そしてマーケットのグローバル化だけのせいには出来ない気が・・・。

だから,マツダと911になっちゃたんかもですね。
コメントへの返答
2014年12月6日 15:02
そうですよね、ぼくは小学生の頃の記憶を辿ることになりますけどoz-manさんなら乗っていた記憶の方が強そう。

この2TGのレビンには多くのダンディシニアが群がっていましたよ。やっぱり86よりこっちだな、と。若者のおもちゃのイメージがついたそれを思うと、なんか気持ちは分かる気がしました。

117とかコンテッサ、コスモスポーツってフラッグシップなんですよね。イメージ戦略で下位クラスの印象も引き立てようって。今はそんなことしなくても軽自動車が売れに売れるじだいだから作られないのでしょうね。

アテンザは初代のデザインと大きさが秀逸でした。エッジの効かせ方もやり過ぎないほどほどで日本人にはこのくらいが良いのですけど外人は大味の好きですからね~(^_^;

プロフィール

「[整備] #911クーペ 996C4S チャコールキャニスター交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/1792451/car/1327990/5323655/note.aspx
何シテル?   05/19 21:47
通信系会社勤務の50代。 庶民の味方こと中古996をまんまと掴んじゃったのが2011年。 沢山壊れて、沢山使いましたが、得がたい経験も沢山させてもらった...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

全日本モトクロス選手権第8戦(関東大会) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/10/29 21:47:00
乗り換える事に致しました、、 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/08/29 12:15:56
とある日の出来事 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/09/05 19:13:55

愛車一覧

ポルシェ 911 奥多摩の貴婦人 (ポルシェ 911)
中古996に手を出すとどうなるってのを知りたいならうちのブログはぴったり。特に2016年 ...
アウディ A4オールロード クワトロ ライトバン 2号 (アウディ A4オールロード クワトロ)
ライトバン最高! ソロキャン程度の荷物なら130iでも十分でしたがサイト映えしないってだ ...
BMW 1シリーズ ハッチバック BMW 1シリーズ ハッチバック
愛しのライトバン号ことゴルヴァリ6を失い、 普段の足&キャンプのトランスポーター、時々峠 ...
フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント ライトバン号 (フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント)
自動車雑誌が好きでそれこそ中学の頃から読んでる。 その手の雑誌で数十年、代が変わろうがラ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation