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まとめ記事(コンテンツ)
タッチ_さん
2015/06/09
足回り交換の基礎知識④
さて、ちょっと一休みを経て再開です(笑)。
足回りを交換したい!と思ったアナタにとって、実は一番重要なことがコレです。
★アナタは何が不満で、一体愛車をどうしたいのか?
事が足回りである以上、不満も要望もクルマの足回りが持つ機能や性能に関連することが対象となります。
①車高
②乗り心地
③乗り味
①に車高が来たのは意外ですか?(^^;)
サスペンション(スプリング)の重要な機能のひとつに「車体を支える」というのがありますから、正に車高の事、そのものです。
厄介というか難しいのは、この3つのどれか、或いは全てを「こうしたい」と思ったとしても、これらには微妙な相関関係があって、あれもこれも全てを思い通りに、とはなかなかいかない点です。
要望という点では
①車高 ⇒ 低くしたい
②乗り心地 ⇒ 良くしたい
③乗り味 ⇒ 速くしたい/楽しくしたい
というのはまぁ当然のことだと思いますが
①車高を低くしたい ⇒ 乗り味は良くなる/乗り心地は悪くなる
②乗り心地を良くしたい ⇒ 車高は低く出来ない/乗り味は楽しくならない
③乗り味を楽しくしたい ⇒ 車高は極端に低く・高く出来ない/乗り心地は悪くなる
なーんてハナシですね。極めて単純(簡単)に書きましたけど、この相関を理解しておくことは非常に重要です。d(^.^)
既に何度か書いていますが、チューニングというものは「何かを捨てて何かを得る」ことが基本です。アレもコレも、というのは基本的に不可能です。
得意のラーメンに例えれば(笑)、「脂多めにしたいけどカロリーは少なく」とか「味濃い目にしたいけど塩分は少なく」なんて無理なのと一緒(爆)。
大体、この相関関係を理解していない無知な人が「アレもコレも」と無茶を言うワケですが、、、(^^;
とは云え、基本的にはトレードオフになるこれらの要素を上手に解決するのが各社の技術力という側面もあるワケで、カタログに「車高を落としながら乗り心地を悪化させない」とか「運動性能と快適性能を高い次元で両立させた」なんて魅力的な言葉がカタログを飾ったりもします。ホントかよ?というツッコミはあるものの(笑)。
そう、足回り交換に関して言えば、アナタが「コレが不満⇒ソレをどうしたい?」を考える場合に実は、ソレをどの程度、どうしたいとセットにして、ソレ以外についてはどうなのか?をキッチリ考えておく必要があるということです。
例1)
①車高を低くしたい ⇒ どれくらい低くしたいのか?
+②乗り心地はどの程度悪化しても許せるのか?
+③乗り味には何をどの程度求める/或いは求めないのか?
例2)
①乗り味を良くしたい ⇒ どのくらいのレベルを求めるのか?
+②乗り心地はどの程度悪化しても許せるのか?
+③車高はどの程度まで下げても許せるのか?
なーんて具合ですね。
実はこの3要素の内の2つ、乗り心地と乗り味というのは意外に厄介な代物です。なぜなら乗り心地も乗り味も、車高のような数値で表せない定性評価(平たく言えば曖昧なモノ)だからです。
先ず乗り心地ですが、足回りを交換するということは一様に悪化傾向となります。なぜなら社外品のほぼ全てが純正よりバネレートを高めたモノだからです。バネが固くなれば乗り心地は間違い無く悪化します。先ずこの原則はしっかり理解しておく必要があります。
ただ一方で、実は人が感じる乗り心地にもっとも影響が大きいのがダンパーの性能や特性(セッティング)だったりします。多くのパーツレビューで社外品の車高調が「意外に乗り心地が悪く無い」「もしかしたらノーマルより乗り心地が良いかも?」と語られる理由がコレです。
つまり足回り交換で原則悪化する乗り心地の悪化を最低限に留めるためには、実は優秀なダンパーを選ぶことが非常に重要となります。
じゃぁ優秀なダンパーって?については次回(笑)。
次に乗り味ですが、これは乗り心地よりも更に厄介です(苦笑)。なぜならば乗り心地は単純に(素直に)アナタが感じる「良い/悪い」で判断が付きます。しかし乗り味の良し悪しはなかなかそうはいきません。優れているのかロクでもないかを客観的に評価するには相応にドライバーの運転技量が求められるからですが、実は個人として好きか嫌いかは誰でも云えます(苦笑)。
最新のマツダ車を例に取れば、客観的に評価するとこの乗り味は間違いなく極めて優秀です。ドライバーの操作にリニアでフィードバックに富み、多くのドライバーが乗り易いと感じる自然さがある上に、運転していて極めて楽しい(笑)。ただその一方で、速度が上がると車体が前後・左右にかなり大きく動く(傾く)ので、丁寧な運転操作が出来ないと「スピードを出すと怖い」と感じるドライバーやパッセンジャーも居る、というモノ。
