
ってなワケで、毎年恒例にしている北海道旅を敢行。
広い北海道を一度に巡れるほどまとまった休暇が取れる環境でないので、小刻みに各地を堪能しようと。
3年目は道東エリアを選んで1月から航空券やホテルの確保に動き出しました。
7/4(金)
職場の過酷さがますます増し、夕方に取引先との商談を終えたその足で神戸空港へ。

作業着のまま北海道を目指します…
ホント職場環境どうにかならんか…
4月にオープンしたサブターミナルを初訪問
新デッキから北側はよく見渡せますが、滑走路側はあまり見れない構造
3月末トキエアが就航した時以来の訪問ですが、一気に国際便が増えて賑やかになりました

駐車場のキャパを心配してましたが、新たに増設してました
見慣れたターミナル
鹿児島の方はいま大変ですね…
旅行前は神戸空港でうどんを食べるのが習慣化
仕事明けのビールは効きます

仕事着でキャリーケース転がしてるのに一眼レフ持って、コイツ仕事?遊び?という視線を浴びます
SKY177便 新千歳空港行き
定刻にゲートを離れます
この前の沖縄でもあったんですが、上空の混雑で滑走路への進入許可がなかなか出ず10分遅延

関空・伊丹・神戸の3航路が入り混じる空域ですからね~
神戸上空の視程は悪く、景色は撮影できず。。。
次に景色が見えた時には能登半島上空でした
ひと眠りして北海道が近づいてきた頃に目を覚ます。

こちらもカラッと晴れた…とは行かないようで。
10分の遅延を残したまま新千歳空港へ降り立ち、JR新千歳空港駅へ。

特別快速エアポート173号。予定通り。
通常の快速より停車駅が少ない仕様。
車両は昨年神戸で落成した733系B-4104編成

特別快速はエスコンフィールドHOKKAIDOで試合がある日は北広島駅にも臨時停車。
35分ほどで札幌駅に到着。
この区間はJR北海道屈指のドル箱路線なので本数の多さがありがたい。
一旦駅前のホテルにチェックインし、再びJRに揺られて1駅。
桑園駅の高架下にある焼鳥店
やきとり太助

事前に北海道の取引先の方に紹介してもらいました。
なんでも"室蘭やきとり"を食べられる店という。

店の方にお任せで10串。
"室蘭やきとり"の起源は昭和初期 日中戦争時代。
食糧として農家が養豚を盛んに行うようになり、軍が豚の皮を軍靴に、肉は軍人が消費するので、それ以外の部位を庶民が串焼きで食べるようになった事が由来だそう。
つまり"室蘭やきとり"=玉ねぎと洋がらしで食べる豚肉の事だそう。
関西では焼鳥ではなく豚串の扱いとなりますが、文句なしに美味でした。。。
遅めの夕食を済ませて札幌駅に戻り、憧れの?セイコーマートで食料調達しホテルへ。

ホテルの客室に冷凍庫がない事を昨年から学習しておらず、急いでソフトクリーム2本を食べて0時過ぎ就寝。
7/5(土)
朝2時に起きてリモートワーク。
転職しない限り解放されないルーティーン。
昨夜の食料を食べ、身支度を済ませて6時前にチェックアウト
札幌駅の新幹線を迎え入れる工事は着々と
地下鉄東豊線の始発に乗り、栄町駅へ
ここから丘珠空港まで歩きます。
丘珠空港はHAC(北海道エアシステム)の本拠地

HACが保有するATR42-600の4機中3機が駐機してました。
手前は元雪ミク塗装だった2号機、格納庫から引っ張り出されてきた奥の初号機が今回搭乗する機体。
どの航路も天候不良やないかい

目的地周辺の視程が悪いようで。
JAL2861便 釧路行き。初号機に搭乗
定刻に丘珠空港を離陸

しかし釧路空港の天候次第でUターンする可能性アリと告げられます。
これが話題のスカイタイムか…

ちょっと薄味。
3万フィートあたりを飛ぶので景色は良好
空港周辺の天候は問題なく、釧路空港に到着

航空機とターミナルを歩くの好きです。。。
予約していた日産レンタカー

2週間前に届いたばかりという新車が与えられました
まずは食事。
このためにホテルの無料バイキングを泣く泣く諦めたワケで。
釧路の有名スポット 和商市場
花咲ガニ…やっす!

