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調子が悪いので取りに来てほしいと連絡があり取りに行ってきました。

エンジンをかけた時は普通に冷間時アイドルアップし吹けも良い。

しかし走行中水温計が上がり出す頃にガス欠になったかのようにエンスト。
本当に何の抵抗も出来ずエンスト(゜o゜)

しかも再始動がなかなか出来ない。
１５秒近く頑張ってクランキングしてるとアイドリングしだすも走る事出来ず。

結局ロープで引っ張って帰りました。
これを３回繰り返しましたｗ

何故かと言うとエンジンを止め水温がある程度下がったらまた調子を取り戻し、空吹かし＆敷地内走行で水温を上げても意外と調子が良い。

勝手に直ったのかな？とか思い試走するとエンストｗ

まず真っ先に頭に浮かぶのはイグナイター。デスビにひっついておりエンジンが暖まると火花が飛ばずエンストするというのが良くあります。しかし、今回は症状が出た時も点火は正常（タイミングライトが光るかどうかの簡易チェック）

デスビもキャップをあけて目視でチェック。
基本的にデスビの不具合はこんな症状にはならないのでざっと。
吹け上がらなかったり、最初から調子悪かったりなどなど．．．。

次に測定したのは燃料ポンプまでの電圧。これが迷走のきっかけになってしまったのですが症状が出て無い時は10～12ｖの間でうろちょろ。しかし症状が出ている時は0ｖ～12ｖまでをうろちょろ表示していました。今思えばしっかり測定出来ていたのか怪しいです。エンジン不調で振れた際接触が今一になってた可能性があります。

暖機してからという所でイグナイターの可能性を捨て切れず、イグナイターが壊れるともれなく燃料ポンプも作動しなかった（忘れたので自信は無いです）はずなのでイグナイターの可能性を疑いながらキーシリンダー後ろの接点不良をチェック。接点を磨いて組むも変わらず（燃料ポンプの電圧にバラツキがあった為）。

エアベントカットソレノイドバルブも暖機してからというような不具合では無いけど一応オルタータ近くを通っている緑色の配線とボデーアースで電圧をかけ作動テスト。
外してないので音だけだけどかちっと作動している音がする。本当は外してみたいけど症状としてちょっとちがうのでスルー。判断の一つにエアクリーナーを外すというのもあるけど正直あまり参考にしていない。

完全に故障探求というよりは経験から来るよく壊れる場所を点検しただけになりましたが全部確証が無いまま点検を終えてしまいました。

長くなったので結論から書くと原因は燃料フィルター（フューエルフィルター）という悲しいオチでした。結構ゴミだらけになってました。息を吹き込むと抵抗無い感じに感じましたが交換したら直りました。

水温の上昇は関係なかったようです。走りに出ると燃料をたくさん使うので燃料フィルターの詰まりで供給が間に合わなくなったんだと思います。水温が下がると調子を取り戻したのでは無く、時間を置く事で燃料が追付いたいたんだと思います。

ＨＨ6アクティバン１５年式。１２万キロ。

水温計の赤ランプが点滅したという事でご入庫。

状況はラジエターからおよそ1Ｌの冷却水が入る位抜けており、リザーブタンクは溢れる一歩手前と言った感じでした。

ファンの作動ＯＫ
ラジエターキャップＯＫ
サーモスタットＯＫ
水温計も問題無さそう（診断機で見た限り）

そんな訳で排気ガスリークテスターをセット！！
そしたら液体が青→黄色。スポイトを使わなくても勝手にぶくぶくしてくれました。



このテスター最終判断で結構使えます。

このエンジンのヘッドガスケットが抜けると始動性が悪かったり、プラグが錆びたりしそうですが普通にエンジンの調子が良かったです。

しかしエキマニを外したら１番シリンダーからの通りだけ全体に湿気で濡れて色が変わってました。

以下交換後ｗ↓

ヘッドガスケットを交換後水を回してファンが回るのを待っていましたが外気温５℃位。回り出す温度が安定しない。１０１℃だったり９８℃だったり．．．。水温センサーはエンジン側。ファンを回すサーモスイッチはラジエター側。配管が長いから安定していない？と思いましたが何よりファンが３秒位しか回らない。
３秒くらいでは大体９２℃位までしか下がりません。この外気温でこれだけしか下がらないのはちょっと．．．。

