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2023年08月08日

250psと34㎏の恩恵

250psと34㎏の恩恵 Oリング2ヶ所からの水漏れ(整備手帳参照)がようやく完治し、オイル交換中にうっかりF80と同じくbm3を施してしまい、250psと34㎏(公表値)を手に入れた我が家のF20 120i Mスポ。

大人しい見た目に強心臓を宿した者として、『羊の皮をかぶった狼』と並んで、『ピリリと辛いホットハッチ』は、車好きのロマン。
イモっぽいセダンだと思って舐めてかかったら、とんでもない返り討ちに遭い、「ちっこい車は大人しく横走っとけや~」なんて言おうものなら、あっという間に置き去りにされるシーンは胸熱の一言。

そんなホットハッチに磨きがかかったF20が、何がどう変わったのか、まずは数値として分析してみようかと思います。

N13Bの設定ブースト圧は、wikimortorsによると、『Twin-scroll Garrett MGT1549ZDL turbocharger in BMW 13 operated under 10psi(0.7bar)boost』 と、ノーマルではMAXで70kPaとのこと。

マルチメーターで計測したところ、
ブースト圧:施工前70kPa⇒施工後120kPaと明らかに上昇

続いて、マックスクーリングの効果として、
水温:施行前105~107℃⇒施工後85~100℃とこれまた効果絶大

スポーツ表示の正確性は何とも言えませんが、高速道でやや深めにアクセルを踏んで加速したところ、160kw(217ps)を超えるぐらいでしたので、これが概ね正しいと仮定するならば、少なく見積もっても220psぐらいは出ているのかと。
ただ、タービンが仕事をしていないゼロスタートからの転がり始めは、1.6L相当で、ノーマルと変わりません。

加速については公道での全開テストできませんので、感覚的なところでしかありませんが、先日、F80にて高速走行中に、ノールック車線変更からの肉弾特攻を緊急回避した時のように、欲しい時に欲しいだけの加速が提供されるのは大変心強い。

それまで、ツルシの170ps、25㎏でも何ら不足はなく、点火系をリファインしたことでのフィーリングアップは感じていましたが、bm3の施工後、とても正気では踏めなくなったF80M3に比べて、30㎏を超える大トルクのおかげで、待ち乗りがさらに楽に、そして、エンジンフィールのデッドスムースな特性はそのまま、燃焼室にガソリンを多めに送り込むと、たちまち「ウォン!!」と野太い雄叫びを上げ、小気味よいビートを伴って、タコメーターの針はゼブラゾーンへと駆け上がっていき、胸のすくような加速がもたらされるのでした。
実際に、高速道での追い越し時の車速の乗り方は、50%のエクストラパワーの上乗せにより、まるで3Lエンジンのようなボトムから湧き上がる力強さから、1.6Lの排気量だったことを忘れてしまうほど。

燃費については、アクセル開度が少なくなっていることから、極端な悪化はないと予測しています。

デメリットや懸念されるところとしては、年式が年式のため、タービンをはじめとした機関系やドライブトレーンへの高負荷でしょうか。
プラグの番手の変更、ATフルード交換、冷却系の強化などなど、パワーアップしたなりにケアしていかなければならないところもあるため、愛車に手が掛かればかかるほど喜んでしまう性癖を持つ私にとっては、ご褒美みたいなもんですが、デメリットと言えばデメリットかな。

あとは、楽しくなりすぎて、つい遠回りしてしまったり、用もないのにハンドルを握りたくなるのもデメリットのような気も。。。

とまあ、今日現在まで、bm3によるパワーアップの恩恵は非常に大きく、Stage1で丁度良いと感じている次第です。

最後に、bm3で施したセッティングを載せておきます。
ただし、120iには無関係な機能もあると思われ、また、何分、素人設定につき、あくまで参考程度にて。
また、個体差もありますので、同様の効果をもたらすものとは限りません。

排気バルブタイプ・・・OEM
MAX冷却モード・・・ON
コールドスタート(触媒加熱)・・・OFF
コールドスタート(エンジン回転数)・・・OEM
エキゾーストフラップ・・・OPEN
スピードリミッター・・・OFF
触媒モニター・・・デフォルト
スロットルレスポンス・・・デフォルト
ブーストリミッター・・・19.6psi(135kPa)
ギアごとのトルクリミット・・・1~6速 10%カット(90%上限)


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Posted at 2023/08/08 15:48:18

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この記事へのコメント

2023年8月9日 8:19
おはようございます。
120iは1度だけ乗ったことがありますが、充分パワフルで高速なども不満はない実力の持ち主でしたが、blogを拝見する限りかなり速いのではないかと思っています。1シリーズだと思って舐めてかかるとヤバいやつですね!
セッティング内容の共有は1シリーズオーナーにはとても参考になりますね。みんカラはこういうことを共有する場であると思うので、グッジョブですd( ̄  ̄)
コメントへの返答
2023年8月9日 9:44
あっくんりょうパパさん、おはようございます☆
おっしゃるとおり、120iは素のままでもスペック以上の速さで、どのステージでも、軽い車重と相まって、走りのレベルはかなり高いと感じましたが、bm3を施したら、135と120との中間グレードのようにバージョンアップしてしまいました。ガンダムでいうところの、民間でカスタマイズしたジムⅡですかね。舐めてかかってきたゲルググを返り討ちになんてできたらカッコいいなぁ(羨望)
昔、Z32に乗っていた頃、80スープラSZ乗りのツレと、3Lのシングルターボで250~260psのグレードが丁度いいよねと語っていたこともあり、期せずして、それが実現したような心持なんです。
セッティング内容は、いろんな方のも参考にして頂き、試行錯誤して皆でいいものにしていければいいかななんて思っちゃったりしています。
私自身、人柱としてのお役目でもありますので(笑)
2023年8月13日 10:55
『ピリリと辛いホットハッチ』・・・、いいですねぇ、まさにツボ(惚)

120iのサイズ、ウェイトで250psありますと、まさに「ピリリと辛い!」ホットでスパイシーな一台ですね~♪

仰せの通り、パワーアップしたなりのケアも必要になろうかと言えど、それもまた楽しみのうち。

カーライフはハッチバック車から始めたワタクシ、今でも「ホットハッチ枠」を温存、実は秘蔵(?)の一台もあったり・・・(照)

いやぁ、ちょっと刺激を頂いちゃいました♪♪
コメントへの返答
2023年8月13日 20:22
リターンライダーさん、いらっしゃいませ♪

ウェットで踏むとリアがほとんどグリップしなくなってしまい、ピリ辛どころかキャロライナリーパーまぶした感じなってしまったのかもです(汗)
それでも、振り回せるパワーは爽快の一言に尽きます!
ただ、力を得た反動や代償は、必ずどこかに来ることは、世のスーパーパワーを持ったヒーローたちが証明してくれてますもんね。。。楽しみつつも気を付けないとです(汗)

ランタボの前の愛車が原体験でしたか!!
ハッチバックは腕を磨くのはうってつけで、ボーイズレーサーなんて特集をCARBOY誌やらで良く組んでました。
FFのタックインに憧れて、ドオーバー食らって、ガードレールに張り付いていたのを峠で時々見かけたりと(懐)

秘蔵の1台、仕上がりましたら是非ともお披露目をば~
こっそりでしたら現地まで馳せ参じます!!

プロフィール

「【赤面】生まれて初めての http://cvw.jp/b/192969/47720381/
何シテル?   05/14 14:28
20年前に偶然出会った96年式M3CLimousineを溺愛すること4年、そして涙の別離を乗り越え、その後、やって来たE46M3と忘れえぬ10年来を共にした不人...
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