さすがは本場。札幌界隈の観光地価格と1ケタ違います。
この時期に釧路を選んだ目的は旬になる花咲ガニ・牡蠣あたりの海鮮狙い。
時鮭(トキシラズ)の時期でもあるんですね~

ついでに網にかかる紅鮭。
和商市場に観光客が訪れる目的は好きなネタを乗っける"勝手丼"
ホッケとカレイ類は定番
白飯を別の店で買って、好きなネタを選んでいくだけ。
盛り付けはセルフでもお任せでも。
うに・カニなど高いネタは避けたけど¥3,800ほどしたんじゃないかな…

コスパ的に地元民は来ないと言われてます、、、
関西ではなかなか刺身で食べられないネタを中心にチョイス。

ネタは概ね割高ですが、たまにはイイじゃない。。。
ここから東を目指します。
かき番屋しげちゃん
仙鳳趾牡蠣を食べたくてリサーチしてた店へ。
お通しのように出てきたシマエビ

うまい
取り寄せもできますが、現地で食べてみたかった仙鳳趾牡蠣
蒸し

関西の産地に比べると甘みがある分、特有のクセが少ないあっさり淡白な風味でした。
ちょっと物足りなさを感じました。
焼き
特大ほたて

身の大きさが500mlペットボトルの径より大きい…
原料不足と言われてますが、居合わせた漁師の方が言うには特にそんな事もないようで。
価格競争で負けて海外に流れてるんですかね~
店主たちと談笑で楽しませてもらいながら店を後にします。
道中、北海道名物のレーダーパトカーに遭遇するなどしてビクビクしつつ。
厚岸神社
密かに収集している”えぞみくじ”を買いに。
"牡蠣"
こういう演出いいですよね

なお中吉。
道の駅 厚岸グルメパーク(コンキリエ)
厚岸牡蠣を食べるつもりでしたが腹のキャパに余裕がなく…
仙鳳趾と同じ海域ながら味が違うとも言われてますので気になる。

ちょうど厚岸まつりの最中で各地でトラックを改造した屋台?が見られました。
北海道はこのパターンなんですよね…斬新
根室駅

3月に東根室駅が廃止されたことで、64年ぶりに日本最東端の駅に返り咲きました。
根室金刀比羅神社
ここも"えぞみくじ"のため立ち寄り
"さんま"
実際の初サンマは1週間ほど後だったようで。

なお中吉。
納沙布岬

あいにくの霧で太陽は遮られ、風が吹くと長袖が欲しくなる気温。
東端まで来ました。
特有の濃霧で北方領土を眺めるには至りませんでしたが…はよ返せ…
東灯(ともしび)
かにラーメン \1,400
かにチャーハン \1,400

ちょっと塩気が強かったかな?
お店の方とちょっと雑談しつつ。
どこに行っても一眼レフが気になるようで"カメラマン?"と言われます。
ただのおっさんです。
納沙布岬の去り際に。
今回の相棒。

走らないハイウェイスター…
ハイドラのチェックポイントを拾いつつ釧路まで戻ります。
廃止される3月まで最東端を謳っていた東根室駅跡

最東端の碑はブルーシートで覆われ…もう列車が停まる事はありません
隣接していた花咲駅跡

こんな感じで駅の廃止が進んでいます
西和田駅

車掌車のヨ5000を再利用した待合室
他にも別当賀駅、尾幌駅がヨ5000仕様でした。
そういやモンキーパンチ先生は浜中町出身でしたっけ
浜中町簡易軌道跡

この頃には日没時刻が迫っており、とにかく動物との接触でレンタカーを潰したくないので数ヵ所のチェックポイントは断念。
鹿とかキツネとか…ホント出てきますね、、、
ホテルに到着、チェックイン。
ウワサには聞いた事あったけど、部屋に冷房がない!
今まで北海道のホテルどこにも冷房あったけど、釧路は涼しいからと未だに設置されてないトコがあるらしい。
実際夜は25℃くらい?窓を開けて扇風機で凌ぎました。
釧路の幣舞(ぬさまい)橋
ここから眺める夕陽が世界三大夕日なんだそう。
天気悪かったけど。
釧路発祥としてザンギ、炉端焼き、スパカツなど。
それぞれ発祥店をリサーチしてましたが、どこも行列…
鳥善

ザンギ発祥店で修業を積んで独立したお店だそう。
ホントにザンギなど最低限のメニューしかないこだわり。

なんか口数少ない店主だな…と思いつつも、静かに食べ方を教えてもらったりと根は優しい。
店の兄ちゃんに旅の目的などを尋ねられつつ、オススメスポットなど色々と盛り上がって店を後に。
店を出た所で、やはり一眼レフの話題でウワサされてました…北海道には一眼レフないんか?
改めて他の名店を覗くも行列が絶える気配ナシ、諦めてホテルで就寝…
後編へ…