観劇・感激

今宵はガラにもなく？シェイクスピア劇を鑑賞です。
あの蜷川幸雄演出、「ヴェニスの商人」です。あらすじは誰もが知っている有名な戯曲ですね。

広島は文化不毛の地といわれて久しい。音響のしっかりしたホールがあまりないので、大きなイベントも東京、大阪、福岡と広島を飛び越すこと多し(T_T)

今回はNINAGAWAの演劇に触れられるまたとないチャンスとのことで、奥様に引っぱられ初の観劇です。


いよいよ開演、最初は聴衆にも緊張感が漂う場内でしたが、徐々に俳優陣の熱演に引き込まれ舞台との一体感が生まれてきました。自然と拍手と笑いが湧き、最後のカーテンコールではスタンディングオベイション。初の観劇で大感激です。

それにしてもシャイロック役・市川猿之助の存在感は圧倒的でした。良く通る声、絶妙な間合い、目ぢから、際立っていましたね。歌舞伎調の見得を切る演技で笑いを誘いながらも観客を引き込みました。ラストシーンでは思わずシャイロックがかわいそうになったほど。

いろいろと感じるところがありました。何か、歌舞伎も見てみたくなりました(^o^)