まとめ記事(コンテンツ)

2019/11/24

日産純正 HUD式クライノメーターの取り付け その1

カテゴリ : 電装系 > メーター > 取付・交換

1
物置の中を片付けていたら、19年ぶりにお宝(というより遺跡?)を発見。
前々車のR50テラノで使っていた、日産純正のヘッドアップディスプレイ式クライノメーターです。

同じALL MODE 4x4システムを持つE50エルグランドに移植できないかと、テラノを手放すときに外して保管したものでした。

19年の歳月の経過が、外観に滲み付いてますネ(^^;

今思えば、こいつをE50エルグランドに移植するための情報を探して14年前にみんカラにたどり着いたんですよね。
・・・結局、使える情報は残念ながら見つからなかったんですけど(^^;
2
とりあえず、ディスプレイは開きました。
でも、中がどんな状態なのか分からないので、このままの通電は怖いです。

分解掃除を行います。
3
ネジを外して慎重に開けてみると・・・びっくり!
すっげー綺麗じゃん!

デンと鎮座する蛍光表示管の表面だけ綺麗に拭けば、なんかうまくいきそうですね。
無水アルコールで湿らせたティッシュと綿棒で、表示管表面を優しく拭きます。
4
外側も無水アルコールで優しく拭いて、元通りに閉じてねじを締め、直流安定化電源に繋ぎました。
5
前面真ん中のボタンを押すと・・・

ディスプレイが開いてゆっくりと立ち上がり、その間に蛍光表示管が点灯。

ふっふっふー(Y)o\o(Y)
やったぜー、見事に起動!

青緑色の表示が美しく、テラノに乗っていた当時の思い出まで蘇るようです^^
6
ピッチ・ロールの傾斜計の間に表示されているのは大気圧を用いた高度計です。
7
RESET ALTI.ボタンを押すと、現在の大気圧を高度0mとみなす補正がかかります。
8
TORQUEボタンを押すと、高度計だった部分がトルク配分メーターに切り替わります。

R50テラノでは4WDシステムの駆動ソレノイド電圧が入力されていましたので、同じ信号を入れてやればエクストレイルでも使えると思います。まあ、前後輪配分50%ずつの時の駆動ソレノイドに入力される電圧が同じなら・・・ですが。

でも、エクストレイルには自前のトルク配分メーターが備わっていますから、この機能は不要ですね。

次回はエクストレイルへの装着編・・・かな。


※2019.12.12追記
いろいろ調べてみると、R50テラノでは駆動ソレノイドを電圧制御していたようですが、T32では電流制御のようです。従ってT32では、駆動ソレノイドと直列にシャント抵抗を入れて、その抵抗の両端での電圧を取り出さないとこのHUDの入力として使えません。しかし4WD C/Uと4WDシステムの駆動ソレノイドの間の信号線にシャント抵抗を入れるのは、相当リスクがありそうです。

イイね!0件

はてブに送る
はてブに送る

オススメ関連まとめ

マイページでカーライフを便利に楽しく!!

ログインするとお気に入りの保存や燃費記録など様々な管理が出来るようになります

まずは会員登録をしてはじめよう

みんカラ+新登場

リンレイ
リンレイ

カーグッズ

ニュース