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2023年03月15日

異論反論インプレッション【F20ポジティブ編】

異論反論インプレッション【F20ポジティブ編】 納車時32,000㎞から既に800㎞を走破し、F20のポジネガ色々見えてきたここ最近。

先週はみん友のユルゲンさんと、かつて富士スピードウェイのピットで、私の括約筋に波状攻撃を仕掛けてから十数年、今や責任ある社会人へと立派に成長したユルゲンJrさんへのお披露目や、週末には大学の同じゼミだった友人と食事をし、その送迎で好評を博すなど、嫁の里子となったスイフトの代わりを余るあるほど果たしているF20でして、そのレビューを、大好きなJOJOのシュトロンハイムさんにして頂きましたところ、「ふざけてないで、ちゃんと自分の口でせいや!」「不謹慎すぎて国際問題になる。」などなどお叱りを頂戴したことから、これまでのところを改めてレビューしようかと思います。

デビューして10年超が経過しており、CGはじめ様々なレビューがされ尽くされているF20ですが、なるべくニュートラルな立場でインプレしたいものの、評価軸としてちょいちょいF80が顔を出してしまうのが厳しいところでもありまして、、、ま、素人レビューですので、そこはご笑納いただければとm(__)m

まずは、ポジ要素から。
誰も得しなさそうな長文につき、お暇でしたらどうぞ~

【パワートレーン】
1.6L直4とは思えない低速からの力強さと、振動とは無縁のデッドスムーズな回転フィール、それでいて、ゼブラゾーンまで気持ちよく回りきる高回転特性はBMWの十八番。
低速トルクの厚みから、同じテンロク170psの、かつてAE101が搭載していた1.6Lスーパーチャージャーの4AG-Zを想定していたのが、体感的に200ps級3L のNAのようなパワー感で、近いところでいうと、ノンターボの2JZがそうかもしれません。
エコユニットで0-100㎞が7秒台というのも大したもの。
ちなみにOBD接続のブースト計で過給圧を測定したところ、気温15度で89kPaでしたので、気温上昇に対して相対的に低くなった吸気密度に、ウェストゲートの制御がブーストを高めに補正を掛ける5月頃には、100kPa付近になるのではと予測。となると、実測、何馬力出ているの気になってしまう・・・
8ATのシームレスな変速に加え、変速方法が理にかなっているため、ドライバーの意思との齟齬が生じにくいのもさすが。

【ボディ剛性】
非常に剛性感高く、かつ穏やか。ガタピシをはじめとした低級音とは無縁。
F80の岩のように堅牢な乗り心地からすると、低反発ウレタンクッションの上にいるかのよう。
それでいて、ロードインフォメーションが希薄にならない絶妙な味付け。

【ハンドリング、足回り】
電動パワステは終始、自然でクイック。速度を上げるほどに可変式に調整されるバリアブル機構によって、ロックトゥロックが2回転にもかかわらず、最小回転半径はさらに小さく、あらゆる速度域でも安定した舵角が得られるという設定。
足回りは、硬いことは硬いものの、不快さはなく、路面の凹凸を1発でいなす『剛』と、コーナリング中はややロールさせながらしっかりと後輪に過重を乗せる『柔』を併せ持つ職人気質は、BMWのFRパッケージならでは。

【ブレーキ性能】
冷間時もさることながら、高速走行時も利きは十分。
1.4tの車重に対して不足はなく、回生システムも自然で全く気になりません。ただし、過信は禁物。

【燃費性能】
カタログ値では17㎞/Lとありますが、実燃費として、街乗り7:高速3だと、10㎞/Lを超えるぐらい。ただし、ほぼスポーツモードに入れてのモノなので、エコモードで走れば、1㎞/L程度の向上が期待できると思われます。

【取り回し】
日本の道路環境や駐車場に適した取り回しの良いボディサイズ。
FRならではの回転半径の小ささで狭い所での切り返しはラクラクです。

【デザイン】
特に前期型は、人を選ぶデザインで、好き嫌いがはっきりと分かれるパクチーのようなもの。私のように好きな人はとことん好き、受け付けない人は見向きもされません。
ただ、写真より実車の方が圧倒的にカッコよく、嫁も実物を目にして「あらいいじゃない♪」と好評価。

【内装】
3シリーズとほぼ同じで、シンプルながら質感が高く、Mの3色ステッチが所々に施されたシートの他、Mの一族であることをさりげなく主張する加飾がやる気にさせてくれます。10年経過したにしては、プラ部分や布の安っぽさやヘタったところなどなく、シート形状もロングドライブに適しており、高いNVHもあってM3より疲れが少ないと感じてしまいました。
後部座席も大人2人が無理なく座れる広さ。

【積載性能】
トランクは決して広くはないけれど、ギターのハードケース2本にエフェクターラック、JCM8000のヘッドユニットが収納できる広さ。後部座席を倒してトランクスルーにすると、さらにキャビネット2個が搭載可能。月並みなところで言えば、ゴルフバッグが2個程度入ります。

【その他】
アフターパーツが豊富な上に、F系の他のモデルとのパーツの流用ができ、様々なバリエーションと組み合わせが可能。
中古市場での値ごろ感が素晴らしく、コスパは抜群。
エンジンルームの作業性が良く、私のような素人でもある程度メンテができるのは嬉しい限り。

と、ここまでポジティブレビューをいたしましたが、後編はネガ中心に進めてまいります。



画像は、多分、新車からの保護シールが付いたままになっているスカッフルプレートです(驚)
大事にされてたんだなぁ~ありがたや_(_^_)_
ブログ一覧 | F20 | 日記
Posted at 2023/03/15 16:17:12

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この記事へのコメント

2023年3月15日 19:37
こんばんは。
早速インプレッション、しかも元オーナーからすると結構正確な内容で、流石です!
F20を降りて8年くらい経つので、過去の記憶を思い出しながら「そうだなぁ」って思っていました。燃費は、もしかすると思ったほどは伸びないと思います。でも十分納得できるかなぁと。
走りは文句なしと言うところですね。
ネガティブなところ、なんでしたかね〜。次のblogを楽しみにしております(^ ^)
コメントへの返答
2023年3月15日 22:45
あっくんりょうパパさん、今晩は☆
元オーナー様からご評価いただけるなんて、嬉しくも汗顔の至りでございます(照
10年経っているとは思えないつくりの確かさですから、今乗られても8年前とそれほど変わらない印象かと思われます!
燃費はエコモードで苦行層のごとく禁欲ドライブすれば伸びそうなんですが、それでしたら止めておこうかと笑
F80と比べても期待以上の走りと質感につき、思わず褒め倒しましたが、ネガ出しもしてまいりますので、引き続きおつきあいくださいませm(__)m

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