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2023/12/22

【訂正あり】右コーナの油圧ドロップ(GR5W40 vs 0W20)

カテゴリ : エンジン廻り > エンジン > 調整・点検・清掃

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鈴鹿南でGRオイルの5W-40で油圧ドロップ確認をしました。

グラフは
(赤)GR5W-40
(青)GR0W-20
縦軸が油圧。
横軸は横Gとエンジン回転数。
油温90~110℃のデータのみでプロット

※全てのグラフはオイル6.0L同士の比較です。
油量は5.5L、5.8L、6.0Lで試しましたが、どれも同じ結果で面白くなかったので割愛。

※アプリの人はブラウザで見るとGIFアニメで表示されるので見やすくなります

過去のGR0-20の油圧ドロップ確認はこちら。
https://minkara.carview.co.jp/userid/3487533/car/3341502/7547832/note.aspx
2
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ブラウザで見るのが、オススメ。
グラフがアニメで見やすくなります。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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回転数と油圧
一応5W40の方が固い分だけ全体の油圧は上がってますが、ドロップするレベル自体はあまり差がない。

高回転での低下がなくなってるのは固い分オイルが暴れなくなったんですかね?
オイルパンの中を見てみたい。
4
5W-40の方が0W-20より油圧が落ちたというよりは、5W-40の時に低回転を使ってシケインに入ってしまっただけのように見える。
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横Gと油圧
グラフ左が右コーナ。
※真ん中のしっぽの部分はアイドリング、ピット移動などの低回転部分
6
横Gと油圧
3000rpm以下をカットして表示。

全体的に油圧が上がってることを良しとするか、
抵抗が増えただけで悪しとするか。

0W-20で左コーナ(グラフ右側)でも300kPa程度まで下がるからその程度までは気にしなくてもいい?
7
【まとめ】
東名パワードのバッフルにオイルを6.0Lまで入れても油圧低下は避けられなかった。

全体的に5W-40の方が高い油圧になるが油圧ドロップの最悪値は0W-20と同程度(200kPa以下まで)

★以下訂正(2024.02.17)
以前5W-40の方が高回転の油圧低下が少ないと書きましたが、

5W40の方が高回転のドロップが少ないように見えたのはシケインを2速(高回転)で進入したか、3速(中低回転)で進入したかの差でオイルの粘度によるものではありませんでした。

つまり瞬間的にオイルが右⇒左と振られるシーンではオイルの硬さは油圧低下に影響しないと思われます。
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【所感】
オイルキャッチタンクなどが無い状態でさらにオイルを増やしても害が大きくなりそうなので、東名以外のバッフルプレートで試してみたいなと思ってます。

ブレーキング+右コーナで特に落ちやすいので前方向のオイル偏り対策か左右の偏り対策ができそうなバッフルプレートを試してみたい。

例えば、シムスとか風間オートなど。

が、予算的に厳しい!

海外で右コーナ対策のバッフルプレートにトライしてるプライベータ&VERUS ENGINEERINGの結果がでると幸せになれる気がします。

とりあえずは気温により5W-40と0W-20を使い分けようと思います。

油圧が落ちることを前提に保護するための5W-40という考え方もありかもしれませんし、

中間の0W-30がベストなのかもしれません。

ジムカーナやタイムアタックの一番時計を目指すなら0w-20かな。

そもそも0W-20で自分より油温上げてガンガン走ってる悪いおじさんのエンジンが大丈夫だから、この問題を気にしなくていいのかも知れない気もします(知らんけど)

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