去年の秋に導入した中華ディスプレイオーディオの話です。
androidOSが入り、携帯とワイヤレス接続出来て3万弱というお得感で購入しました。
しかし、エンジン始動後にネット接続が上手くいかないことが多々あり、繋がっても不安定な時が多々あります。
多少の不満はありつつも、まあ安かったし、と思っていた先日、googlemapで良くある「地理感のないエリアでとんでもない裏道に誘導」され、そのタイミングでネット接続が落ちて迷子になりかけてちょっと不信感が芽生えました。
ネットで同型機の不具合事例を調べると、新ファームが出ているとの情報があり、新ファームではネット接続が少し安定するとの話もでていたため、早速バージョンUPを行いました。
再起動すると、分かっちゃいましたがオーディオ関係の設定が全部飛んでましたので復旧させました。
イコライザーなんて35~6バンドくらいあり、これを画面の指先タッチで以前と同じ設定を入れるなど、こんなの余程の集中力がないと無理です。そもそも設定を細かく変えても大して違いが分からないですし。
作業後、設置当初よりたまにあった症状で、走行中に電源が落ちて再起動という症状が再発しましたが、更新当初で内部メモリ不足にでもなったかと思い、その際には様子見してみることにしました。
しかしその後症状は悪化し、一度電源が落ちるとその日はほぼ電源が落ちたままでバックモニターが使えない、と平日に乗るカミさんの不満が爆発、もう手に負えないと、メーカーのサポートにメールしました。(問合わせ電話番号がないので)
メールを送りつつも、もう中国は嫌だと、気持ちは既に買換えモードになり、おおかた機種を絞るところまで行きましたが、まる1日経った頃にメールの返信がありました。
意外に流暢な日本語で、丁寧なお詫びも入った文章で、結論的には
「まず、本体を工場出荷状態にリセットして下さい」
その週末、面倒と思いながらも、案内された手順で作業し、再起動で面倒な各設定も再度入力しましたが、やはり電源は途中で切れます。
再度メールで直らないと伝え、週明けに届いた返信メールには、各ハーネスの電圧を確認し、その時の動画で送ってほしいとありました。
ハーネス系を調べるなら設置場所周辺の分解もしないといけなくなり、しかもその証拠の動画も録らないといけないとは、余計に面倒になったと思いつつも、電源系は今まで全く疑って無かったので、次の週末に内装を一部バラしてから確認しました。
すると、ハーネスの束に押され、アースだったかアクセサリーだったかのギボシ部分が負荷が掛かった状態で曲がっていて、ギボシ部分を触ると電源が入ったり切れたりと、不具合箇所が特定できました。
外部USBは普段抜き差ししないため、元々ケーブルを奥のほうに押し込んで隠していて、ファームアップでこれを引っ張り出し、その後の何度かの出し入れで症状悪化したんだろうと思います。
サポートにメールで不具合解消の報告をしましたら、こちらのチェック不足が原因なのに、また丁寧な返信が届きました。本体は悪くなかったのに、申し訳ない…。
色々バラした復旧ついでに、当初から気になっていた、画面を囲む百葉箱みたいなフード付きカバーの高さを切り詰め、少しスリムにしました。
それから1週間、カミさんからの不具合の話は出ておらず、ファームUPのお陰か、ネット接続も以前よりは改善しているようですし、サポート対応の良さが好印象で、機種更新は当面見送りとなりました。
Posted at 2024/01/28 20:43:16 | |
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カングー | 日記