
STEREO誌おまけのテストCD:「Tr.19」パターン
♪
SPの外側・前方が問題外のダメダメレベル (-ω-;)
左右カーテン閉め切りと「HK-1」シート撤去で多少改善したものの、まだまだダメレベルです。
行き詰った時には基本に立ち返る!
位相を制御した人工音が正しく定位しない原因は主に2つ
①システムの位相特性が悪い
②間接音(反射波)の影響
①は、DEQXにより線形位相に非常に近い特性になっているはず! だとすれば、犯人は②と考えるのが妥当です。そもそも、この「Tr.19」パターンを完璧に再現するなら無響室が必要でしょう、多分。間接音は部屋によって付加されたものですから、CDに刻まれた本来の音と合成されれば必ず劣化方向になります。

ということで、間接音を吸音してしまうか、拡散して影響を軽減するか、のどちらかが対策となります。まずは、吸音材の手持ちがあるので、それを試すことにしました。
壁側への固定は容易じゃないので、SP側面にビニール紐で仮固定しました。


これがもう明らかに違うんですよねぇ。音像がSPの外側まで動くようになるんですよ! 前にも少し出てきているような気がします。まあ、その程度ですけどね、特に前後は。それと、SP脚の側面も想定外に効くことがわかりました。左右一直線の「Tr.18」パターンが随分と違う。少し中央が上に膨らんで丘状に動いていたのが、これを追加すると、直線的な動きに変わるのです。

かなり改善したので、今日子先生に採点してもらいましょう♪♪ Endless...
55点! 単位取れず ( ̄▽ ̄;) まだまだですなぁ。テストパターンで高得点取るだけなら、吸音に次ぐ吸音やりまくればいいんでしょうけどね、それじゃ何聴いてもちっとも楽しくないでしょう。落としどころが難しく、腕の見せどころではあります。
道半ばもいいとこですが、このSTEREO誌おまけCD♪・・・ お値段の10倍以上の価値を感じています。当分の間、大活躍してくれるでしょう。ちなみに、10Hzから120Hzまで1Hz/秒でSweepしてくれる信号も入っており、それでチェックすると、我システムは18Hzから出ているようです(自分の耳で制限されている可能性もあり)。密閉なのでダラ下がりでしょうけどね。
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【Audio】 | 日記
Posted at
2021/09/27 02:21:44