おはようございます。
ブルートレイン専用として生まれたEF65P型の雄姿、アルバムから写真を引っぱりだしてみました。
私がP型に興味を持った頃、すでにP型のブルトレ牽引は遥か昔の出来事になっていました。501号機のみがJR東日本に配置されて客車を牽引する機会があったものの、残る車両はJR貨物高崎機関区に配置され、黙々と貨物運用に充当されていました。
タイトル画像は「501号機のJR貨物運用」
当時、JR貨物のATS更新工事が追いつかず、JR東日本の501号機が「ピンチヒッター」を務めました。貨物列車を牽引することは「絶対ない」と思われていたPトップの雄姿に大勢のファンが駆けつけたものです。写真は鹿島貨物運用で「エチレンコキ」も今では運用がなくなった(?)ので、懐かしいです。
ただ、当時のPトップは故障が多く、塗装もボロボロで「ほとんど運用されない」のが現状だったため、貨物運用が終わったら廃車じゃないか・・・とも思われていました。
今回の「リバイバル富士」がいかに貴重か、鉄道に興味のない方にもご理解いただければ幸いです。
こちらは「高崎機関区一般公開」での1コマ。
「あさかぜ」ヘッドマークはイベントで何度か掲出されているものの、
「パン上げ通電状態」で展示されたのは、この時だけだったと思います。
こちらは、初めてP型を撮影した頃の1コマ。高崎機関区配置の537号機です。
かつての晴れ舞台(東海道線)に背中を向けて、黙々と貨物列車の任務を遂行するP型。
この537号機、2度と客車を牽引するチャンスは無いハズなのに、どういう理由か客車を牽引するときに必要な「P管ホース」などを装備したままで、無線アンテナやJRマークを除けば「ほぼブルトレ時代のまんま」という車両でした。たしか、2002年ぐらいに廃車に追い込まれてしまいました。
この頃は大宮駅で30分ぼんやりしていれば特急色に会えるという、今では考えられないロケーション。
更新工事を受けてJR貨物色になった530号機も懐かしい。
こちらは説明の必要ありませんね!
JR貨物で最後まで活躍したP型、535号機です。
P型にとって「貨物列車」という「第2の人生」を得たかと思いきや、老朽化や保安装置の更新に対応できず、貨物列車からも引退となりました。JR貨物がラストランに向けて、GPSアンテナ以外は「ブルトレ時代を完全に再現した」車両です。青空に包まれた鹿島貨物運用、いまでも最高の1枚です。
最後の1枚は、高崎機関区一般公開での「ブルトレヘッドマーク装備」
左から535さくら、501はやぶさ、539富士、541あさかぜ。
これは2回目の一般公開だったと思います。
現役で残っているP型をかき集めて、東京機関区配置の「黄金時代」が再現されました。
本来の使命であるブルトレ牽引は決して長い期間ではなく、貨物列車という第2の職場にも安住できず、彼らは「流転の人生」だったのかもしれません。しかし、どんな任務についても注目された機関車は他にいないと思います。
以上、完全に鉄ネタでした(汗)
長文、乱文、失礼いたしました。
Posted at 2014/12/21 09:52:29 | |
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