
今年最初の流星群である
「しぶんぎ座流星群」を撮りに行ってきました。
しぶんぎ座流星群は三大流星群のひとつに数えられ、夏のペルセウス座流星群、冬のふたご座流星群と並んで多くの流れ星が観察できる流星群として知られています。
しぶんぎ座流星群は毎年、自宅から見ることはあっても撮影に行ったことはありませんでした。
今回は流星群がもっとも多く流れる時間帯が夜明け前ということもあり、そのまま日の出の撮影も兼ねて撮影しようと思い、大洗の神磯の鳥居で撮影をしてきました。
この日は日中に年明け最初の愛車の撮影をしてきました。
パソコンでご覧になっている方は画面を右にスクロールをお願いします。
画像が大きく表示されます。
例年だと年明けは新年初走りでお気に入りのワインディングロードへ繰り出すのですが、今年はなかなか時間が取れず、いつもの大洗へ繰り出し、その帰りに撮影しました。
しぶんぎ座流星群の見頃となる時間帯が夜明けの2~3時間前からなので、自宅を1時に出発。
2時前に現地に到着。
しかしここでやらかしてしまいました。
なんと、三脚を忘れるという大失態💦
先日のツインリンクもてぎの花火大会の撮影で使ってそのまま車のラゲッジに積んだままだと思っていたら、まさかの荷下ろし(笑)
こんな時の為にラゲッジにはトラベル三脚を常に常備しているのですが、トラベル三脚を使って撮影をするか、それともいったん自宅に引き返して三脚を取りに帰るか?
いちどは車を自宅に向けて引き返しましたが、待てよ?片道30分、往復1時間、その時間があるならシャッターチャンスを無駄にしていないか?
幸い三脚はあるんだし、それならその時間を撮影に充てた方が良いと思い、トラベル三脚での撮影をチョイスして今回の撮影に臨みました。
普段あまり使わない三脚での使用感も分かるのでこれは良い機会だと捉えて撮影しました。
撮影のセッティングをしていたら、今度は先日カメラに取り付けたL型プレートを装着したままだったので、このままではトラベル三脚にカメラを取り付け出来ないことが発覚。
幸い、六角レンチとスペアのプレートを持っていたので、付け替えをしてなんとか撮影をスタートすることができました。
全ては直前まで、どうにも撮影に対するテンションの低さから招いた結果でした。
しぶんぎ座流星群が条件こそ良いものの、時間帯が夜明け前であることに撮影に対するモチベーションが上がらず直前まで自宅でグダグダと過ごしてしまったことによるものです。
何事も事前の準備はしっかりしなければと改めて思いました。
1時間に30個程度の流れ星が見られるという情報だったので、期待していたのですが、肉眼で見ると思っていた以上に少なかったですね。
その後、帰宅して写真を見ると、うっすらと小さな流れ星が写っているのが確認できたので、そこそこの数は流れていたと思います。
大小2個の流れ星が出現。
良いタイミングで捉えてくれました。

鳥居の上でひと際明るく輝く星は金星です。
今回のお気に入りの写真
金星と鳥居の間を切り裂くひとつの流れ星
火球クラスとまではいかないものの、この日撮影に来て良かったと思える一枚になりました。
流れ星を撮影する為にインターバル撮影をしていましたので、せっかくなのでタイムラプス動画に仕上げてみました。
300枚の写真を繋げて10秒の動画にしています。
次第に夜も明けていき、空がだんだん明るくなり始めました。
ここからは日の出の撮影にシフトしてレンズも交換して撮影しました。
今年初の日の出
神が降り立ったとされる神磯の鳥居
やはりここからの撮影は荘厳な雰囲気があり特別な場所であることを認識させてくれます。
いつもは下に降りて、鳥居の中に太陽を入れたカットを狙うのですが、この日は大潮で夜中からしぶんぎ座流星群を撮影していた私は波しぶきが来ることを避ける為に、上からの撮影を選択しました。
結果、いつもとは違った写真が撮れたので満足です♪
ある程度、日の出の撮影ができたところで、カメラを手持ちに切り替えて撮影。
この時は寒さで手がかじかんで思うように撮影ができませんでしたが、なんとか波しぶきと日の出のコラボ撮影ができました。
オレンジ色に染まった波しぶきがお気に入りです。
良い瞬間を捕らえられたかなと自己満足しております(^^♪
帰宅して調べてみたらどうやら今年の残りの流星群は観測条件があまり良くないみたいですね。
ペルセウス座流星群、ふたご座流星群どちらも月明りの影響を受けてしまうそうで。
今回のしぶんぎ座流星群の撮影をしておいて良かったかなと思える撮影になりました。
次回の星空の撮影はまだ撮影していない場所から撮影してみたいと思います。
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Posted at
2019/01/06 00:08:55