ドア内張を外すために、ドア開閉レバーのところのネジと、スイッチパネルのポケットの底にあるネジを外し、内張りはがしで下からクリップを外していった。
ドアの下に発泡スチロールの箱を置き、外した内張の支えにして、ドア開閉のワイヤーとスイッチパネルのハーネスカプラーを外した。カプラーは予想に反して２つあった。この前、リアドアをやった時は、ドア開閉レバーの台座ごと外したが、その時にワイヤーの外し方の見当がついたので、今日はワイヤーだけ外してみた。ここまでで３０分かかった。

取り外した内張の裏側。左下の発泡スチロールを外すかどうか悩んだが、今日はそのままにしておくことにした。

シリコンオフで脱脂し、吸音断熱シートを貼りつけた。

ドアポケットの内側に3mm厚エプトシーラー30cm×5cmを貼り付け、ドアポケット内の反響音の吸音対策とした。

スピーカーからハーネスを外し、ドアからスピーカーを取り外した。ハーネスカプラーは素手では外れず、内張りはがしでカプラーのツメを押しながらカプラー本体をマイナスドライバーでこじって外した。

スピーカー裏を脱脂後、ディフュージョン拡散シートハーフサイズ（14cm×21cm）1枚分を小片に分割して貼り付けたが、構造物が邪魔で真裏には貼れなかった。

スピーカー裏面。マグネットが小さい。

スピーカーを元通り取り付けハーネスを接続した。
ツイーターがあるので、こちらはウーファーだけどサブコーンありのフルレンジ仕様。クロスオーバー周波数はいくつ？

内張を発泡スチロールの箱で支えつつ、ワイヤーとハーネスを接続した。ワイヤーを元通りハメるのに一苦労した。
窓の下端に内張を引っかけ、端を押してクリップを留めていった。最後にネジ２つを締めれば完成だが、スイッチパネルのポケットの底のネジ穴が少しずれていてネジが入らない。吸音断熱シートを貼りすぎたようだ。スイッチパネルのポケット付近を押し気味にしながらネジ穴を合わせネジを締めた。

リアドアを開けてから運転席に座り、ドアの開閉確認とスピーカーが鳴っているか確認した。ふと思いついて窓を開け閉めしてみると、オートで全開はするが全閉しない。スイッチを引き上げたままなら全閉する。ハーネスを外しただけでこうなるのかと思いつつ、そういえば、バッテリー交換のあと、窓オート開閉の設定をするために、ウィンドウ開閉スイッチを全閉のまま１０秒間引き続ける？、もしくは逆に全開のまま１０秒間押し続ける？どっちだっけ・・・？という話を思い出し、いろいろ試しているうちに、オート全閉・全開が正常に動作するようになった。何が正解だったのか判然としないが直ったからいいことにした。

取扱説明書より
バッテリーを外したときやパワーウインドウのヒューズを外したとき，または運転席ドアガラスの開閉を繰り返して行ったときは，自動的に全開，全閉しなくなったり，挟み込み防止機構やキー OFF 後作動機構が働かなくなる場合があります。
この場合は，つぎの操作をすれば正常に戻ります。
1. エンジンスイッチまたはエンジンスイッチの電源モードを ON にする。
2. 運転席ドアガラスを全開にする。
3. 運転席スイッチを引き上げ続けて運転席ドアガラスを全閉にし，そのままス
イッチから手を離さずに，約2秒間スイッチを引き上げ続ける。
（ドアガラスが全開から全閉でのスイッチ引き上げまで一回の動作で行います。）
4. 自動的に全開，全閉することや，挟み込み防止機構やキーOFF 後作動機構が正常に働くことを確認します。