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イイね!
2013年09月18日

昭和の旧車・絶版プラモコレクション

昭和の旧車・絶版プラモコレクション 皆さん、こんばんは!

今回は模型ネタです。

先日、昔懐かしい模型の
BOXアートを掲載した雑誌、

ネコムックの、
カーモデル・街道レーサーモデリング・シリーズの
別冊で、「昭和の旧車・絶版プラモコレクション」という
本を入手しました。



昔懐かしい模型のボックスアートが満載で、
えっちぃ本と同じくらい夢中で読んでしまいましたww

私が小さい頃夢中になった模型つくりの記憶がよみがえってきました。

内容は主に改造車やレースカーメインで、フルノーマル車のキットは
殆どありませんけど、懐かしさはピカイチで、
今の模型には無い当時の遊び心もうかがえます。

その一部を・・・



アオシマのキットの一部です。

左は、1984年ころに登場した、スーパーシルエット・シリーズで、
日産のシルエット軍団がキット化されました。

現在も再販されていますが、ディスプレイ専用になっています。

右は、ザ・チューニングカーシリーズのひとつで、
当時エンジン付きで再現され、エアロに竹やりマフラーと言う
ミスマッチ感がいっぱいなシリーズでした。

アオシマの当時のキットで、エンジン付き(半分成形の底上げ仕様)は
日産車が独占していました。






こちらはニチモ事、日本模型の一部です。

ニチモは1:20の自動車キットが有名でそのクオリティの高さは有名でした。
1:24の方はスケール重視というよりもモーター走行重視のキットが初期は多く、
クオリティは決してよくなかったと思いますが、
組立やすさ、モーターライズにつきもののリード線の組み付けの煩わしさを
解消した、金具同士の接続で通電する「プレート配線」を開発したのは
ニチモだった記憶があります。

この手法は現在ミニ4駆で取り入れられており、
模型初心者の方や、子供さんには親切なキットでした。

自動車キットから手を引く前にはR30スカイライン、430、120系クラウンなどのキットを
次々にリリースしていました。








今はモデルガンでおなじみ、東京マルイのキット群の一部です。

マルイにはクオリティの高いキットが多く、スーパーカーブームの頃のキットは
ホントにスタイルからシャシー周り、ライト点灯、ドア開閉、エンジン再現などが
凄くて、1976年には、ベストキット賞なるものを受賞したほどです。

しかし、改造車ブームが来ると、路線もそちらに向かいましたが、
この頃に出た130ローレルや、ジャパン・ターボ、910ブル、コスモなどは、
完全に新規設計で作られたキットで、
流石マルイのキットらしく、細かいところまでに仕事が行き届いていました。

今でも某オクでは簡単に1万円以上の値段がついています。

箱乗り人形のついたキットもありましたww

マルイは他社が展開していた1:20スケールの自動車キットを
シリーズ化していなかったのも特徴の1つです。




アリイ事、有井製作所のキットです。

現在は、マイクロエースと言う名前で、主に鉄道模型を主流に手掛けています。

当時は自社で開発・製造などをしていましたが、お世辞にもクオリティもよくなく、
製作にはかなり苦労した記憶があるキットが多かったです。

かなり手を抜いている部分もあり、酷かったのは、
モーターを搭載したら、シャフトとギアの噛み合いがきつすぎて、
車輪が回らない事があった事です。

覚えているだけでも2車種ほどありました。

ウィキペさんにもクオリティの低さをB級とまで書かれていますが、
車種のバリエーションなどは決してB級とは思えない豊富さはありました。

シリーズ名でも、「爆走軍団」とか、
この本でも紹介されている「NOWい! 愛車」シリーズとか
(いまどき、NOWい!って使わないよなぁ~)、
「つっぱりレーサー」シリーズとかありました。

でも、つっぱり・レーサーシリーズはシリーズ名の割に
車種は至って普通にノーマル車ばかりでした。

当時も倒産したメーカーのキットの金型を買い取ってキット化していましたが、
現在は、自社、LS、オオタキと言うメーカーの金型を利用して
「オーナーズクラブ」と言うシリーズでクルマのキットを製造しています。