ってな訳でサーモスイッチも交換し作動時間も正常な位長くなり水温も８７℃位まで下がる様になりました。逃してたらまたオーバーヒートさせるところだった。

この車はヘッドガスケット抜けの延長保証の対象に入っている車（年数オーバーですが）だったので抜けやすいんだと言う先入観があり正直サーモスイッチを逃してしまいそうでした。危ない．．．。

ついでにサーモスタットも一緒に交換した方がいいと思います（この車は１年前に交換済み）

アクティ　バモス　の冷却水のエア抜きは次にでも書こうと思います。

交換作業では基本的にインマニはヘッドから外さない様にしています。
何故ならインマニのガスケットを剥ぎ取るのにめちゃくちゃ時間がかかるからです。

後、歪みやすいエンジンなので歪みの点検は慎重に何回もした方がいいと思います。本当に歪んでいると２度手間になります。

ＨＡ6　ＨＡ7　ＨＨ6　ＨＨ7　ＨＭ1　全部同じ感じですね。

ざっと書いたので後で訂正します。

台数は結構やってきましたがこういうやり方もあるんですね(゜o゜)

ドライブシャフトを抜く事無くドライブシャフトで吊ってくるっと一回転( 一一)
下から支えてる？支えて無い？(゜o゜)

お客さんに見せれる作業になるのか分からないけどすげっｗっと単純に思いました。

自分のやり方もショックに負担がかかりそうなやり方ですあまり見せれたものでは無いですが(ーー;)

ＨＡ7アクティトラック　Ｈ11年式　１１万キロ　４ＷＤ

エンジンがかからないという事で引取りに行きました。

確かにかからない。

セルモーターは回るのだけどギヤが噛みあってない。
勢いよく回ってました。異音らしい異音はしない。

ギヤが飛んでいるならミッションのギヤを入れてユサユサ車体を前後させたら噛みあったりするのだけど全く駄目。

仕方ないので押掛けでエンジンを始動し持って帰りましたがその後現象が出なくなりました。

でも再発するといけないのでスターターを外して作動＆外観チェック！

特に問題無し(゜o゜)

相手側？っと思いクランクを回してギヤを確認してみるも摩耗しているけど欠けているとかでも無い。

フライホイールが歪んでいる？？とも思いましたが一つ気がかりな事が．．．。

それがトップ画像(ーー;)


何故かスターター本体に新しい傷が(ーー;)


リングギヤが外れたのかと思いスターター取付部からリングギヤまでの距離を１周ざっくり（残念整備士）測定するも誤差は1ｍｍも無い。手で触ってみるも動かない。


過去に違う中古部品を使って当ってしまったのか？とかも考えましたが結論からいうとやっぱりリングギヤがフライホイールと分裂してました(V)o￥o(V)

先にセルモーターを外してしまっていたので実際には見てませんが、症状が出た時に上のメクラを外して覗きながらセルを回して確認するのがベストだと思いました。

Ｈ１７年式　ＲＢ1　オデッセイ

直４エンジンだからコミコミ３万円位じゃない？

っと簡単に言ったものの部品だけでリビルト品４万円と意外と高かったですm(__)m

しかも．．．何でインマニの中にあるんだぁ！！

早速インマニを外しますｗ

インマニガスケット注文せねば！

下から１２ｍｍのナット１つ。そのステーを止めてる１２ｍｍ１つも外します。

難しくは無いです。

普通に外から外れると思っていたのでそれに比べると手間です。

意外とスターター固定ボルトが固くて軽く難儀しましたが大きく手こずる事無く作業できました。

相場では５万円～６万円みたいです。