
こうみえて私、
クラシック音楽も好きなんです。
と言っても、メロディが気に入ったり、番組で取り上げられたりした有名な曲をスポットでCD購入している
ミーハーファンです😅
ですので、私が紹介するのは超有名・定番曲ばかりです<(_ _;)>
あぁ聴いたことある!でも曲名が分からなーい!というのを解決したい😊
今回紹介するのは
A.I.ハチャトゥリアン作曲
「組曲 仮面舞踏会 より ワルツ」です。
以下、Wikiより抜粋。
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『仮面舞踏会』はミハイル・レールモントフ作の戯曲のための劇音楽として作曲され、後に組曲が編まれた。
物語は帝政ロシア末期のころの貴族社会が舞台。
かつての凄腕賭博師アルベーニンは妻・ニーナと静かな生活を送っていた。
アルベーニンはニーナとともに仮面舞踏会へ行った。上流社会の人々が仮面で顔を隠し、欲望の渦巻く会場。アルベーニンは以前自分が助けた公爵が、ある女性を口説いていたのを目撃する。一方、ニーナは会場で腕輪を紛失してしまうが、ふとしたことから公爵の手に渡る。公爵は自分が口説いた女からの贈り物だと自慢げにアルベーニンに見せたため、アルベーニンは妻が公爵と不貞を働いたとの疑惑を深め、激しい嫉妬に襲われる。ついにアルベーニンは妻の殺害を決意する。
アルベーニンは再びニーナをつれて仮面舞踏会へ行く。彼は毒入りのアイスクリームをニーナに与える。毒が回りニーナは苦しみ始める。アルベーニンはニーナに公爵と不貞を働いたことを詰問するが、ニーナは苦しみながら身の潔白を訴えつつ死ぬ。
その後ニーナの無実を知ったアルベーニンは貞淑な妻を殺害した罪悪に打ちひしがれ気がふれてしまう。
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うーむ、なんとも悲劇的なやるせないストーリー😨
ロシア革命後、ソビエト連邦が成立したばかりの当時では、帝政ロシアの貴族社会を批判するような演劇も好まれたのでしょう。
これを知って仮面舞踏会のワルツを聴くと、その
きらびやかなメロディーに破滅的、あるいは
死を連想させる響きを感じさせ、より一層味わい深いものになるようです。
アラム・イリイチ・ハチャトゥリアン(1903-78)は旧ソビエト連邦の作曲家。
グルジア(現在のジョージア)のトビリシでアルメニア人家庭に生まれました。
黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス地方はヨーロッパ・アジア・中東の交差点にあたり、多くの大国や帝国に入れ替わり支配される歴史をたどってきました。
ハチャトゥリアンは、自身の作品にコーカサス地方の民族音楽を色濃く取り入れ、エネルギッシュで独特の作風を確立しました。
彼の代表作は「バレエ組曲 ガイーヌ」の中にある、
「剣の舞」でしょう。こちらも誰もが聞いたことあるはず。
さて、仮面舞踏会のワルツは思わぬところから注目され人気が出ることになりました。
フィギュアスケートの浅田真央さんが、フリー演技のテーマに採用したのです。
曲と演技の融合が素晴らしい。浅田真央は本当にすごい選手でした。
それではオーケストラの名演をどうぞ。ユーリ・シモノフ指揮/モスクワフィルハーモニー管弦楽団。指揮者の動きも見所です😅
時代を超えて愛されるクラシック、
やはり本物はすばらしい\(^o^)/
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ミュージック・アート | 日記
Posted at
2021/01/20 22:27:03