スナック巡り@ひでエリです。
北九のツレがマイ奥の見舞いにきて、そのまま倉庫からのスナックコースといういつもの流れになりました。
最近は七輪で色々焼いて色々食うようになったので、温かいものが食べれていいですな。やまちゃんが食べ忘れたイカを醤油で焼いてお祭りイカ焼き、鉄板の塩サバ、ソーセージなどなど、何でも炭焼きだと美味いっすね。
ただしシャッター閉めてがんがんファンヒーター焚いても11℃が限界で、耐寒装備は必須です。
スナックは4軒くらい回りましたw
先日、記憶を失うほど飲んだ店にも再訪したのですが、どうやら私が
「美少女の証はサイドツインテだろ!」
といったのを覚えていたちぃママ(たぶん20代前半、ほぼ娘設定)が、今日私たちが来ることをツレから聞いていたらしく、わざわざサイドツインテにしてきていたのに、彼女の名前を忘れてて気まずい思いをしました...LINEアカを分捕られました。
さて久しぶりのマンガレビューです。
何かのレビューを読んだ際に出てきたマンガを手すさびに読んでみたところ、これが爆当たり!その名も
戦国小町苦労譚
です。なろう原作は
こちら
あらすじをざっと書くと、
令和の農業女子高生静子が事故にあって、戦国時代にタイムスリップ。
転生先は第六天魔王織田信長の眼前でした。
ぐうぜん!ミリオタの姉から持たされていた「世界の兵器変遷」の本、農業高校だったから持っていた品種改良済みの現代のタネの数々、それもF1ではなく原種。何故か持っているスマホと手回し充電器、更にオフラインで使える電子百科事典アプリ。
そして男尊女卑バリバリのノンデリ世界への転生で、信長から下されたミッションは
「年貢の取り立てが出来ない農村の生産性を村長として爆上げせよ」でした。
ちょうど持っていたサツマイモ(w)や堆肥の作り方などを伝授して、徐々に村民からのロイヤリティをあげていく静子。
まあご想像通り
1.現代人知識無双で農工業の生産性を爆上げする
2.衛生観念を改善し死亡率を低減
3.歴史を改変してしまうことへの危機感
4.兵器を作ってしまうことによる罪悪感
あたりのタイムスリップもの鉄板葛藤があって、もはや何も新しい話ないやんという感じ。
信長時代の話なら、じゃあ名作
「信長のシェフ」、なんなら
「時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?」でも読んどけよ、ですし、これまで散々戦国時代を擦ってきたマンガを読み続けてきた皆様なら最早飽き飽きしている展開ではないかと。
なのに何故今回この漫画を紹介しているのか。
そう、ヒロイン主人公の静子の性格の良さです。
徹底した
1.生産性の向上
2.もちろん争いは好まないので出来るだけ回避しようとする方針
3.しかし織田が天下統一するためには兵器製作も致し方なし
という、自分自身は(割と)どうでもいい、村人が幸せならそれでいい、できたら戦国時代が終わった後の日本ことまで考えてXXしたほうがいい的な、私心の無さがそのままネームのクオリティに直結しています。
正直、画力も構成もネタも使い古された「フツー」のもので特筆すべきことはほとんどないのに、ヒロイン静子の性格描写だけで名作の位置を勝ち取りつつあるこのマンガ。
最新話の織田vs武田で織田の圧勝に終わりますが、もはや死んでいたはずの森が生きていたりと歴史改変は細々したところで進んでいます。
既に17巻と弱小出版社ながら非常に高評価になっているようです。
仕入が優秀なLINE漫画なら13巻までは待てば無料で読めますので、アプリがある方は是非頑張って読んでください。
私は13巻まではLINE漫画で読み、14~17巻は電子書籍で推し買いをさせていただきました。
この設定で17巻、マイナー出版社からの作品!
星4★★★★☆でございます!
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Posted at
2025/02/22 23:37:17