実はコレ、マツダが「人馬一体」と謳って文字通り狙って作り込んでいる乗り味なのですが、ハッキリ言って一般の平均的なドライバーには極めて解り難いモノです(^^;)。
参考:【マツダのクルマ造り】人間の平衡感覚を突き詰め、“人馬一体”を極める
紹介した記事でマツダの人馬一体の総元締めwである虫谷氏が語っていますが(以下、転載)
「我々が最も恐れているのは、“怖さを感じない”クルマであること。例えばどれほどスピードが上がっても音や振動を感じない車は、ドライバーに危険であるという情報を与えてくれず、とても危ないと考えている。自分が車をどのように使っているか認識できる情報を“フィードバック”として造り込めれば、車が安全をもたらすのではなく、ドライバーこそが最大の安全装置になり、人馬一体感を味わうことができる」(虫谷氏)。
コレ、何を言っているのか解るでしょうか?(^_^;)
要すれば、最新のマツダ車はコーナリングするクルマがロールする(傾く)大きさよってドライバーに「今アナタは"ゆっくり/そこそこ/かなり"のスピードでカーブを曲がっていますよ!」と教えてくれるってワケです。d(^.^)ロールの量=フィードバックって話。
怖いと感じればスピードを落とせば良く、真にドライバーが安全装置となるという意図通りのクルマ造りなワケですが、じゃぁ最新のマツダ車はあんまりスピードを出せないのか?といえばそんなことは全然なくって、スピードが上がっても適切な運転操作が出来ればクルマは気持ち良く曲がってくれる上に全然怖くはないんですょ。それでオーナーがそんな運転操作を出来るように助けてくれるのがi-DM(笑)。ぃゃ昨今のマツダ車のクルマ造りの一貫性って実にお見事(^^;)。
ただこの乗り味が極めて個性的であるが故に、なかなか理解するのが難しい。i-DMがウケない理由もまぁ同様です。
実は多くのオーナーがこの乗り味の事は体感しているんです。別にスピードを出せない市街地とか、ちょっとしたカーブや曲がり角なんかでほとんど無自覚に感じている"自然な"/"素直な"動きというのが正にソレであって、駄菓子菓子wソレはあまりにも日常の中の「当り前」のクルマの動きであるが故に、もうオーナーは改めて「良い」とか「気持ちイイ」とか自覚がないんですね(^^;)。
そうこの「当り前」が実は愛車の思いもかけない魅力だったりするんですが、悲しいかなこういうのって案外「失ってみないと判らない(認識できない)」から厄介です。
というワケでボクは最新のマツダ車についてはノーマルの足回りを或る程度乗り倒すことを先ず推奨する立場。コレが良いのか悪いのかをオーナーなりに味わった上で、支持するのか捨てるのかを判断すりゃぁイイと思っているんですが、なにしろ「下手クソがスピードを出すと、ちゃんと怖いと感じる」というクルマ造り(爆)なもんだから、「下手クソだけど、スピードはもっと出したい」となれば当然、足回りに不満を感じることになります(^_^;)。
まぁオーナーが上手いか下手かは横に置いて、いずれにしても足回りを弄るということは乗り味には少なからず影響があります。
最新のマツダ車に関すれば、マツダが謳う人馬一体が好きか嫌いか、そのままか捨てるのか、これはちゃんと考えておいた方が良いです。
またマツダ車に限らずホンダ車にはホンダなりの、スバル車にはスバルなりの乗り味に対する考え方、造り込みがありますので、それ好きか嫌いか、変わってもイイのか困るのか?については一考する必要があります。
なぜならば純正の乗り味が好きでこれを踏襲したいと思ってしまうと、足回りを弄る選択肢は非常に限られてしまうからです。
一方で、そこに拘らなければ選択肢は一気に広がります。別に純正の乗り味を捨てることが悪ではありません。バッサリ切り捨てる事のメリットは確実にあって、しかもそれで良いパーツメーカーの優れた製品が見つかれば、メーカー純正とは異なる好みの乗り味に出会える可能性だってありますから。ここまで読んで「なんか乗り味ってわかったようなわからないよーな…」とアナタが思っているのなら、敢えてそこには拘らず、それ以外の二つ(車高、乗り心地)を中心にパーツ選びをしてみるというのも十分にアリな考え方です(^-^)。
ということで愛車の何をどうしたいか?大事なモノ、どーでも良いモノw、を自分なりに取捨選択した上で、いよいよ具体的なパーツ選びは次回の話題(笑)。
足回りを交換したい!と思ったアナタにとって、実は一番重要なことがコレです。
★アナタは何が不満で、一体愛車をどうしたいのか?
