同車種・他仕様の純正部品を用いたシートヒーター流用取り付け - その10 助手席側の配線作業2

同車種・他仕様の純正部品を用いたシートヒーター流用取り付け - その9 助手席側の配線作業1 からのつづきです。

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ということで、無事に EL3 コネクターを外すことができました。

ちなみに純正の配線の太さと使用する 0.5SQ の配線の比較。

緑丸が純正配線で黄色丸が購入した太さ 0.5SQの電線。

大きさはあまり変わらないですよね？

それに、使用するターミナルも助手席側は025型 TS で小さいもの。

運転席側で使用した060型 TS ターミナルも助手席側で使用する025型 TS の場合も最大で対応できる電線の太さが 0.5SQ までになっており、先ほど比較したように 0.5SQ サイズの電線は純正配線とサイズが変わらないようでしたので、使用する電線の選択は最大の 0.5SQ を選びました。

ということで写真のようにターミナルを取り付けたら…

こちらも運転席の時のようにコネクターの白いロック (リテーナー) をいったん精密ドライバーのマイナスで2か所浮かせて… (1mm ほど浮かせます。)

向きやピン番号を確認しながら『かちっ』と音がするまでターミナル差し込みます。

こちらも運転席側と同じ注意点になりますが、ありがちなのがコネクター向きを間違って差し込んだり、端子番号が違っていたり、隣や上など別の所に差し込んだりするパターン。よく確認して差し込んでください。

(ピンアサインは今回の場合、実車の反対側のコネクターに配線が入っているためそちらを参考にするのも手です。)

詳細はその1 の 図7 中の下のコネクター (EL3) で説明しています。(追加写真にも追加しておきます。)

配線はコネクターに近いところは結束テープで、そこから先はコルゲートチューブでまとめて配線を保護ました。

コネクターを元に戻して…

無事に EL3 コネクターを元の位置に戻すことができました。先に外しておいた黒の EL2 コネクターも元に戻して、結束バンドを切った部分を新しい結束バンドで留めなおします。

(配線がまだコルゲートチューブでまとめられていませんが…これからまとめるところです。)

100均の手鏡で裏をのぞいたところです。2つの線が少しねじれていますが、配線がきれいに収まりました。

あとは運転席と同じように、シートの足をもちあげ、カーペットをめくってアース線も含めた配線を行えば、助手席側の準備も終了です。

次はいよいよ、運転席側シートの分解作業に移ります。

※手鏡はパーツレビュー未掲載

(その11 へつづく)