現在。GSIクレオスと言う名称で主にケミカル剤や、模型工具類に力を入れている
グンゼ産業のキットの一部です。

グンゼ産業は御存知、肌着などでおなじみの、グンゼの模型部門で、
数多くの自動車キットを手掛けていました。

グンゼ産業はクオリティも当時の模型メーカーの中では
上ランクの方だった記憶があります。

特に、この頃、価格帯で500円シリーズ、800円シリーズ、1200円シリーズと言う感じで
自動車のキットが出ていましたが(1200円の方は1:20スケール)、

500円クラスのキットは500円とは思えないほどのクオリティの高さで、
モーターライズは別売りとし、ディテイル再現などに徹底、
他社がコックピットなどを上げ底にしていたことが多かったにも拘らず、
一部を除き運転席周りも実車同様に再現していました。

現在はアオシマが、グンゼのS30フェアレディZG、
スカイライン・RSターボ・シルエット・キャラミ仕様を再販しています。

他にもいろんなメーカーさんのキットが紹介されています。

当時は本当に自動車のキットも大盛況で、レーシングカーに至っては、
実車もですが、絶対にありえない車種もレーシング仕様として
キット化されていました。

ここではニチモのギャラン・GTOがまさにそうですし、

この本に紹介されていた、永大グリップという玩具メーカーが
自動車模型をリリースしていた頃のレーシングカーには、セリカを除けば
130ローレルや、610ブルーバードU、マークⅡ2000GSS、
ケンメリGTX、コスモAPなど、殆どが架空のレーシングマシンとして
ラインナップされていたことがあり、

ここに当時の自動車の模型の面白さもあったんだなぁ~と
改めて思いました。

まぁ、最も当時は今ほどライセンス契約にうるさくなかった時代という事もあったと思います。

今では実現しないであろう車種設定も当時は当たり前でした。

この本は、主に改造車のキットなどがメインの紹介で、
且つ、紹介されているキットはすべてあるコレクターの方の物なので、
全キットを網羅しているわけではありませんが、

それでも見応えは十分です。

ブログ一覧 | プラモデル大好き! プラモネタ(^_^) | 趣味
Posted at 2013/09/18 01:27:42

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この記事へのコメント

2013年9月18日 22:13
130ローレルや、610ブルーバードU、マークⅡ2000GSS、
ケンメリGTX、コスモAPこの辺りは俺たちが免許を取って
中古車で頑張ったら買える位の頃なので懐かしいですね~!
模型じゃなく現車でしたけど・・・・・〈笑〉

この頃にはこの頃の弄りがあったんですよ~!
今では古き良き時代って感じですけどね〈笑〉
コメントへの返答
2013年11月19日 9:25
こいちさん、9月のコメに今頃お返事してすみません(>_<)

こいちさんの世代ならまさしくそうだったと思います。

いじりは今とは違う拘りってのがあったと思います。

今のクルマいじりと、当時のクルマいじりn
スタイルとかも全然違うみたいですし。

ただ哀しいかな、今は昔ほど
個性のある車が少なくなったのが
哀しいです・・
2013年9月18日 22:29
連コメごめんなさい・・・・・
この人!おいらのみん友さんなんやけど
この人のページ最高さから暇な時にでも
見て下さい!

http://minkara.carview.co.jp/userid/346326/car/406162/3678975/photo.aspx
コメントへの返答
2013年11月19日 9:27
2度目のどうもです(笑)

そうそう、一度簡単には拝見させて頂きました。

オイラが子供の頃に
人気だった車種がいっぱいですね。

コメントをさせて頂こうと思い
そのまんま放置してしまっていましたが、
また落ち着いたらじっくり拝見させて頂きに行きます♪
2013年11月12日 22:07
うわぁ、懐かしい!!

この中のいくつかを作りましたよ♪
コメントへの返答
2013年11月19日 9:28
Nジャンさん、こんにちは!(^^)

まさしく、ピンポイントの物もあったと思います♪

プロフィール

「最近の自動車プラモは、結構内容が濃い・・(^^)」
何シテル?   05/08 08:36
クルマ、オートバイ、鉄道、模型が好きです(^^)
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