※前回のブログの続きです。
このマシンの特徴は「一般販売」されたこと。
そうです、お金さえ出せば買えたのです。
80年代後半はロスマンズカラーなくとも、プライベーターがたくさん走らせました。
イセキ。日本石油。フロムA。オムロン。アドバン。
多彩な日本企業がスポンサーのマシンたちがJSPCやルマンで大活躍したのです。
グループC発展に大きく貢献してくれたマシンでもあります。
やがて・・・
トップランナーゆえに、ジャガーやメルセデス、国産勢にトップを奪われ・・・グループCカテゴリー消滅。
無理やり「GT仕様」にされた94年のルマンが最後の雄姿でしょうか。
「もう彼らの雄姿をみることもないだろう」と思っていたら・・・
2009年のオートサロンでダンロップさんが展示してくれました。
962Cで88年ルマン2位のシェルカラーとなっています。
翌年のダンロップブースでは、あこがれの「ロスマンズカラー」の962Cに出会えました。
「ロングテール」のこの個体、たしか個人オーナーさんが所有のマシンだったと思います。
厳密に言うと、本物のロスマンズではないと思いますが、雰囲気は十二分。
幼い頃のポルシェ博物館以来の撮影もできましたし、今でもオーナーさんには感謝です。
そして、今回の富士のイベントで1983年に「タイムスリップ」となるのでした。
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Posted at
2017/06/07 18:15:11