事が足回りである以上、不満も要望もクルマの足回りが持つ機能や性能に関連することが対象となります。
①車高
②乗り心地
③乗り味
①に車高が来たのは意外ですか?(^^;)
サスペンション(スプリング)の重要な機能のひとつに「車体を支える」というのがありますから、正に車高の事、そのものです。
厄介というか難しいのは、この3つのどれか、或いは全てを「こうしたい」と思ったとしても、これらには微妙な相関関係があって、あれもこれも全てを思い通りに、とはなかなかいかない点です。
要望という点では
①車高 ⇒ 低くしたい
②乗り心地 ⇒ 良くしたい
③乗り味 ⇒ 速くしたい/楽しくしたい
というのはまぁ当然のことだと思いますが
①車高を低くしたい ⇒ 乗り味は良くなる/乗り心地は悪くなる
②乗り心地を良くしたい ⇒ 車高は低く出来ない/乗り味は楽しくならない
③乗り味を楽しくしたい ⇒ 車高は極端に低く・高く出来ない/乗り心地は悪くなる
なーんてハナシですね。極めて単純(簡単)に書きましたけど、この相関を理解しておくことは非常に重要です。d(^.^)
既に何度か書いていますが、チューニングというものは「何かを捨てて何かを得る」ことが基本です。アレもコレも、というのは基本的に不可能です。
得意のラーメンに例えれば(笑)、「脂多めにしたいけどカロリーは少なく」とか「味濃い目にしたいけど塩分は少なく」なんて無理なのと一緒(爆)。
大体、この相関関係を理解していない無知な人が「アレもコレも」と無茶を言うワケですが、、、(^^;
とは云え、基本的にはトレードオフになるこれらの要素を上手に解決するのが各社の技術力という側面もあるワケで、カタログに「車高を落としながら乗り心地を悪化させない」とか「運動性能と快適性能を高い次元で両立させた」なんて魅力的な言葉がカタログを飾ったりもします。ホントかよ?というツッコミはあるものの(笑)。
そう、足回り交換に関して言えば、アナタが「コレが不満⇒ソレをどうしたい?」を考える場合に実は、ソレをどの程度、どうしたいとセットにして、ソレ以外についてはどうなのか?をキッチリ考えておく必要があるということです。
例1)
①車高を低くしたい ⇒ どれくらい低くしたいのか?
+②乗り心地はどの程度悪化しても許せるのか?
+③乗り味には何をどの程度求める/或いは求めないのか?
例2)
①乗り味を良くしたい ⇒ どのくらいのレベルを求めるのか?
+②乗り心地はどの程度悪化しても許せるのか?
+③車高はどの程度まで下げても許せるのか?
なーんて具合ですね。
実はこの3要素の内の2つ、乗り心地と乗り味というのは意外に厄介な代物です。なぜなら乗り心地も乗り味も、車高のような数値で表せない定性評価(平たく言えば曖昧なモノ)だからです。
先ず乗り心地ですが、足回りを交換するということは一様に悪化傾向となります。なぜなら社外品のほぼ全てが純正よりバネレートを高めたモノだからです。バネが固くなれば乗り心地は間違い無く悪化します。先ずこの原則はしっかり理解しておく必要があります。
ただ一方で、実は人が感じる乗り心地にもっとも影響が大きいのがダンパーの性能や特性(セッティング)だったりします。多くのパーツレビューで社外品の車高調が「意外に乗り心地が悪く無い」「もしかしたらノーマルより乗り心地が良いかも?」と語られる理由がコレです。
つまり足回り交換で原則悪化する乗り心地の悪化を最低限に留めるためには、実は優秀なダンパーを選ぶことが非常に重要となります。
じゃぁ優秀なダンパーって?については次回(笑)。
次に乗り味ですが、これは乗り心地よりも更に厄介です(苦笑)。なぜならば乗り心地は単純に(素直に)アナタが感じる「良い/悪い」で判断が付きます。しかし乗り味の良し悪しはなかなかそうはいきません。優れているのかロクでもないかを客観的に評価するには相応にドライバーの運転技量が求められるからですが、実は個人として好きか嫌いかは誰でも云えます(苦笑)。
最新のマツダ車を例に取れば、客観的に評価するとこの乗り味は間違いなく極めて優秀です。ドライバーの操作にリニアでフィードバックに富み、多くのドライバーが乗り易いと感じる自然さがある上に、運転していて極めて楽しい(笑)。ただその一方で、速度が上がると車体が前後・左右にかなり大きく動く(傾く)ので、丁寧な運転操作が出来ないと「スピードを出すと怖い」と感じるドライバーやパッセンジャーも居る、というモノ。
