携帯・固定・ネットつながらず、通信障害続く…サービス維持地域でも非常用電源が切れる可能性

1/4(木) 22:59配信



停電解消に向けて行われる復旧作業（３日、石川県輪島市で）＝飯島啓太撮影

　能登半島地震の影響で、石川県内を中心に携帯電話や固定電話、インターネットがつながりにくい状況が続いている。復旧は進んでいるが、停電が長引く地域では通信設備の非常用電源が切れる可能性もある。通信各社は多数の発電設備を現地へ送るなどの対応を進めている。

　ＮＴＴ西日本によると、４日午後６時３０分現在、輪島市と珠洲市の一部の約３８００件で、固定電話や光回線を使ったインターネット接続サービスが利用できない状況が続いている。一部地域では非常用電源で通信サービスを維持しており、４日午後１１時までに停電が解消しなければ、輪島市ではサービスを利用できないエリアが広がる見通しだ。

　携帯電話も、ＮＴＴドコモやソフトバンクなど大手４社は石川県の七尾市や輪島市、珠洲市、穴水町、能登町、志賀町の６市町の一部で、通話やデータ通信がつながりにくい状態が続いている。

　松本総務相は４日、記者団に対し、「停電が長期化すると支障地域の拡大もあり得る」と指摘。官民が連携して復旧を急ぐ考えを示した。

　総務省によると、テレビ放送では、設備の非常用電源が切れた影響などで輪島市の一部でＮＨＫと民放４局が停波している。

　地震の被害が大きい能登半島北部では、損傷した送電設備の復旧時期は見通せていない状況が続いている。北陸電力によると、４日午後５時時点で石川県内の約３万戸が停電している。

　このほか、小売店では４日も一部で休業が続いた。ファミリーマートは石川県と富山県の計３５店、セブン―イレブンは石川県の２店、ローソンも同県の４店が営業を取りやめた。

以上転載

停電の影響が深刻ですね。
携帯電話、TV、ラジオにも影響出ています。
🏪コンビニは身近なライフラインだと思いますから、復旧を祈ります。