ひょんなことから知った「五人展」
プロモデラー五名による作品展示会です。
場所は名古屋市東区にある「市民ギャラリー矢田」。
プロの作品を見る機会は貴重なので、みん友の成田のオッサンさんと鈍行電車さんにお声掛けしたところ「ぜひ」との回答をいただきました。
待合せ場所へ行くとさらにもう一名、鈍行電車さんと同じ会社にお勤めのSさんもいらっしゃいました。
四人でお昼を食べた後、会場へ。
既に多くの人が会場を埋め尽くしており、大変な盛況です。
ではその作品をいくつか紹介しましょう。

ポッド窓部の透明感がハンパないです。

あ、山田卓司先生が写っちゃった(笑)
久々に姿を拝見しました。
こうした作品群の中でそれぞれが気に入った作品を紹介しましょう。
まずは成田のオッサンさん。

どこがお気に入りか伺ったところ、「迫力」とのことでした。
今にもダイナミックに動き出しそうな、非常に生き生きとした動きを表現した作品ですね。
次に鈍行電車さん。

フロントガラスの拭き残しの表現が非常にリアルで、鈍行さん的にも私的にも大変な萌えポイントでした。
拭き残しをどのように表現したのか気になります。作者に聞けばよかった…orz
そしてSさん。

先月か先々月のHJ誌に載っていたもので、ファーストガンダム第一話の場面を再現したもの。
HJ誌の記事では、このポージングを決めるにあたり、居合の先生か誰かに話を聞いたところ、↑のようにビームサーベルの束のお尻部分を手のひらで押し出すようにするのが最も自然だということになったようで、その動きを見事に再現した作品です。
Sさん曰く「ザクとガンダムは一点でしか固定されていないが、どのようにしているのだろう」とのこと。
恐らく針金かパテではないでしょうか…
最後に私。

タイトルは「遠吠え」
この作品には感動すら覚えました。
中央の狼は、いったい何に向かって吠えているのか。
仲間の死への悲しみ?
自分たちを狙ったハンターを倒した勝利の喜び?
狼の口周りと前足は血で染まっています。
雪上に残された血の跡も狼周辺は円状ですが、その前方は点々とついている。
ということは…?
通常、作り手としての思いをその作品に表現しようと考えるのが一般的です。
でもこの作品は違う。
この場面の前後にいくつもの想像をする余地がある。
そしてそのどれもが解釈として許される。一つの作品の中にそうした余白を作る。
私がジオラマを作る際は、切り取った場面の前後を想像してもらえる作品を目指してはいますが、この作品のような考え方でジオラマを作ったことはありません。
会場にはそれぞれの作品の作者がいらっしゃったので、一部の方には制作方法などを伺うことができました。
そうしたことも含めて大変有意義な展示会でした。
いや~、やっぱりこういう場所はいろんな刺激を受けますね~。
さ、製作に戻るかな(^^)
その他の作品も含めた画像集は↓をご覧ください。
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五人展
よかったら皆さんのお気に入りの作品も教えてくださいね。
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Posted at
2019/04/21 20:49:52