実はコレ、マツダが「人馬一体」と謳って文字通り狙って作り込んでいる乗り味なのですが、ハッキリ言って一般の平均的なドライバーには極めて解り難いモノです(^^;)。
参考:【マツダのクルマ造り】人間の平衡感覚を突き詰め、“人馬一体”を極める
紹介した記事でマツダの人馬一体の総元締めwである虫谷氏が語っていますが(以下、転載)
「我々が最も恐れているのは、“怖さを感じない”クルマであること。例えばどれほどスピードが上がっても音や振動を感じない車は、ドライバーに危険であるという情報を与えてくれず、とても危ないと考えている。自分が車をどのように使っているか認識できる情報を“フィードバック”として造り込めれば、車が安全をもたらすのではなく、ドライバーこそが最大の安全装置になり、人馬一体感を味わうことができる」(虫谷氏)。
コレ、何を言っているのか解るでしょうか?(^_^;)
要すれば、最新のマツダ車はコーナリングするクルマがロールする(傾く)大きさよってドライバーに「今アナタは"ゆっくり/そこそこ/かなり"のスピードでカーブを曲がっていますよ!」と教えてくれるってワケです。d(^.^)ロールの量=フィードバックって話。
怖いと感じればスピードを落とせば良く、真にドライバーが安全装置となるという意図通りのクルマ造りなワケですが、じゃぁ最新のマツダ車はあんまりスピードを出せないのか?といえばそんなことは全然なくって、スピードが上がっても適切な運転操作が出来ればクルマは気持ち良く曲がってくれる上に全然怖くはないんですょ。それでオーナーがそんな運転操作を出来るように助けてくれるのがi-DM(笑)。ぃゃ昨今のマツダ車のクルマ造りの一貫性って実にお見事(^^;)。
ただこの乗り味が極めて個性的であるが故に、なかなか理解するのが難しい。i-DMがウケない理由もまぁ同様です。
実は多くのオーナーがこの乗り味の事は体感しているんです。別にスピードを出せない市街地とか、ちょっとしたカーブや曲がり角なんかでほとんど無自覚に感じている"自然な"/"素直な"動きというのが正にソレであって、駄菓子菓子wソレはあまりにも日常の中の「当り前」のクルマの動きであるが故に、もうオーナーは改めて「良い」とか「気持ちイイ」とか自覚がないんですね(^^;)。
そうこの「当り前」が実は愛車の思いもかけない魅力だったりするんですが、悲しいかなこういうのって案外「失ってみないと判らない(認識できない)」から厄介です。
というワケでボクは最新のマツダ車についてはノーマルの足回りを或る程度乗り倒すことを先ず推奨する立場。コレが良いのか悪いのかをオーナーなりに味わった上で、支持するのか捨てるのかを判断すりゃぁイイと思っているんですが、なにしろ「下手クソがスピードを出すと、ちゃんと怖いと感じる」というクルマ造り(爆)なもんだから、「下手クソだけど、スピードはもっと出したい」となれば当然、足回りに不満を感じることになります(^_^;)。
まぁオーナーが上手いか下手かは横に置いて、いずれにしても足回りを弄るということは乗り味には少なからず影響があります。
最新のマツダ車に関すれば、マツダが謳う人馬一体が好きか嫌いか、そのままか捨てるのか、これはちゃんと考えておいた方が良いです。
またマツダ車に限らずホンダ車にはホンダなりの、スバル車にはスバルなりの乗り味に対する考え方、造り込みがありますので、それ好きか嫌いか、変わってもイイのか困るのか?については一考する必要があります。
なぜならば純正の乗り味が好きでこれを踏襲したいと思ってしまうと、足回りを弄る選択肢は非常に限られてしまうからです。
一方で、そこに拘らなければ選択肢は一気に広がります。別に純正の乗り味を捨てることが悪ではありません。バッサリ切り捨てる事のメリットは確実にあって、しかもそれで良いパーツメーカーの優れた製品が見つかれば、メーカー純正とは異なる好みの乗り味に出会える可能性だってありますから。ここまで読んで「なんか乗り味ってわかったようなわからないよーな…」とアナタが思っているのなら、敢えてそこには拘らず、それ以外の二つ(車高、乗り心地)を中心にパーツ選びをしてみるというのも十分にアリな考え方です(^-^)。
ということで愛車の何をどうしたいか?大事なモノ、どーでも良いモノw、を自分なりに取捨選択した上で、いよいよ具体的なパーツ選びは次回の話題(笑)。
Posted at 2015/06/09 17:02:48
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