お前は最終手段出すのが早すぎんだよ!@やまちゃんです。
はい、すぐハンマーで殴ったり、貫通ドライバーでハツったりしそうになる私に友人山ちゃんが呆れて私にかけた言葉です。
「じゃ、プラハンで殴るか!」
「もうドライバーでガツンとやっちゃうか!」
ちょっとした窮地に陥ると直ぐにこういう私は心が弱いでしょうか。
いいえ、その後泣きながらやったことを後悔しつつ、数日かけてもとに戻したりしてるので、ココロは弱くありません!
弱いのはアタマの方ですww
さて、今日はブイくんとツーリングするであろうトンボくんのチューニングです。
そもそも純正の知恵の輪のようなエアクリ配置(ブイくんをやったあとではメーカー的にはギリギリまで無駄空間を使おうという気持ちは分かる)を嫌ってパワーフィルタにしたことで、全域で混合気が薄くなってしまったキャブセットをどうにかすることです。
直近ではブイくんで混合気が濃すぎる、特に右下がほぼ生ガスという状況(全部純正セットなのに...)だったので、エアスクリュー調整を念入りにやって、そこそこ走れるようにはなったものの、やはり濃い感じは否めないので、左右ともにニードルを1段上げて全域で薄くしたところ好調になったという実績があります。
今回は初始動はチョークを引いていてすらほぼ常にキック10~20発...、走っては一度回転落ちした中回転コーナーからの立ち上がりでガバっとアクセラレータを開けると、エンジン息つきでトルク失速..という状況を改善したいということです。
舗装公道でブイくんについていこうと思ったら、トンボくん唯一のアドバンテージである、ビッグシングルシリンダーがもたらす極低回転トルクしかないので、これがスポイルされているとブイくんについていけません。
今回はチョークワイヤーの交換もやるので、タンクも外します。
通常パワーフィルタ仕様のXLRにおいてキャブ取り外しに際して、タンクの取り外しまでは必要ないです。
両サイドとシートを外して、キャブのパイプ、ワイヤ類を取り外し、フリーになったキャブを知恵の輪的に右側から取り出します。
一回できてんだから大丈夫だろ、という慢心が加速ポンプ側の写真を撮り忘れさせ、ステーが上下逆であることを気づかせるまで1hを要します。
またニードル調整のためにキャブトップをバラしたら、ネジを締めるとスロットルが不動になるというイミフな状況が発生。
こういう話に対する対策はマニュアルには全く書いてありません。
結局、スロットル側を少し引いた状況にして、穴を合わせてねじ込んだら普通にできました。ここにも軽く1hかかりました。
本丸であるニードル調整は、上下5段の真ん中が純正セットであるのに対して、その1段下の下から2段目にしました。
次はジェット交換。
現状、純正スロー#38、メイン#118です。
薄い訳なので、ニードル段数を下げましたが、足りないかもしれないので、スロー#40、メイン#120にしました。
結論、全然だめでバックファイアとボコボコのためにまともに走れません。この症状は息つきの逆、濃過ぎるってことですね。
思った以上にシビアです。
結論、
ニードル下から2段目
スロー #38
メイン #118
として、様子見です。
試走としてはメインがちょっとだけ濃いような気はしますが、新車時代を知ってる身としてはまあ、30年前もこんなもんだった、という記憶があります。
リーンは焼きついちゃいますが、リッチはカブるだけなので、そっちに振っておいた方が安心ではありますよね。
実は初めてのジェット番手交換でした。
良い経験になりました。
(翌日)
お山に登ってみたのですが、やっぱり不調で中速域以上がボコるので、
メイン#115
にして安定しました。
まだ小規模バックファイアがある気がするのですが、手持ちのメインは次が#110なので、そこまでいくと薄過ぎると思いコレで一旦、再度様子見とします。
(後日)
結果
スロー #38→#35
メイン #118→#115
ニードル 下から2段目(純正-1段)
で決めました。
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XLR_BAJA | 日記
Posted at
2023/03/19 22:51:47