遂に逝ってきました~!!
GRBに乗り始めて2年弱。
specCに乗り始めて凡そ2ヶ月。
待ちに待った、インプでのサーキットドライブを満喫してまいりました~♪
舞台となったのは、三重県鈴鹿市にある
『モーターランド鈴鹿』
当初このタイミングでのデビューは予定しておりませんでしたが、友人の同僚さんに誘われて「まぁ何とかなるかな?」と安直な思い付きで走ってきました(笑)
実は・・・
7年程前に、以前乗っていたカローラランクスで某クローズドコースをちょこっと走った経験があったものの、正式に走るのはこれが初めてでした。
「果たして、どうなることやら・・・」と期待半分不安半分のまま、友人のギャランフォルティス・スポーツバック&同僚さんのGDA-Eインプレッサと共にサーキットへ。
ワクワク気分で参加者専用駐車場に入ると・・・
ほ、殆ど誰もいない!?
決して広くはない駐車場ですが、そこに止まっていたのは丸目GDB&GF8のインプレッサが2台(笑)
まぁ平日ならこんなもんなんでしょうねぇ!
受付を済ませた後、ヘルメット&タイム計測器をレンタルして簡単な注意事項の説明を受けます。
説明終了後、ライトへのテーピング&計測器設置等の準備に勤しみました。
その傍らでは、既に準備万端と思われる↑インプレッサ2台が威勢良くコースイン!
我々も負けじと準備を完了し、遂に待望のマジ・サーキットドライブがスタート!!
コースチェックと車両チェックのため、最初はハザード点灯しながらスロー走行。
一通りの確認を済ませた後、いよいよ本格アタック開始です!
今回のセッティングは・・・
○SI-drive:S#
○DCCD:AUTO
○VDC:トラクションモード
○SIDC:MID (MAXブースト1.4)
○ICウォータースプレー:オン
先日の信貴スカ特訓もイメージしつつ、今日も気兼ね無く思いっきりアクセル全開にしましたが、もうこれが楽しくて楽しくて(笑)
勿論、今回の最大テーマである
「無理せず楽しむこと!」を念頭に置きながら、ヘタレな腕を駆使して走り回ってきました。
ただ、コースを覚えたりブレーキングのタイミングを覚えるだけで精一杯のまま午前のセクションが終了。
昼休みを挟み、会社に業務報告の電話を入れた後で、午後のセクションがスタート。
ここで非常にラッキーな展開が!!
何と午後のセクションは他のお客さんが誰もおらず、走行するのは私と友人の同僚さんのインプレッサ2台のみ。
まさに
『貸切状態』だった訳であります!!
午後からは、DCCDをAUTO+に変更してアタック開始。
各温度を確認しながら、クーリングラップも含めて延べ20周以上周回してしまったのであります。
はぁ~、よう走りました(汗)
今回GRBで初めてクローズドコースを走った訳ですが、ハッキリ申しましてワインディングなど一般道だけでは感じられなかった感覚を味わうことができました!
①、GRB最大の持ち味と言われる「高速域での安定性」
ワインディングでも感じてきた要素ですが、サーキットでは尚一層強く明確に体感できました。
低速コーナーでの挙動は、GDと大きな違いはありませんでした。
が、とあるRの長い中高速コーナーでのこと。
ストレートから、この中高速コーナー進入に合わせて操舵しながら軽く減速する状況。
GDインプはノーズの入りは良いものの、リアの浮き上がりが大きく、グリップが低下して若干スライドしているように見えました。
一方、GRBでは操舵しながら軽く減速してもリアがビタっと安定しており、ステア操作にのみ集中してました。
この安心感・安定感は本当に素晴らしいものですね~♪
ただ、精神的にはとても怖いコーナーでした(恥)
本来なら高い速度を維持したまま旋回すべきなのですが、ついつい『ビビリミッター』が作動してしまい、進入手前で減速してしまったんです。
周回を重ね慣れてくると、「もうちょっと突っ込んでみるか?」との衝動にも駆られたのですが、上記の通り「無理しない!」のスローガンを守るべく、結果的には毎回減速です(笑)
しかし、進入は抑え気味とする反面、クリップ~立ち上がりにかけて素早くパワーをかけることに専念しました。
②、低速コーナー出口でアクセルを踏み込む
ワインディングレベルでは、タイトコーナーとは言えども立ち上がりでアクセル全開で踏み続けるなんて状況は中々遭遇できません。
特に、パワーのあるクルマでは尚更で・・・。
ついいつもの癖が出てしまい、最初はヘアピン立ち上がりでアクセルを十分踏み込めていませんでした。
そのため、イマイチ速度が乗らなかったのです。
「今日は対向車も無いし、ブラインドコーナーでもないから、もっと思いっきりアクセル踏み込もう!」と意識を改めると、あらビックリ!
エンジンも気持ち良くレブリミットまで回り、速度もグングン上がりました(笑)
先日信貴スカでも感じた立ち上がりでのリアの押し出し感も十分に体感でき、アンダーステアも少なく気持ち良いニュートラルステアが得られたのです。
完全ノーマルな足回りとは思えない挙動・・・
やはり、『specC=メーカーチューンモデル』なのだと改めて感じさせてくれました!!
③、ブレーキは超肝心!
今回自ら走行してみて、初めてサーキット走行される方々が制動系チューンに力を注がれる気持ちがよく分かりました!
現状では強化パッド・ステンレスメッシュホース・フルード交換のみのマッチー号ですが、周回を重ねるとだんだんブレーキフィールがフワフワしてしまいまして・・・。
低中速セクションでは特に問題ありませんでしたが、ストレート130㎞オーバーからフルブレーキングでヘアピンに進入する場面では、ちょっとずつですが制動距離が伸びているような『気』がしました(笑)
午前・午後と走りまして、ベストタイムは51秒1。
全長約1㎞程のコースですが、遅いですねぇ。。。
でも、正直ちょっとハマりそうな予感もしてます(爆)
それにしても、やっぱりGRBって凄いクルマであると改めて認識させられたものです!
一般道ではそのポテンシャルを満喫できませんが、クローズドコースでは生き生きと走ってくれましたよ。
誰でも安心してサーキット走行を楽しむことができる!!
これこそが、GRB(特にspecC?)の持つ最大の魅力なのではと痛感すると同時に、改めてGRBの持つパフォーマンスに惚れ直した1日でした。
さぁ、次はいつ逝こうかなぁ・・・。
ただ、今回の走行でRE070が一気にボロボロになっちまいました(涙)