強化ロアアームのOH(ピロボール交換など)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
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昨年(R6年)9月に交換した強化ロアアームですが、外した強化ロアアーム(タイトル画像)をOH(オーバーホール)してスペアとして保管しておこうと思います。
この強化ロアアームが約2万5千キロ走行後、取り外したもので、プレスがなかった頃にショップで組んでもらったものです。
仕様は、前後クスコピロブッシュで、ノーマルボールジョイント、レイルの補強プレートで強化していました。
PS ブレーキフルードか何かを垂らしていたらしく、塗装が見事に剥げている箇所がありますね、、、。
今回のオーバーホールは、
①ロアアーム本体 ⇒ 再塗装(チッピングブラック)
②ノーマルボールジョイント ⇒ ZSS製ロールセンターアジャスター
③クスコピロボール前後OH ⇒ ピロボール・ダストブーツの交換
を行います。
PS 以前、強化ロアアームのスペアを作成した時の整備手帳『強化ロアアームの作成』とほぼ同様の作業となるので、そのダイジェスト版みたいな感じで詳細は省略していますので、作業の詳細は文末のURLから以前の『強化ロアアームの作成その①~その③』参照ください。申し訳ないですm(_ _)m。
また、使用しているZSSロールセンターアジャスターやクスコピロブッシュも文末にあるURLから過去のパーツレビューを参照ください。
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(フロント用ピロブッシュの交換パーツ)
上から
・ピロボール×2 ⇒ MBWT-18(モノタロウ)
・ダストブーツ×4 ⇒ 00B 464 G16(クスコ品番)
・Cリング×4 ⇒ 00B 464 C16(クスコ品番)
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(リア用ピロブッシュの交換パーツ)
上から
・ピロボール×2 ⇒ MBWT-18A(クスコ製 MBWT-18の加工品)
・サークリップ×2 IRTW-34(モノタロウ)
・ダストブーツ×4 ⇒ 00B 464 G25(クスコ品番)
・Cリング×4 ⇒ 00B 464 C16(クスコ品番)
・Cリング×4 ⇒ 00B 464 C25(クスコ品番)
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(ボールジョイント)
・ZSSロールセンターアジャスター(一式)
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フロントのピロブッシュをプレスで外していきます。
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フロントピロブッシュを全バラしたところ。
PS(愚痴です)なかなかカラーが抜けないと思ったら、水が入ってカラーがサビていました、、、(>_<)。
冒頭でも記載しましたが、このロアアームはプレスがなかった頃にショップで組んでもらったものですが、なんと、Cリングが組まれていない、、、。
確かに、ここのCリングは、はめ込むのが面倒なんだけど、それにしても、、、今はこのショップには行っていないですが、ええ加減よなぁ、、、当時はいいショップだと思っていたのに、、、。
ほんと、ショップ選びは大切ですよねぇ、、、。あらためて、自分でやれるところは自分でしなきゃ、、、と思ったのでした(^_^)。
使用しなかった新品のCリング4本はどこに行ったのかねぇ、、、(>_<)。
使用しないなら、お客さんに返還するべきでは、、、。
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ブラシやピカールで磨いてサビを落としました。
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リアをバラしたところです。
リアはブッシュをつけたままで、プレスでピロボールのみ外せます。
ブッシュは何度も圧入を繰り返すと抜けやすくなりますしね、、、。
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ノーマルのボールジョイントを抜いたところです。
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各ブッシュが外せたので、再塗装に向け、古い塗装をブラシや剥離剤、パーツクリーナーで剥離します。
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なんとか塗装が剥がせました。
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塗装しないリアブッシュなどをマスキングします。
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シリコンオフで脱脂して準備完了~。
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塗装は前回と同じで、
ミッチャクロン ⇒ 艶消しブラック ⇒ チッピングブラック(下面のみ)
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塗装完了~。
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ピロボールの交換にもプレスを使用しましたが、ピロボール自体はブッシュにすんなりと軽く入りました。プラスティックハンマーとかで軽く叩いて入りそうなレベル、、、? 圧入ではないのかな、、、?。
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ダストブーツを取り付けて、リアブッシュが完了~。
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フロントブッシュを圧入します。
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圧入完了~。
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ロールセンターアジャスターの圧入です。
※長さがあるので、アタッチメントを2段重ね(矢印)で対処しています(^_^)。
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ZSSロールセンターアジャスターの圧入完了~。
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ということで、強化ロアアームのOH完了です。
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リペアパーツレベルでキレイでは?
上手く仕上がったと思います(自画自賛です 笑)。
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