1995年式の我がボルティ。
北海道から宮崎まで、沢山旅をしてきました。
ボルティでの未踏の県は鹿児島と沖縄だけです。
もともと通勤マシンだったので、きっと半分以上は通勤距離ですが・・・。笑
42000キロの頃、エンジンオイルが内部で焼失して焼きついてしまい、乗り換えを考えた時・・・
事故で廃車になったけど、奇跡的に助かったエンジンを譲っていただくことになり、
8000キロのエンジンに若返りました。笑
そうなったら愛着がわきすぎて益々手放せず。
大型バイクに交じってのツーリングでもガンガンに走ってました。
さんざん、バイクがかわいそうだの、乗り替えたら?だの、言われたっけね。笑
そうやってずるずると乗ってきたけど、そろそろ本気でなんとかしないと!
しかし、今、買い換える財力もない!笑
てか、ボルティ降りてまで乗りたいバイク、見つかってない!
確かにパワー不足だけど。
高速走るのはつらいけど。
大きいマシンが欲しい気持ちも、ちょっとはあるけど!
結局、重たいバイクに乗ることに、あまり魅力を感じてないのよねぇ〜。
お天気、いいな♪バイク乗ろうかな?
そんな時にパッと乗って、ヒラヒラっと楽しく走る。
それができれば、バイクは90%楽しめると思う。
そのうち、やっぱり大きなバイクを買うことになっても、ボルティは手放したくない。
もしも、本当に動かなくなっても、飾っておける場所も確保したし!笑
もともと、価格破壊と言われたほどの安さを誇ったバイク。
新車で29万~35万ほどでしたからね・・・。
あんまりお金をかけすぎるのもどーかと思うし・・・。
かといって、絶版から10年で、そろそろパーツ供給がだんだん怪しくなるし。
つーことで、やっぱりオーバーホールに踏み切ろう!
てか、他のボルティ乗らせてもらって、あまりの雑さ加減に愕然。爆
しかし、ここで困るのが、ウチのボルティは2台が1つになっていること。
フレーム他、車体本体は初期型のオリジナル。
エンジンやフロントブレーキ、ハーネスなどの電装系は後期型。
飛び込みでバイク屋さんに持っていくわけにはいかないのであーる。w
と、お願いするのに丁度いい方に知り合えましたので
まずは診断してもらいました。
自分でも細かいところ、かなり放置してるの分かってたんで、覚悟してたけど、
あはは〜!な診断書が。w
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フロントブレーキは、引きずってます(^◇^;)
主原因は、片押しキャリパーなので、浮動部分のブーツに隠れてるところ固着してます。
ステムベアリングのガタは酷いです。
フロントホイールベアリングはまだ行けますが、カラーはダスト除けのリングが遊んでるので交換が望ましいです。
メーターギヤから異音出てますが止まるまで使いましょう。
リヤホイールベアリングは交換時期です(o゜▽゜)o
ブレーキカムは固着しかけてるのでオーバーホール必須です。
スイングアームも横のガタがでてきてますのでカラーとシール交換したほうが良いです。
クラッチ周りは想定範囲内でしたから、ごくわずかな部品のみで再組しようと思います。
悪くなってから一気にやった方が良いと思います。
しか〜し、カムシャフトとロッカーアームが良くないです(ToT)
かじりと磨耗が見られます(ノД`) これは換えといた方が良いです。
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もうね、全身ガタガタなワケですよ。笑
そりゃ、雑な走りにもなるってことで、納得。
◆大まかなメニュー◆
・エンジン 腰上オーバーホール(バルブ擦り合わせ、調整含)
・キャブレター オーバーホール
・ステアリングステム ベアリング交換
・フロントフォーク オイル交換
・前後タイヤ交換 & ホイールベアリング交換
・スイングアームピボット オーバーホール
・前後ブレーキ オーバーホール(?) ※表現違うかも。
その他もろもろあちこち点検調整。笑
ちなみにフルフルコースでパーツ新品にすると、
パーツ代だけで35万て算出されました。
バイク価格を超えてどーする!笑
(実際、そんなにかけてないですよ。それなら新しいの買うー。w)
お預けしてから3週間。本日納車です〜!
うひょひょ!すごいね!
ファミリーカーを自作トランポに。各所に涙ぐましい努力が垣間見えます。爆
予想外に費用がかさんだので、、、、ウインカー交換を諦め、ポリッシュしてもらいました。
ぴかぴか〜〜〜〜♪
もともとポリッシュ仕上げでなく、ヘアライン?なくすんだ色だったんだけど、ここまで光るんだねぇ♪
外れなくて困ってたビスも外してもらい、レンズ交換。
古い、いかにも〜なオレンジから、イマドキなクリアなダークオレンジになりました♪
なんか・・・・・
あっちこっち、、、
ピカピカになってるぅ♪♪♪ありがとーーーー♪
記念品を貰いました♪10万キロを、孤独に一本でがんばってきたピストン君。
すすだらけだけど、まだ綺麗な方だそうですよ〜。
吸気側は良く燃えてます。
ここで面白い話を聞きました。
知ってる人にはアタリマエな話かもですが。
ピストンの周りにある上下2つのリング。これは動くようになってます。
ピストンには切れ目があって、上下の切れ目が揃っちゃうと、圧力が抜けてしまいます。
なので、フツーはこのようにぐるっとまわして2つの切れ目を離すんだそうで。
(もっとかな?)
だけど、長く使ってるうちにだんだんリングも動いてくるワケで。
ウチのはこのくらい(だったっけ?笑)になってたそうです。
そりゃー、圧力抜けちゃうわねぇ・・・。
レースとかするようなシビアな方はしょっちゅう開けて調整するそうですが、
フツーに乗ってる人がここまで分解は・・・しないもんねぇ。
できないもんねぇ。
んで、予定外だったのがココ。
カムシャフトとロッカーアーム。
察するに・・・この画像はカムシャフトが本来の取付向きとは90°違うよね???
赤い矢印の部分が黄色い部分を押す仕組みなのですが・・・
まわしあげて(笑)乗ってたツケが。
どちらも摩耗しちゃってて、交換が必要って。
諭吉さんが追加〜!
今回沢山パーツ交換したけど、ピストンよりも!タイヤよりも!
さらに高いケタのパーツだったとは、驚き。w
早速ちょこっと乗ってみました。
まず!
◆チョークを引かず、熱湯暖気(笑)もせずに、1発でエンジンがかかる!
・・・いや、ウチのボルティにしてみれば、大変なことなんですよ。笑
◆エンジン&マフラーを含む全体の音が変わった!
不安定で上下してたアイドリングも落ち着いた。
なんか・・・・ウチのボルティの音じゃない!
でも、スーパーサウンドによる低く重たい音は健在。
乗ってるウチにだんだん慣れてきた。
◆走りが力強くなった。
エンジンのパワーが、各所にしっかり伝わってる感があるとともに、
エンジンそのものの抜け感がなくなった気がする。
そりゃー、あれだけあちこちガタガタだったらねぇ・・・・。笑
全体的に乗り味がスムーズになったことは言うまでもなく。
これでしばらくは安心して乗れますわ〜〜〜♪♪♪
目指せ20万キロ!!!!w
まずは19年目にして久しぶりの慣らし運転からですが。爆
いただいた画像はある意味ここまで走った貴重な内部写真ですので、 、、、
近日公開。笑
(mixiにはアップ済み)